ピーナッツアレルギーの治療に突破口

Peanut Allergy Treatment Breakthrough

Australian researchers have made a breakthrough in the treatment of peanut allergy in children with an oral immunotherapy that is still effective four years after it was administered.

■チェック

・peanut allergy ピーナッツアレルギー
・(make a)  breakthrough 突破口 (を開く)
・oral immunotherapy 経口免疫療法
・effective 効果がある
・administer (薬を) 投与する

■対訳

「ピーナッツアレルギーの治療に突破口」

豪州の研究チームが、投与から4年後にも効果が続く経口免疫療法によって、子どものピーナッツアレルギー治療の突破口を開いた。

■訳出のポイント

breakthrough は、研究などにおける「大発見」 「大成功」 「(躍進の)突破口」を意味する名詞。

make a breakthrough で「大躍進をする」 「突破口を開く」という表現になっています。

そこで、

made a breakthrough in the treatment of peanut allergy in children
の部分は

「子どものピーナッツアレルギー治療において突破口を開いた」

「子どものピーナッツアレルギー治療の突破口を開いた」

ということです。

administer は

「治める」 「管理する」 「経営する」

などの意でおなじみの動詞。

また、人や法廷などが

処罰・治療・儀式などを 「行う」 「執行する」 「施行する」

という意味でもしばしば使われる単語でもあります。

そして、今日の場合は、

(薬を) (人に) 「投与する」

という意味で登場しています。

本文後半の

an oral immunotherapy that is still effective four years after it was administered

の部分では、

関係代名詞 that が直前の an oral immunotherapy を受けていることに着目しましょう。

すると

「投与されてから4年後にまだ効果がある経口免疫療法」→

「投与から4年後にも効果が続く経口免疫療法」

となりますね。

世界では総人口の1%に当たる約7200万の人がピーナッツアレルギーを持っているそうです。

また、欧米ではアナフィラキシーショックによる死亡で最も多いのがピーナッツアレルギーだと言われています。

今日は、そんなピーナッツアレルギーの治療に突破口が開かれた、というニュースです。

今回の研究は、アレルギーを持つ子供たちに Lactobacillus rhamnosus 「ラクトバチルス・ラムノサス」と呼ばれる probiotic 「乳酸菌」 を、少量の peanut protain 「ピーナッツのタンパク質」と一緒に毎日、18カ月にわたって摂取してもらいました。

この乳酸菌は、近年一部のアレルギー反応の抑制との関連が指摘されているものです。

そして、治療終了後1カ月たってから検査したところ、82%の子どもがピーナッツへの耐性を維持し、4年後に再び調べた際にも、そのうち80%はピーナッツに対するアレルギー反応が出なかったと言います。

食物アレルギーは、ここ数十年で急速に増加しており、ピーナッツアレルギーはそばアレルギーと同様に、アナフィラキシーショックを引き起こしやすい、つまり命の危険がもっとも高いアレルギーのひとつとされています。

今後は、臨床への応用が期待されるところです。

■編集後記

実は1年ほど前から肩や背中の一部に湿疹ができるようになりました。
皮フ科で強めの軟膏をもらって塗ると収まりますがまた出てきます。
もしかして化繊アレルギーかと思い、最近、全てのシャツを綿100%にしました。
そしたらなんと湿疹が全くなくなりました。それまではポリエステル素材を着ても全く問題なかったのですが体質が変わっちゃったんでしょうか。
いずれにせよ原因が分かってよかったです。
ポリエステルが入ってるポロやシャツは全部廃棄しました。
(裏)明日から暑くなりそう。。でも夏ももう終わり?

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