2010年07月 一覧

モスクワ市民、最悪のスモッグに苦しむ

Muscovites Suffer from Worst Smog

The worst smog to hit Moscow in a decade, sparked by a few dozen of peat fires burning in a record breaking heatwave, has boosted the Russian capital’s pollution 10 times above safe levels.

■チェック!

・Muscovite  モスクワ市民
・(be) sparked by ~がきっかけで起こる
・peat fire  泥炭火災
・heatwave  熱波
・pollution  (大気)汚染

■対訳

「モスクワ市民、最悪のスモッグに苦しむ」

記録的な熱波で発生する数十もの泥炭火災によって、この10年で最悪のスモッグがモスクワを襲い、ロシアの首都の大気汚染は安全水準の10倍となっている。

■訳出のポイント

suffer from ~ は 「~に苦しむ」 「~に悩まされる」 という句動詞。

「苦痛・病気に苦しむ」 場合や、「災害や損害などを被る」 ときなど、必ず否定的な文脈で使われる表現です。

今日のタイトルでは 「モスクワ市民たちが最悪のスモッグに苦しむ」ということです。

spark はもともと 「火花」 「火の粉」 という名詞です。

ここから、動詞として 「火花を散らす」 「閃光を発する」 →「~の導火線(口火)となる」 「~の火付け役となる」といった意味にもなっています。

be sparked by ~ で 「~によって火をつけられた」 →「~がきっかけで起こる」 「~が引き金となって起こる」という言い方です。

peat は 「ピート」 「泥炭」。

すなわち、泥上の炭で、主に低温地帯の沼地で植物が十分に分解されずに堆積したものです。

ロシアの首都モスクワの郊外には、泥炭層が広がっているのですが、折からの猛暑でこの泥炭層の各地で発火が起こり、泥炭火災 peat fire が相次ぎいでいます。

そして、その煙は中心部まで漂ってきて、現在モスクワは完全にスモッグに覆われた状態になっているといいます。

これにより、大気中の carbon monoxide 「一酸化炭素」 とsuspended particles 「懸濁粒子」 の濃度は安全水準の10倍まで上昇。

この大気を吸い込むと、40本のタバコを3~4時間以内で吸うのに相当する負担が身体にかかるそうです。

2002年のモスクワでのスモッグ発生時には1週間当たり600人が死亡したという指摘もあり、今回の煙害ではさらに多くの犠牲者が出るだろうという警告もされています。

■編集後記

今日から社員旅行へバリへいきますのでしばらく配信をお休みします。
次回配信は、8月5日(木)となりますのでよろしくお願いします。

バリにはもう5回目です。
家族で行くときはジンバランベイのフォーシーズンズを使うのですが、あそこは高いので(笑)、社員で行くときはヌサドゥアのグランドハイアットです。
ここはショッピングモール、バリコレクションにも近く、バリゴルフ&カントリークラブにも近いので便利です。

バリの日本人不動産王の兄貴にも会いに行きます!
楽しみー^^
暑さ対策のために、愛用のサプリメントを5箱用意!
スタッフにも飲ませます。

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良かったら安いうちに買い溜めです!!
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(裏)ビデオカメラの整理。
1月のハワイ旅行をHDDデッキに移動。。


ヤフー・ジャパン、グーグル検索エンジン採用へ

Yahoo Japan to Switch to Google’s Search Engine

Yahoo Japan, Japan’s number one Internet portal operator, said on Tuesday that it will adopt Google’s search engine and advertisement delivery system rather than Microsoft’s.

■チェック!

・switch to ~へ切り替える、乗り換える
・adopt  採用する
・advertisement delivery system  広告配信システム

■対訳

「ヤフー・ジャパン、グーグル検索エンジン採用へ」

日本最大のインターネット・ポータル・オペレーターのヤフー・ジャパンは火曜日、マイクロソフトのものではなくグーグルの検索エンジンと広告配信システムを採用すると伝えた。

