2009年12月 一覧

ジョン・レノンの命日に若者が 『ベッド・イン』で抗議行動

Youth Give Bed-in Protest on John Lennon Anniversary

A score of youths from around the world pulled on their pj’s at the COP15 conference center, to perform their version of “bed-in” protest, singing a rendition of Give Peace a Chance with lyrics that reflected their climate concerns on Wednesday, the 29th anniversary of John Lennon’s assassination.

■チェック!

・a score of youths  大勢の若者
・pull on  身につける
・pj’s  (= pajamas)  パジャマ
・rendition  演奏
・lyrics  歌詞
・climate concerns  気候に対する懸念
・assassination  暗殺

■対訳

「ジョン・レノンの命日に若者が 『ベッド・イン』で抗議行動」

29年前に暗殺されたジョン・レノン命日の水曜日、COP15会議場で世界各国から集まった大勢の若者たちがパジャマを着て、気候問題に対する懸念を反映させた歌詞に替えた『平和を我等に』 を歌い、『ベッド・イン』 スタイルの抗議行動を行った。

■訳出のポイント

score は 「得点」 「成績」 「スコア」 という意味でよく知られている名詞ですが、「多数」 という意味でも使われます。

通常 a score of ~ あるいは scores of ~ という形で 「多数の~」となります。

そこで、本文の頭の部分 a score of youths from around the world は「世界各国からの多数の若者たち」 →「世界各国から集まった大勢の若者たち」 となります。

pj’s は pajamas の略語。

日本語では 「パジャマ」 ですが、英語では通常複数形の pajamas が用いられます。

もともとは、ゆるいズボンを意味するヒンディー語でしたが、それがヨーロッパに持ち込まれてから、上着を加えて寝巻きとして着用されるようになったといわれています。

動詞 render は 「変える」 「表現する」 「演奏する」あ るいは「演出する」 「解釈する」 「翻訳する」 などの意味で使われる動詞。

rendition はこの名詞形で、ここでは 「演奏」 という意味です。

しかし、 そこには単なる 「演奏」 というよりは、オリジナルではない、異なるスタイルやバージョンの、あるいは別の人による “演奏” というニュアンスが含まれます。

ここでは version の意味だと考えるとわかりやすくなります。

したがって、singing a rendition of Give Peace a Chance with lyrics that reflected their climate concerns の部分を直訳すると「彼らの気候に対する懸念を反映した歌詞を伴うバージョンの『平和を我等に』 を歌って」 →「気候問題に対する懸念を反映させた歌詞に替えた『平和を我等に』を歌って」 ということになります。 

去る12月8日は、NYの自宅アパート前で自称ファンの男に銃殺された元ビートルズのジョン・レノンの命日でした。

この日、彼と妻のオノ・ヨーコによって1969年に行われた「平和活動パフォーマンス」として有名な 『ベッド・イン』 を、自分たち風に再現した若者たちがいた、というニュースです。

ジョンとヨーコが結婚した1969年はベトナム戦争の真っ最中。
どうせハネムーンでマスコミに追いかけまわされるのならば、それを 「平和を訴えるために利用してやろう」 という作戦でした。

Bed-in と題されたパフォーマンスは、2人のハネムーン先のアムステルダムとモントリオールのホテルの1室でそれぞれ数日に渡って行われました。
内容としては、パジャマ姿でベッドの中にいる2人が世界中からの報道陣を招きいれ、インタビューに答えるというものでした。

また、最終日には、様々な有名人を部屋に招いて、彼の初ソロ・シングルとなった Give Peace a Chance (邦題「平和を我等に」)のレコーディングを行いました。

■編集後記

鳩山首相(と弟)の母親からの現金贈与疑惑がクローズアップされてます。
今朝の報道では贈与税の修正申告を行う準備を始めたとされてましたが、これ明るみに出なかったら、そのまま放置されてたんでしょうね。
国民が税金を払わないというのは、最大の国家に対する反逆行為です。
それを首相自らが実践して、ばれちゃったから払うというのは本当に噴飯ものですね。税金を払うのがアホらしくなってきます。
これもし、米国だったら刑事告訴間違いないそうです。

(裏)ハーフ自己ベストの余韻はまだ続く。。。(笑)


『にせの指紋』で中国人女性が日本へ不法入国

Chinese Woman with “Fake Fingerprints” Sneaks into Japan

A Chinese woman, who managed to enter Japan illegally by altering her fingerprints through plastic surgery and fooling a biometric security system at the airport.

