ドイツ 6人殺害で服役中の看護師、90人を殺害か

German Nurse Imprisoned for 6 Murders, May Have Killed 90

Niels Hoegel, 40, is a German nurse convicted of the murders of six patients in 2015. However, further investigations have found evidence of at least 84 more victims. Hoegel testified in 2015 hearings that he injected patients with drugs in his murders, and attempted to resuscitate victims after death.

■チェック

・imprison 刑務所に入れる
・convict 有罪と宣告する
・investigation 捜査
・evidence 証拠
・inject 注射する
・resuscitate 蘇生させる

■対訳

「ドイツ 6人殺害で服役中の看護師、90人を殺害か」

ドイツのニールス・ヘーゲル受刑者(40歳)は2015年、6人の患者を殺害した罪で収監された。その後の捜査の結果、少なくとも更に84人の殺害に関わったことを示す証拠が発見された。ヘーゲル受刑者は2015年の公判で、患者に投薬し、患者が死亡した後に蘇生を試みていたと証言していた。

■訳出のポイント
convict は裁判所が 「~に有罪判決を出す」 「~に有罪を宣告する」という動詞。

convict of ~ で、「~で有罪となる」 となります。
victim は 「被害者」 という意味の名詞。

本文中の

further investigations have found evidence of at least 84 more victims.

では、主語が「further investigations(その後の捜査)」と無生物主語になっています。

無生物主語の文章を翻訳する場合、そのまま訳すと不自然な日本語になってしまうことがあります。
そのような場合は、主語に 「~によって」 「~のために」 などをつけて訳すと自然な文章になります。

よって、本日の場合は、

「その後の捜査が少なくとも更に84人の被害者の証拠を見つけた」
→「その後の捜査の結果、少なくとも更に84人の殺害に関わったことを示す証拠が発見された」

と訳しています。

動詞 attempt は 「~しようと試みる」 「~しようと企てる」 の意。

attempt to ~ で 「~しようと試みる」 となります。
try to~ も同じ意味としてよく使われますが、try to ~よりも attempt to ~ の方が丁寧な表現として使われることが多いです。

たとえば、論文で、「~を試みる」 という場合は、「attempt to ~」 を用います。
hearing は、聴力や聴覚という意味をご存知の方も多いと思いますが、本日のように、「公判」 や 「審理」、「(被告に対する」聴聞」 という意味で、英字新聞でも使われますので、覚えておきましょう。
警察は、ヘーゲル受刑者が 「多くの事件で犯行を自供した」 と発表しました。
ただ、自らの犯行の詳細を覚えていないとのこと。
確認されれば、単独犯による連続殺人としては同国史上最悪の犠牲者数に及ぶ可能性があります。

地元の放送局によると、これまでの審理でヘーゲル受刑者は、ドイツ北部にある診療所2カ所で、患者にわざと危険な薬物を注射し、救命活動を行うことで英雄視されようとしていたと認めていたそうです。

しかし、火葬した遺体もあり、当局は 「我々が証明できるのは氷山の一角に過ぎない」 としています。

■編集後記

日本でも点滴を受けた患者がその後連続して死亡するといったニュースが時々問題になります。横浜市の大口病院は昨年9月に点滴を受けた患者2人が相次いで死亡し、点滴薬には界面活性剤が混入されていたそうですが、この事件まだ犯人が捕まっていません。命を救うはずの病院が殺人の現場になるというのは本当に怖い話です。

(裏)台風が近づいているのに東京は天気がいいです。過ごしやすいし。今後変わるのかな。。

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