■訳出のポイント

switch はもともと電気機器の 「スイッチ」 「開閉(切替)装置」 という名詞。

ここから、「(電源を)入れる」 「オンオフする」「(スイッチを)切り替える」 という動詞としても使われるようになったものです。

もちろん、今では電源だけではなく 「~を切り替える」 「~を取りかえる」「~を交代する」 という一般的な動詞としてよく使われます。

adopt の語源は 「選んで採用する」 という意味のラテン語 adoptare 。

ここから、複数の選択肢から選んで 「採用する」 「導入する」 という意味の動詞 になっています。

ここでは、数ある検索エンジンの中から “グーグルを選んで採用する”ということです。

rather than ~ は 「~よりはむしろ」 「~よりかえって」 →「~ではなくて」 という表現。

ここで注意したいのは、rather than Microsoft’s の後ろにはsearch engine and advertisement delivery system が省略されていることです。

したがって、 「マイクロソフトのもの(=検索エンジンおよび広告配信システム)ではなく」 となります。

ヤフー・ジャパンはソフトバンクが筆頭株主で、米 Yahoo! は第二位株主。

米 Yahoo! は、すでにマイクロソフト社の検索エンジンおよび広告配信システム採用を決定していることから、ヤフー・ジャパン(=ソフトバンク)は独自の道を選択したことになります。

ヤフーは現在、米ヤフー開発の検索エンジンを基盤とし、日本語や日本の市場環境に合わせて改良した検索サービスを提供しています。

しかし、世界的に圧倒的なシェアを握るグーグルに比べると、技術開発力・インフラ規模・スピードなどの点でかなり劣るといわれています。

とくに、最近はミニブログ 「ツイッター」 のようにリアルタイム性の高い情報に対する検索ニーズが高まっていますが、グーグルに比べてヤフーの対応が遅れている点も指摘されています。

日本での検索シェアは現在ヤフーが5割、グーグルが4割弱。

今回のヤフーの判断によって、日本の検索市場の大半をグーグルの技術が占める可能性が出てきました。

■編集後記

僕が運営する会社(アカデミアジャパン株式会社)は、SEO(エスイーオー)といって検索エンジン上位表示をお客に提供するサービスをしています。
それまでヤフー対策とグーグル対策は異なった手法をとっていましたが、これでグーグル対策一本に集中できます。
しかし同時に多くのライバルがグーグル対策一本で集中しますので競争の激化になること必至です。

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(裏)大阪から東京へ戻りました。
明日からバリです!


ペットボトル船、太平洋横断に成功

Plastic Bottle Boat Completes Trans-Pacific Voyage

A boat made from 12,500 plastic bottles sailed into Sydney Harbor on Monday, completing its 130-day, 14,800 km voyage from San Francisco.

■チェック!

・plastic bottle  ペットボトル
・trans-Pacific  太平洋横断
・voyage  船旅、航海

■対訳

「ペットボトル船、太平洋横断に成功」

1万2500本のペットボトルから作られたボートが、サンフランシスコ出発後、130日間に渡る1万4800キロの航海を終え、月曜日にシドニー港に入港した。

■訳出のポイント

日本語では 「ペットボトル」 という言葉がすっかり定着していますが、英語では plastic bottle といいます。

よって、a boat made from 12,500 plastic bottles は 「1万2500本のペットボトルから作られたボート」 ということです。

trans- は 「~を越えて」 「~を横切って」 という意の接頭辞。

Pacific は 「太平洋」 ですから、trans-Pacific で 「太平洋横断」ということです。

voyage は通常は長い 「船旅」 「航海」 を意味する名詞です。

陸の旅のときには journey が使われることもあわせて確認しておきましょう。

sail は 「航海する」 という動詞で、sail in ~ で 「~に入港する」という言い方になります。

このペットボトル船による太平洋横断航海は、aimed at raising awareness about the dangers of plastic waste to the environment 「プラスティック廃棄物が環境に与える危険性についての意識向上を目的とした」 もの。

全長18メートル6人乗りのペットボトル船は、英金融財閥ロスチャイルド家の御曹司で環境活動家のデイビッド・デ・ロスチャイルド氏が製作した双胴船で、航海にあたっては、氏自らが船長を務めました。

船内電力には風力や太陽光発電を利用し、小型の菜園を装備して野菜を栽培するなど、徹底的に環境に配慮したリサイクル船で太平洋横断を果たし、プラスティック製品ゴミによる海洋汚染問題を訴えかけました。

■編集後記

世界の金融システムは為替も国営銀行もすべて、ロスチャイルド家がつくったと言われています。
つまり環境を破壊し続けたこの資本主義社会の根源にロスチャイルド家は深くかかわっているのです。
でその末裔が環境問題活動家になって、ペットボトル船をつくって太平洋横断。。
以下のURLで船を見ることができます。
http://bit.ly/9vA9AN

あ、最近自宅で使うシャンプーがかなり気持ちイイです。
コレ ⇒ http://aca.bex.jp/trans/t/john_mag.html

カミサンがよく行く美容院で使っているNY発のシャンプーとのこと。
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(裏)昨日、大阪市内の高速を走ってたら、事故3件、見物渋滞。。


『もっとも成功しているホラー映画シリーズ』は『ソウ』

Saw, the “Most Successful Horror Series”

Serial killer franchise Saw has been placed in the Guinness World Records as the “most successful horror movie series”.