■チェック!

・fake fingerprint  にせの指紋
・sneak into  ~に忍び込む
・alter  変える、変造する
・plastic surgery  整形手術
・fool  [動詞] あざむく、だます
・biometric security system  生体認証システム

■対訳

「『にせの指紋』で中国人女性が日本へ不法入国」

整形手術で指紋を変えて空港の生体認証システムを欺き、日本への不法入国に成功した中国人女性が逮捕された。

■訳出のポイント

fake は fake fur 「フェイクファー」 = 「模造毛皮」 のように、「にせの」 「偽造の」 「でたらめの」 という意味の形容詞。

そこで fake fingerprints は 「にせの指紋」 です。

sneak は 「こそこそ動く」 「うろうろする」 という意味の動詞。

sneak into ~ で 「~へこっそり入る」 → 「~に忍び込む」「~へ潜入する」 という句動詞になります。

今日のタイトルでは sneaks into Japan で、「日本に忍び込む」→「日本に不法入国する」 の意味になっています。

通常 「~国へ不法入国する」 にあたる表現は、本文で使われている 「enter ~(国名) illegally」 が一般的で、名詞 「(~への)不法入国」 だとillegal entry (into ~) です。

manage は 「管理する」 「経営する」 という動詞としてよく知られていますが、「なんとかしてやり遂げる」 「どうにか達成する」 という意味も重要です。

この場合、succeed 「成功する」 に近い意味で使われるのですが、よりくだけた言い方です。

manage to ~ 「なんとか~する」 「かろうじて~に成功する」という形で、とくに頻出です。
しっかり、使えるようにしておきましょう。

fool はもともと 「ばか者」 「愚か者」 という意味の名詞です。

ここから 「ふざける」 「ばかなまねをする」、あるいは「人を馬鹿にする」 → 「だます」 「あざむく」 「ごまかす」といった意味の動詞としても使われています。

よって fooling a biometric security system at the airport は「空港で生体認証システムをあざむく」 ということです。

逮捕された27歳の中国人女性は、左右の指の皮膚を移し替えて、両手の指計4本の指紋を変えたと思われます。

本人も、「中国で約130万円払って手術を受けた」と供述しているそうです。

2007年11月に、日本で外国人入国の際の生体情報認証システムが導入されて以来、846人の外国人が入国を拒まれ、その大半は過去に不法残留などで強制退去になった人物と指紋が一致したということです。

■編集後記

この中国人女性が不法に入国したのは昨年の12月でした。
それがなんで1年も経って逮捕されたのか?彼女は先月、日本人男性との虚偽の婚姻届を出し、公文書不実記録の罪で起訴された。
さらに2年前、2007年に彼女は不法残留で強制退去させられていたことがわかった。
そして指紋の照合をしたら現在と2年前では合わず、さらに手術の痕跡が確認されたものと思われます。
しかし手術で指紋を入れ替えるとはちょっと痛々しいニュースです。

(裏)ハーフの自己ベスト更新!
なんと6パー、1バーディ、2ボギーの37!


iPhone オーケストラがデビュー

iPhone Orchestra to Debut

A group of students at the University of Michigan design, build, and play musical instruments on their iPhones and iPod touches, creating the Michigan Mobile Phone Ensemble, which is due to give its first concert this week.

■チェック!

