ハリケーン「ハービー」で死者30名、損害推計額が増加

30 Dead in Hurricane Harvey, Damage Costs Rise

As Hurricane Harvey prepares to make landfall once again in Texas and Louisiana in the United States, current damage estimates rose from $30 billion to $42 billion and higher. The storm has resulted in 30 deaths so far, with thousands more suffering losses to torrential rains.

■チェック

・landfall 上陸
・torrential 急流の、猛烈な
・estimate 推計、推定

■対訳

「ハリケーン「ハービー」で死者30名、損害推計額が増加 」

ハリケーン「ハービー」が米国テキサス州とルイジアナ州に再上陸する見込みの中、現在の損害推計が300億ドル(約3兆3000億円)から420億ドル(約4兆6000億円)以上に増加した。現在まで暴風雨で30名の死者が出ており、数千以上に及ぶ人が豪雨による被害を受けている。

■訳出のポイント

アメリカで甚大な被害が出ているハリケーンのニュースです。

以前より「台風」 typhoon および 「ハリケーン」 hurricane のニュースはこの英字新聞でも多く取り扱っています。

日本では、台風は番号をつけて呼びますが、国際名称というものがあります。
(例:2016年の台風10号は「Lionrock」)

これはハリケーンも同様です。
都度決めるのではなく、あらかじめ用意された名前リストから、発生する度に順に付けていきます。

ハリケーンの名前には、以前は女性名が使用されていました。
しかし、今回の 「Harvey」 は男性名です。
男女平等の観点から、1979年以降男女均等に名前が割り振られているそうです。

make landfall は、(台風が)「上陸する」 です。

once again 「もう一度」 という表現があることにも注意しましょう。

make landfall once again in Texas and Louisiana で、

「テキサス州とルイジアナ州に再上陸する」 となります。
torrential は、もともと川などが 「急流の」 「激流の」 という意味の形容詞。

ここから、雨が(奔流のように)「激しい」 「土砂降りの」という意味にもなっています。

通常 torrential rain で 「豪雨」 「集中豪雨」 にあたる言い方です。

日本語でよく使われるようになった 「ゲリラ豪雨」 に近い英語も、この torrential rain になるでしょう。
with thousands more suffering losses to torrential rains

の部分は、
with thousands more (of people) suffering losses to torrential rains

と考えると意味がとりやすいと思います。

「豪雨による被害を被っている数千以上の人」

→ 「数千以上に及ぶ人が豪雨による被害を受けている」

という感じになります。
ハリケーンの強さで5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」の勢力でテキサス州を直撃した「ハービー」は熱帯性暴風雨に勢力を弱め、30日にルイジアナ州南西部に再上陸しました。

ルイジアナ州は2005年にハリケーン「カトリーナ」で壊滅的被害を受けた地域です。

ハービーの被害規模は米史上2番目に大きい被害を出したハリケーン「サンディ」を上回る恐れがあり、これまで最大だったカトリーナをも上回るとの見通しも示されています。

■編集後記

昔米国留学中にフロリダでものすごいハリケーンがあってその直後たまたま近くを訪問したのですがまさにそれは文字通り壊滅的な被害で、空襲があったあとの焼け野原みたいでした。
ところで台風とハリケーンの違いを調べてみました。どちらも熱帯性低気圧の大型のもので一緒ですが発生した場所で呼び方が違うようです。
簡単にいえば赤道以北、太平洋の日本側が台風、太平洋のアメリカ側と大西洋がハリケーンと呼ぶそうです。

(裏)今日の東京は10月中旬くらいの天気だそうです。涼しいです!

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