■チェック!

・successful  成功している、うまくいった
・serial killer  連続殺人犯、連続殺人鬼
・franchise  ヒット作品

■対訳

「『もっとも成功しているホラー映画シリーズ』は『ソウ』」

連続殺人鬼映画のヒット作『ソウ』が、『もっとも成功を納めているホラー映画シリーズ』としてギネス世界記録に登録された。

■訳出のポイント

successful は名詞 success 「成功」 から派生した形容詞で、「成功した」 「うまくいく」 「上出来な」 という意味です。

franchise は 「特権」 「(営業)許可」 「(チェーン店の)営業権」などの意味で知られる名詞。

しかし、今日の場合は、プロスポーツなどの 「人気選手」 「花形選手」、あるいは映画などの 「ヒット作」 といった意味で使われる franchise です。

そこで、serial killer franchise で「連続殺人鬼(が登場する)ヒット映画」 ということです。

place は 「~を置く」 という動詞。

そこで、has been placed in the Guinness World Records as the”most successful horror movie series” を直訳すると「『もっとも成功を収めたホラー映画シリーズ』 としてギネス世界記録の中に置かれた」となり、すなわち「『もっとも成功を収めたホラー映画シリーズ』 としてギネス世界記録に登録された」ということです。

『ソウ』 は第一作が2004年に公開されて以来、毎年新作を発表し、そのたびに人気を博してきました。

これまでの6作の総合興行成績は7億3300万ドル。

2位の『スクリーム』(3作、5億700万ドル)、3位の『13日の金曜日』(12作、4億6500万ドル)を抑えて、ホラー映画シリーズとしては世界1位ということです。

現在シリーズ7作目となる 『ソウ3D』 を製作中で、10月に公開予定ですが、この作品がシリーズ最終作になることもすで発表されています。
■編集後記

ホラー映画の3Dは凄そうですね。
以前、『呪怨』にはまった僕としては是非見たいところです!
あ、『呪怨』3D化しないのかな。。
『リング』の貞子がテレビから出てくるシーンなんかもちょっと観てみたいです。
昔の映画の3D版とかこれから出てくるでしょうね。
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(裏)今日から大阪入りです!


米韓、日本海で合同軍事演習開始

US-S Korea Begins Joint Military Drills in the Sea of Japan

The United States and South Korean kicked off large-scaled joint military exercises in the Sea of Japan on Sunday, despite Pyongyang’s warning that the drill could bring the peninsula to the brink of war.

■チェック!

・joint military drill (exercise)  合同軍事演習
・kick off  開始する
・the (Korean) peninsula  (朝鮮)半島
・the brink of war  戦争の瀬戸際

■対訳

「米韓、日本海で合同軍事演習開始」

軍事演習を実施すれば、朝鮮半島は戦争の瀬戸際へと追い込まれるかもしれない、という北朝鮮の警告をよそに、日曜日、米国と韓国は日本海での大規模合同軍事演習を開始した。

■訳出のポイント

drill 「ドリル」 は、日本語だと数学の 「ドリル」 のように、学習における 「演習」 という意味の外来語になっていますが、もともとは軍事における 「教練」 「演習」 という意味の名詞です。

ここから、厳格な 「演習」、主に集団で行う 「訓練」 といった意味にも使われるようになっています。

たとえば防災時に備える 「避難訓練」 も、 disaster drill, evacuation drill, emergency drill などのように drill を用います。