・musical instrument  楽器
・ensemble  アンサンブル、合奏団
・due to  ~する予定である

■対訳

「iPhone オーケストラがデビュー」

ミシガン大学の学生グループが、iPhone および iPod touch で楽器を設計・作成・演奏し、『ミシガン携帯電話合奏団』を結成。今週初のコンサートを開く予定だ。

■訳出のポイント

instrument は元来 「建築するのに用いるもの」 の意。

「道具」 「器具」 「機器」 の意味で使われる名詞となっています。

よって musical instrument は 「音楽の道具」 → 「楽器」 です。

文脈で明らかな場合は、instrument だけでも 「楽器」 の意味で使われるので注意しましょう。

ensemble は、主に女性の、(組み合わせて)「そろいにした服装」→ 「アンサンブル」 という意味でしばしば使われる単語です。

また、今日の記事のように音楽用語で、比較的少人数の 「合唱団」「合奏団」 あるいはその 「合唱曲」 「合奏曲」 の意味にもなります。

そこで、the Michigan Mobile Phone Ensemble で「ミシガン携帯電話合奏団」 ということです。

due は、もともとは金銭や報酬に関して 「支払いの義務がある」「期限が来ている」 という形容詞です。

ここから、「~のはずである」 「~になるはずである」「~の予定である」 という一般的な意味でも使われるようになっています。

とくに due to ~ という to 不定詞を取る形で 「~することになっている」「~する予定である」 という表現になります。

give a concert は 「コンサートを開く」 「コンサートを催す」という言い方。

ここでは give its first concert なので 「初コンサートを開く」ということです。

したがって、文の最後の部分、which is due to give its first concert this week は 「(『ミシガン携帯電話合奏団』は)今週初のコンサートを開く予定である」 となります。

この合奏団は、ミシガン大学の音楽授業の一環で、iPhone を楽器として新しい音楽の作成・演奏を研究するというもの。

教官は同大で電気工学・コンピュータサイエンスを教える Greog Essel 氏。

彼は、ミュージシャンでもあり、iPhone の人気音楽アプリ Ocarina の開発者だそうです。

■編集後記

そのオーケストラのアプリ、早くDLしてみたいですね。
僕のiphoneには、ドラムのアプリがあり、画面上に実際のドラムのように、バスドラム、スネア、ハイハット、シンバル、タムが上から見下ろすように配置されていてそれを指でたたくと音がする。
さらに録音もできて、ドラムプレーを楽しむことができます。
暇つぶしには最高のアプリです(自宅か会社でしかできませんが。。)

(裏)明日、先週のリベンジいってきます。
違うゴルフ場ですが。。


石川遼、世界最年少の賞金王に

Ryo Ishikawa Becomes World’s Youngest Money List Winner

18-year-old Ryo Ishikawa became the youngest money title winner on the Japanese circuit and any major professional tour in the world, after finishing tied 19th in the season-ending Nippon Series JT Cup on Sunday.

■チェック!

・money list (title) winner  賞金王
・finish tied  タイ(同順位)で終わる

■対訳

「石川遼、世界最年少の賞金王に」

18歳の石川遼が日曜日に、今季最終戦の日本シリーズJTカップを19位タイで終え、日本および世界の主要プロツアーにおける最年少賞金王となった。

■訳出のポイント

money list、 money title ともに money は prize money 「賞金」のことを指しています。

money list は 「賞金の(順位)一覧表」 → 「賞金ランキング」 の意味で、money list winner で 「賞金ランキングの優勝者」 → 「賞金王」 ということです。

本文の money title winner 同様に、「賞金タイトルの勝者」 → 「賞金王」 です。

circuit は日本語の 「サーキット」 の語源となった語で、もともとは 「回ること」の意で、「周囲」 「円周」 あるいは 「回路」 「回線」 といった意味で使われています。

また、 公演、興行などの 「巡回」 「巡業」 という意味でも用いられ、この場合 tour と同じ意味になります。

そこで、on the Japanese circuit は 「日本ツアーで」 ということです。

日本語でも 「タイになる」 ともいいますが、tie は「~と同点(同記録・同位)になる」 という動詞。

その過去分詞が形容詞化した tied は 「同点(同記録・同位)の」の意味になります。

そこで、finish tied _th で 「_位タイで終わる」 という言い方。

season-ending は文字通り 「シーズンを終わらせる」 「シーズンを締めくくる」→ 「今季最終の」 ということです。

今回石川遼は18歳賞金王獲得で、日本ツアーでは1973年に26歳で賞金王となった尾崎将司選手の最年少記録を大幅に更新。

世界主要ツアーでも、欧州ツアーでのセベ・バレステロス選手(スペイン)らの19歳を更新する “世界最年少” 記録となりました。

■編集後記
石川の賞金王決定以上にうれしかったのは丸山茂樹の10年ぶり国内Vですね!
優勝インタビュー、まじもらい泣きしました。。
感動しました。。
石川は来年、全部のメジャーに出場する権利を自らの手で勝ち取りました。
来年のメジャーが本当に楽しみです。
日本の代表として敵地に乗り込むわけですからね!

彼も当然、英語を話す機会が増えると思います。

英語は会話でも文章でも文章の前からどんどん頭の中で意味を理解していかなくてはなりません。
本来日本語と比較して語順が違います。
聞いたり読んだ英語を頭の中で日本語の語順に【置き換え】ていては、ついていけません。

日本語の語順に置き換えて意味を理解することを【返り読み】といいますが、英語上級者でこんなことをしている人はいませんよ。。
【返り読み】の癖をなくすにはこれ(↓)が劇的な効果をもたらします。

http://tokyo-sim.com/hsj_eij/#form

(裏)12月ですが昨日、丸山茂樹は半袖のシャツでプレーしてましたね!


タイガー・ウッズ、『家族を失望させた』

Tiger Woods Says ‘I Have Let My Family Down’

Golf star Tiger Woods apologized to his family for “transgressions” in a statement on his website, in the thick of continuing speculation over his private life after a car accident last week.

■チェック!

・let down  失望させる
・apologize  謝罪する
・transgression  (宗教・道徳上の)罪
・in the thick of  ~の最中に
・speculation  憶測

■対訳

「タイガー・ウッズ、『家族を失望させた』 」

花形ゴルフ選手のタイガー・ウッズが、先週の自動車事故以来、私生活をめぐる憶測が飛び交い続ける中で、自身のウェブサイトの声明で、家族に対して自分の『罪』を謝罪した。

■訳出のポイント

「下に」 「下方へ」 という前置詞としておなじみのdown 。

「下にある」 「降りてくる」 という意味の形容詞でもあります。

また、「気分的に下にある」 → 「(精神的に)落ち込んでいる」「意気消沈している」 「元気がない」 といったニュアンスでも使われます。

ここから let down は(人を)「気分的に落ち込ませる」 → 「失望させる」「期待を裏切る」 という言い方。

Don’t let me down. 「がっかりさせないで」 などのように、日常的によく使われる表現なので覚えておくと便利です。

タイトルでは I Have Let My Family Down なので「私は家族を失望させてしまった」 ということになります。

apologize は 「わびる」 「謝罪する」 という動詞。

apologize to 人 for ~ で 「~について人に謝罪する」 という言い方になります。

thick は 「厚い」 「濃い」 「激しい」 などの意味の形容詞ですが、名詞で 「もっとも厚い(濃い)部分」 「激しい(密集した)場所」の意味にもなります。

ここから、活動などが 「もっともさかんなとき」 → 「(活動の)最中」というニュアンスで使われることがあります。

そこで、in the thick of ~ で 「~の最中に」 「~の真っ只中で」という言い方です。

speculation は 「推理」 「推測」 「憶測」 といった意味でよく使われる名詞ですが、これらが “根拠がなく不確かな情報に基づく” ものであるという意味合いを含んでいるので注意しましょう。

speculation over (about) ~ で 「~についての推測」「~に関する憶測」 ということです。

よって in the thick of continuing speculation over his private lifeは 「継続している(彼の)私生活に関する憶測の最中で」 →「私生活をめぐる憶測が飛び交い続ける中で」 となります。