意味的には exercise や practice に近い名詞といえます。

今日の場合は joint military drills (あるいは exercises)で、「合同軍事演習」 となります。

kick off はもともと、アメフトやサッカーの試合の「キックオッフをする」、すなわち 「試合を開始する」 という表現。

それが、試合だけでなく、仕事・会議・行事・イベントなどを「始める」 「開始する」 「開幕する」 といった意味で使われるようになっているわけです。

brink はもともとは、絶壁・崖などの危険な 「縁」 「端」という意味の名詞です。

ここから、より抽象的な 「瀬戸際」 「間際」 「寸前」 といったニュアンスで使われます。

brink of war は 「戦争の瀬戸際」 → 「戦争の危機」 という表現です。

したがって、後半の despite Pyongyang’s warning that the drill could bring the peninsula to the brink of war を直訳すると 「平壌(=北朝鮮)のその演習が(朝鮮)半島に戦争の危機をもたらすかもしれないという警告にもかかわらず」となります。

対訳では、これをより自然な日本語へと意訳し、「軍事演習を実施すれば、朝鮮半島は戦争の瀬戸際へと追い込まれるかもしれない、という北朝鮮の警告をよそに」としています。

韓国海軍哨戒艦沈没事件後初となる今回の米韓合同軍事演習は、作戦名 code-name が Invincible Spirit 「不屈の精神」。

米国防総省 Department of Defense によると、米韓両軍の軍事力誇示と、北朝鮮の新たな挑発的・好戦的行為の抑止を目的としているといいます。

現時点では北朝鮮軍に軍事的動きは見られませんが、朝鮮半島で緊張が高まっているのは確かです。

■編集後記

連日暑いです。
お昼、近所の中華レストランにお客さんと行ったのですが、いつもは入るのに列に並ばなくてはいけないのですが、今日は空いてました。
あまりにも暑いので、中華料理という感じでもないのでしょうか。
今日は土用の丑(うし)の日ということでテレビでは鰻の番組が朝から多いです。
鰻食べたくなりますね^^

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(裏)夜は神田、明日は朝から大阪です。。。
炎天下の中、ゴルフ。。


エールフランスの客室乗務員、眠っている乗客ねらい窃盗

Air France Attendant Stole from Sleeping Passengers

An Air France flight attendant has been arrested on suspicion of stealing thousands of euros in cash and valuables, mainly targeting wealthy Japanese business class passengers as they slept on long-haul flights.

■チェック!

・passenger  乗客
・flight attendant  客室乗務員
・be arrested on suspicion of  ~の疑いで逮捕される
・valuables  貴重品
・long-haul flight  長距離飛行

■対訳

「エールフランスの客室乗務員、眠っている乗客ねらい窃盗」

主に裕福な日本人ビジネスクラス乗客をねらって、長距離フライトで寝ている間に、現金数千ユーロや貴重品を盗んだ疑いで、エールフランスの客室乗務員が逮捕された。

■訳出のポイント

以前は stewardess 「スチュワーデス」 と呼ばれた 「客室乗務員」。

英語では flight attendant といいます。

suspicion は 「疑い」 「怪しみ」 という意味の名詞で、犯罪に関する「容疑」 「嫌疑」 という場合にも使われる単語です。

on suspicion of ~ で 「~の疑い(嫌疑・容疑)で」 という言い方になります。

in cash は 「現金で」。

そこで、thousands of euros in cash は 「現金で数千ユーロ」 →「現金数千ユーロ」 ということです。

valuable は value 「価値」+ -able 「~を持った」 という成り立ちで、「価値をもった」 → 「価値のある」 「高価な」という形容詞。

ただし、通例は valuables と複数形で使う名詞でもあり、この場合は 「貴重品」 の意味になるので注意しておきましょう。

Please keep your valuables in a safe. 「貴重品は金庫に入れてください」 という具合に使います。

haul はもともと 「(荷物などを)引っ張る」 「ひきずる」 →「運ぶ」 「運搬する」 という意味の動詞です。

ここから、「運ぶこと」 「運搬」 「(運送)距離」 という名詞としても用いられます。

したがって、long-haul は 「長距離の」 で、long-haul flight は「長距離飛行」 「長距離フライト」 ということです。

47歳のエールフランス客室乗務員の女は、ビジネスクラスを担当するベテラン。

昨年3月から日本便を中心としたアジア便で、26件におよぶ窃盗を行ったことを認めています。

就寝中の乗客をねらって、バッグの中から現金や貴金属類を抜き取っていたということです。

捜査関係者によると、「日本人は旅先でカードをあまり使わず、多額の現金を所持していることが多いため、格好の餌食だった」そうです。

■編集後記

今はなきパンナムを描いた「消滅―空の帝国『パンナム』の興亡」という本を以前読んだことがありますが、パンナムでは当時、CAやパイロットがファーストクラスで消費されなかったシャンパンや高級ブランデーといったものをこっそり持ち帰っていたようです。
ある意味窃盗ですね。
会社の所有物ですからね。。
あるパイロットは持ち帰ったものがあまりにも多すぎて専用の蔵を建てたとか。
高級シャンパンがずらりと並んでいたそうです。