タイガー・ウッズは声明で・・・I have let my family down and I regret those transgressions with all of my heart.「家族を失望させてしまい、自分の罪を心から悔いています」といっていて、transgressions の具体的な内容には触れていません。

しかし、この単語が “宗教的・道徳的な罪” を表すことから、一連の不倫報道を認めているようにも解釈できます。

また彼は、自分の “罪” を認めた上で以下のようにかなり強い調子でプライバシーの尊重も訴えています。

Personal sins should not require press releases and problems within a family shouldn’t have to mean public confessions.

「個人的な過ちを報道発表する義務はないし、家庭内の問題を公衆の面前で告白する必要もないはずです」。

■編集後記

タイガーウッズを持ち出すまでもなく世界のゴルフのトッププロは家族を大切にするというイメージが非常に強いです。
だからトーナメントでも必ず、優勝すると奥さんや子供たちがグリーン上のパパの元に駆け寄り、パパはみんなを抱きしめる、というシーンが繰り返し放映されます。
日本のゴルフではあまりそういうシーンは見られませんが。。
これは国民性ですよね。。
まあ、ある意味パフォーマンス的な部分もあると思うけど、やはりそういったシーンを見るとじ~んときます。
そういう意味で、世界のナンバーワンであり、世界のPGAツアーの頂点に立つタイガーがもし不倫をしていたとしたら、残念です。。。

(裏)「シャトゥーン ヒグマの森」を呼んでます。
ヒグマ怖い!


報道:北朝鮮がデノミ実施

Report: North Korea Redenominates Currency

North Korea is in the process of redenominating its currency, the won,knocking two noughts off the nominal value of banknotes, South Korean media reported on Tuesday.

■チェック!

・redenominate currency 通貨改革をする→デノミネーションする
・nought (= zero) ゼロ
・nominal value  額面金額
・banknote  紙幣

■対訳

「報道:北朝鮮がデノミ実施」

北朝鮮が通貨ウォンのデノミネーション(通過改革)中で、紙幣の額面金額からゼロをふたつ取り除いている、と韓国のメディアが火曜日に報道した。

■訳出のポイント

「デノミ」 と省略されることが多い 「デノミネーション」 という言葉は「通貨の単位」 を意味します。

また、日本語では、同時にそれらを切り上げたり切り下げたりする、すなわち 「通貨単位の改革」 を指す言葉としても使われています。

しかし、この 「デノミネーション」 の元の単語である英語のdenomination は 「通貨の単位」 の意味ではありますが、「通貨の単位を切り上げたり切り下げたりする」 という意味では使われないので、かなり紛らわしいことになっています。

日本語で “通貨単位の改革” という誤った意味で用いられる「デノミ」 に相当する英語は redenomination です。

そして、今日の記事で登場している redenominate はその動詞形で「通貨を改革する」 ということです。

日本語でも 「プロセス」 といいますが、process は 「過程」 「経過」「進行」 という意味の名詞。

そこで be in process of ~ で 「~の過程で」 「~の進行中で」「~の最中で」 という言い方になります。

したがって、North Korea is in the process of redenominating its currency は 「北朝鮮が通貨単位の変革の最中である」 ということです。

knock off は 「たたき落とす」 「払いのける」 という句動詞。

knocking two noughts off the nominal value of banknotes で「紙幣の額面金額からゼロをふたつたたき落としている」→「紙幣の額面金額からゼロをふたつ取り除いている」→「紙幣の額面金額を100分の1に切り下げている」ということになります。