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(裏)暑いです!
明日ゴルフ!
絶対90切ります(汗)


中国、世界最大のエネルギー消費国に

China Becomes World’s Top Energy Consumer

China has overtaken the United States to become the world’s biggest energy user for the first time, consuming 2.252 billion tons of oil equivalent of energy last year, about 4 percent more than the U.S.

■チェック!

・energy consumer  エネルギー消費国
・overtake  追い越す
・oil equivalent  原油換算

■対訳

「中国、世界最大のエネルギー消費国に」

中国の昨年のエネルギー消費量が原油換算で22億5200万トンと米国を約4%上回り、初めて世界最大のエネルギー消費国となった。

■訳出のポイント

consumer は動詞 consume 「消費する」 に 「~する人」 の意の接尾辞 -er がついたものなので、通常は 「消費する人」 → 「消費者」。

ただし、今日の場合は個人ではなく国単位の話題なので consumer は「消費する国」 → 「消費国」 の意味になっています。

そこで、タイトルの world’s top energy consumer は「世界一のエネルギー消費国」。

これは、本文では world’s biggest energy user と言い換えられていますが、こちらも 「世界最大のエネルギー使用国」 =「世界最大のエネルギー消費国」 ということです。

equivalent は、equi- 「~と等しい」+ -valent 「価値がある」という成り立ちの名詞(および形容詞)で、「~に相当する価値がある」「~と同等である」 という意味です。

oil equivalent は直訳すると 「石油(原油)と同等の価値があるもの」。

つまり、「原油に換算したときに相当するもの」 という意味です。

したがって、2.252 billion tons of oil equivalent of energy は「原油換算で22億5200万トンのエネルギー」。

原油や石炭・原子力などすべてのエネルギー源を原油換算した消費量は、1900年初頭から約100年間、米国が世界のトップでした。

それが、国際エネルギー機関 (International Energy Agency = IEA) の報告によると、昨年の消費量では、中国が米国を追い抜き、初めて世界最大のエネルギー消費国になったというニュースです。

中国の消費量は、10年前には米国の約半分だったのが、その後毎年2ケタ増を重ねてきました。

また、世界的な景気後退で米消費量が急激に落ち込んだことで、これまでは 「5年ほど先」 とみられてきた米中逆転が一気に早まった形です。

いずれにせよ、中国の経済と製造業の急速拡大を象徴する数字といえるでしょう。

■編集後記

中国人というのはもともと商売人の気質に溢れているのですね。
世界中、どこへいっても(大きな都市なら)チャイナタウンはありますし、その市場はけっこう活気があります。
トロントのチャイナタウンに行った事ありますがここは中国かと思いました。
その中国は日本が高度成長をした60年代、文化大革命の真っ最中で、西欧的な知識や技術が抹殺されてきたわけです。
今はまさにその長いドローダウンからの反作用のごとく成長をしています。
世界の金融市場も上海株式市場の動向によって大きく影響を受けています。

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(裏)今日も暑いですねぇぇ~といっても会社から1歩も外には出ませんが。


シャープ、電子書籍市場参入へ

Sharp to Enter E-book Market

Sharp announced on Tuesday that it would make a full-scale entry into the e-book market with next-generation electronic readers within this year.

■チェック!

・e-book  電子書籍
・make a full-scale entry  本格参入する
・electronic reader  電子書籍端末

■対訳

「シャープ、電子書籍市場参入へ」

シャープは火曜日、次世代の電子書籍端末で年内に電子書籍市場に本格参入をする、と発表した。

■訳出のポイント

e-book は electronic book のことで、「電子書籍」 「電子本」 です。

電子書籍がより一般的になるにつれて、最近は通常の紙の書籍のことをp-book (= paper book )と呼ぶようになったりもしています。

「市場に参入する」 というとき、動詞は enter を用いるので注意しましょう。

enter (into) the market という形になります。

また enter の名詞形 entry を用いて、make an entry into the marketといっても同じ意味です。

そこで、make a full-scale entry into the e-book market は「電子書籍市場に本格的に参入する」 ということになります。

electronic reader は electronic book reader と同じで「電子書籍を読む機器」 → 「電子書籍端末」。

おりしも、インターネット書籍販売最大手の米アマゾン・ドットコムが過去3ヶ月の米国内における電子書籍販売数が、ハードカバー本(日本の新書本・文庫本に相当するペーパーバックは含みません)を上回ったと発表したところでもあります。

発売からわずか3ヶ月のe-book が、15年間販売しているハードカバーをあっさり抜いてしまったのですから、かなり衝撃的です。

日本でも電子書籍が主流になる日は近いのでしょうか。
■編集後記

確かに電子書籍になれば、紙を使わないわけだから森林伐採も減り、環境には良いですよね。。
しかし電子書籍では、本の紙の質感とか手触り、装丁とか、帯であるとか背表紙とかそういうのをパッ、パッとひっくり返して確認したりできませんし、なんといってもお風呂に持って入れませんよね。
僕はお風呂でけっこう読書をする人間ですから。。
あと積ん読。積み上げられた本の背表紙を観て悦に入ることもできなくなるし、本は重ねれば枕にもなるし。
最悪、火をつけなくてはならないとき、燃やすこともできます。
まだまだ本は紙だと思います!

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(裏)夏本番!
ロシアでは酔っ払って1200人が水死したそうです。。


全英オープン、ルイ・ウェストヘーゼンが優勝

Louis Oosthuizen Wins British Open

South Africa’s Louis Oosthuizen sealed his maiden major title on Sunday, winning a seven-stroke victory over Lee Westwood at St. Andrews, the home of golf.

■チェック!

・seal  (勝利を)決める
・maiden  初の
・home  発祥の地

■対訳

「全英オープン、ルイ・ウェストヘーゼンが優勝」

南アフリカのルイ・ウェストヘーゼンが日曜日、ゴルフ発祥の地セントアンドリュースで、リー・ウエストウッドに7打差をつけて優勝し、メジャー初勝利を決めた。

■訳出のポイント

seal はもともと 「封印」 「捺印」 という名詞で、「~を封印する」「~を密閉する」 という動詞でもあります。

ここから、「~を確定する」 「~を決定する」 という意味にも使われ、今日の場合は 「(勝利を)決める」 ということです。

maiden は、「娘」 「乙女」 という名詞。

ここから 「乙女の」 → 「未婚の」 → 「処女の」 → 「初めての」という形容詞としてもしばしば使われます。

そこで、maiden major title で 「メジャー初タイトル」 →「メジャー初優勝」 ということです。

seven-stroke victory (over ~)は 「7打差の優勝」 →「(~に)7打差をつけての優勝」 という言い方。

seven-shot victory といっても同じです。

St. Andrews はスコットランドのファイフ Fife の町で、ゴルフ発祥の地として知られています。

ゴルフ四大メジャーのひとつで、その中でも最も歴史が古い全英オープンは、5年に1度、このセントアンドリュースにある Old Course で行われます。

そこで、win at St. Andrews は 「全英オープンで優勝する」 の意味になります。

先に 「ゴルフ発祥の地」 といいましたが、本文の末尾のthe home of golf がまさにこれに当たる言い方です。

home というと 「家」 「住居」 あるいは、もっと広義に 「我が家」「ふるさと」 「故国」、あるいは 「本部」 「本拠地」 などの意味の基本名詞ですが、ものや文化などの 「発祥の地」 「本場」 という意味にもなるので、注意しておきましょう。

New Orleans is the home of Jazz. 「ニューオーリンズはジャズ発祥の地だ」という具合に使います。

南アフリカ出身で27歳のウェストヘーゼンは、大会前の世界ランキングは54位で、過去3度の全英オープンはすべて予選落ち。

今年3月に欧州ツアーの初勝利をあげたばかりでした。

その世界的にはほとんど無名の選手が、「聖地」での全英オープンでメジャー初勝利を達成したというニュースです。

■編集後記

全英オープン、感動的でしたね。
全く無名の若者が2日目から首位を守り抜きしかも2位以下に大差をつけての快勝。
すごい才能が突然現れるのがゴルフの世界。
南アの選手といえばゲーリープレーヤー、エルス、グーセンなどメジャーホルダーが少なからずいます。
南アはアフリカ最南端ですが、イギリス領だったのでイギリスからの移住者が多く、ゴルフが盛んです。
29位タイという成績に終わった石川もいつかは2位に大差をつけてメジャーに勝ってほしいです。

(裏)赤坂界隈、朝、いつもより通勤の人が少なめ。
夏休みとってるのかな?