報道によると、北朝鮮は旧貨幣を100対1の割合で新貨幣と交換するデノミネーションを11月30日実施し、交換期限は今月6日までだそうです。

今回のデノミは、貨幣の名称 won 「ウォン」 はそのままで、額面だけ100分の1に切り下げた通貨切り下げ currency devaluation ということです。

デノミネーションは通常、猛烈なインフレに見舞われた国で通貨の価値が大幅に下落した場合に、金額の表示が膨大になって計算・記帳・支払いなどが困難になるのを防ぐために実施されるもの。

北朝鮮情報筋によると、平壌市民の平均月収は約3000ウォンであるのに対し、2002年には1キロ30~50ウォンだったコメ価格が1200ウォンまで上昇するインフレが続いてたということです。

■編集後記

デノミネーションなんて普段なかなか聞くことがない言葉です。
日本でも以前、1ドル100円を1ドル1円にする、という提案があったとか。
いずれにせよある程度の社会的混乱は必至です。
報道によれば、北朝鮮は富裕層のタンス預金を全部引っ張りだすためにこの施策をするそうです。

今日から男子ゴルフ最終戦、日本シリーズJTカップです!
石川が、賞金王となる可能性が非常に高いです。
というのも2位の池田はこの大会に優勝するしかないからです。
現在2455万円差。
優勝賞金は4000万円。
2位は1500万円。
池田が勝って、石川が単独2位でも、45万円差で池田の逆転賞金王が決まる。
一方、池田は優勝しなければ、石川は順位に関係なく賞金王が決まる。
さらに、もし石川が賞金王となったら、なんと世界最年少の賞金王となります。
世界です!!

(裏)昨夜は赤坂在住の仕事仲間と久々に一杯。
だが二日酔いはない!


『米国の二の舞いにはなるな』 マイケル・ムーア監督が日本に警告

Director Michael Moore Warns Japan “Not to Follow U.S.”

U.S. documentary filmmaker Michael Moore visited Japan for the first time to promote his new movie “Capitalism: A Love Story,” urging the world’s second largest economy not to follow the same path taken by the U.S. in a news conference at the Tokyo Stock Exchange on Monday.

■チェック!

・promote 宣伝する
・capitalism 資本主義
・follow the path 道を歩む
・Tokyo Stock Exchange 東京証券取引所

■対訳

「『米国の二の舞いにはなるな』 マイケル・ムーア監督が日本に警告 」

米ドキュメンタリー映画のマイケル・ムーア監督が新作の『キャピタリズム マネーは踊る』の宣伝のために初来日し、月曜日に東京証券取引所での記者会見で、世界第二の経済大国である日本に対して、米国がたどったのと同じ道を歩まないように呼びかけた。

■訳出のポイント

follow は 「~に続く」 「~の後についていく」 という動詞で、 「~に従う」「追随する」 といった意味でも使われます。

そこで、 タイトル中の Not to Follow U.S. は 「米国に追随するな」→「米国のようにはなるな」 「米国の二の舞いにはなるな」 といったニュアンスになります。

warn 人 not to ~ で 「人に~しないように警告する」 ですから、タイトルは直訳すると 「マイケル・ムーア監督が日本に『米国のまねをしない』 ように警告した」 ということです。

動詞 urge も同じように、 urge 人 not to ~ という形で「人に~しないように呼びかける (促す・勧める)」 となります。

また follow the path が 「道を歩む」 という表現なので、follow the same path taken by the U.S. は「米国によってたどられた同じ道を歩む」 →「米国がたどったのと同じ道を歩む」 ということです。

したがって urging the world’s second largest economy not to follow the same path taken by the U.S. の部分は「世界第二の経済大国に米国がたどったのと同じ道を歩まないように呼びかける」 となります。

そして the world’s second largest economy とは日本のことを言い換えたものなので、対訳では 「世界第二の経済大国である日本に対して・・・」 としているわけです。

新作で世界的金融危機の引き金となった米ウォール街を痛烈に風刺し、ニューヨーク証券取引所は立ち入り禁止になっているムーア監督。

今回の初来日では東証で会見を開けたことについて 「驚きだし光栄」だとしつつ、日本に対しては “弱肉強食で貧富の差が極端に大きい米国社会を見習うな” との警告発言をしました。

■編集後記

マイケル・ムーア監督に言われるまでもなく、リーマンショック後の金融恐慌で世界でもっとも一番被害を受けたのは日本じゃないかと思われるほど、日本経済は疲弊しています。
株価もおそらく年内回復の見込みは薄いし。。
実はマイケル・ムーアのドキュメンタリーは見たことないので、今度、ツタヤで借りてこようかと思います。

(裏)会社内の組織改革進行中!
めちゃくちゃこれから加速しそうです!


スーザン・ボイルのデビューアルバム、英国チャート史を塗り替える

Susan Boyle’s Debut Album Makes UK Chart History

Susan Boyle’s “I Dreamed a Dream” became the fastest selling debut album in British history, storming to the top of the charts with more than 410,000 copies sold in the first week.

■チェック!

・make history  歴史を塗り替える
・(hit) chart  (音楽)ヒットチャート
・storm to the top  トップ(1位)に駆け上がる

■対訳

「スーザン・ボイルのデビューアルバム、英国チャート史を塗り替える」

スーザン・ボイルさんの 『夢やぶれて(原題: I Dreamed a Dream)』 が、発売第1週に41万枚以上を売り上げて英国ヒットチャートの1位に駆け上がり、デビューアルバムの最速セールス記録を塗り替えた。

■訳出のポイント

make history は直訳すると 「歴史を作る」 ですが、ようするに「歴史に残るような重大なことをする」 「歴史を塗り替える」 という表現です。

history の前に様々な名詞を加えることで、「~の歴史に残ることをする」「~史を塗り替える」 という言い方に応用できます。

例えば、make motion picture history 「映画の歴史をつくる」 という具合です。

したがって、タイトルの Makes UK Chart History は 「英国チャート史を塗り替える」になります。

storm は 「嵐」 「荒天」 という名詞で知られていますが、動詞としても使われます。

その場合は 「嵐が吹く」 → 「(嵐のように)急襲する」 「勢いよく突入する」といった意味になります。

そこで storm to the top は 「(嵐のような勢いで)トップに駆け上がる」。

storming to the top of the charts で 「ヒットチャートの1位に駆け上がる」ということになります。

日本語では、アルバム、CD、 DVD などは 「_枚」 と数えますが、英語だと copy を使います。

また、本の 「_冊」 にあたるのも copy (copies) になるので、合わせて確認しておきましょう。

よって with more than 410,000 copies sold in the first week の部分は「(発売)第1週に41万枚以上が売れて」 ということです。

スーザン・ボイルさんは、英国のオーディション番組で美声が話題となり、 YouTube に投稿された動画は世界中で3億回以上視聴されたといいます。

今回のデビューアルバムも、発売前からオンラインショップの「Amazon.com」で話題になっていました。

また、英国だけでなく、米国、カナダ、ニュージーランドでも近々 No.1に躍り出るという予測がされています。

■編集後記

スーザン・ボイルさん、48歳の歌姫。
一見、伊豆の温泉に観光バスでやってきて、翌日、国道沿いの土産物店ですれ違っても全く記憶に残らないような感じの方ですが、この人すごいんですね。
2009年4月、つまり半年前までは愛猫とひっそり暮らしているただのおばさんだったんですが、歌のオーディション番組に出演したところ、その歌唱力が審査員や観客の度肝を抜き、スタンディングオベーションとなり、その模様がYouTubeで配信されたのです。
奇跡ですよね。。
でも歌声、本当に素晴らしいです。

(裏)今日から12月。
師走。
早いです。
あっという間の1年でした。。


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