中国、400人死亡の原因は毒キノコ

Toxic Mushroom Blamed for 400 Deaths in China

A-five-year investigation found that a tiny innocuous-looking mushroom known as “little white” is behind some 400 mysterious sudden deaths in Yunnan Province, south-western China.

■チェック!

・toxic mushroom 毒キノコ
・(be) blamed for ~の原因とされる
・innocuous-looking 無害に見える
・mysterious sudden death 不可解な突然死

■対訳

「中国、400人死亡の原因は毒キノコ」

中国南西部雲南省における約400人の不可解な突然死は、「リトル・ホワイト(小白)」として知られる一見無害なごく小さなキノコが原因だった。5年に渡る調査から判明した。

■訳出のポイント

blame は「~を非難する」 「~の責任にする」という動詞。

通常 blame 人 for ~ で 「~について人を非難する」「~について人のせいにする」 という形で用いられます。

今日のタイトルでは、 Toxic Mushroom (Is) Blamed for 400 Deaths in China と be 動詞が省略された形の受動態になっています。

be blamed for ~ で 「~の原因とされる」 なので、タイトルを直訳すると 「毒キノコが中国での400人死亡の原因とされる」ということです。

nocuous は 「有害な」 という形容詞で、その前に否定の接頭辞 in- がついた innocuous は 「無害の」 「害のない」。

そこで innocuous-looking で 「無害に見える」 →「一見無害の」 となります。

behind は 「~の後ろに」 「~の背後に」 という前置詞ですが、「(主語が)~の背後にいる」 「~は(主語の)しわざだ」というニュアンスでも使われます。

ここでは、・・・ is behind some 400 mysterious sudden deathsで 「(キノコが)約400人の不可解な突然死の背後にいる」 →「約400人の不可解な突然死は(キノコの)しわざだ」 →「約400人の不可解な突然死の原因はキノコだった」ということです。

中国雲南省では、村人が突然心臓発作 cardiac arrest で死亡するというケースが起こり、過去30年で約400人が死亡していました。

目の前で普通に会話をしていた人が突然倒れて死亡する、など普通では考えられないような突然死が頻繁に起こっていた、ということです。

研究者が調査したところ、突然死は6月ー8月の雨季の間に集中しており、標高1800-2400mに位置する村のみで発生していることがわかりました。

しかし、原因は不明で Yunnan Sudden Death Syndrome 「雲南突然死症候群」 と名付けまれていました。

それが、5年に渡る調査によって、見たところ無害で(村人も無毒だと信じていた)白い小さなキノコが原因だと判明したというのです。

雲南省は野生キノコが有名で、雲南産のキノコは中国全土で高い値段で取引されるのですが、 「小白」 と呼ばれるキノコは、非常に小さく、すぐに茶色になってしまうので売り物にならず、村人は自分たちで食べていました。

調査の過程で、突然死した人の家から「小白」が見つかるパターンが多かったため、成分を分析すると3種の毒素が見つかりましたが、どれもさほど強いものではなく致死性はないと判断されました。

しかし、村人たちに 「小白」 を食べないように呼びかけたところ、突然死は劇的に減少し、昨年は皆無となったそうです。

このことから、研究者らは 「小白」 が突然死の原因であり、通常の猛毒キノコによる死亡とは全く異って、ある種の脆弱性を持つ人たちのみに致死性を発揮するのではないか、(picking off vulnerable people) と考えています。

また、この地方の水に多く含まれる重金属のバリウム barium が、キノコの毒と反応を起こしている可能性も示唆されています。

何十年も無害だと信じて食用にしてきたキノコが突然死の原因だったとは…恐ろしい話です。
■編集後記

きのこの話とは少しずれますが、よく山菜をとりに山に入り遭難とか、海釣りで高波にさらわれて行方不明とかそういう話を耳にするたびに、「遊び」を極める、というのは実は死と隣り合わせなんだなぁと思います。
明日から3連休、西日本の豪雨被害、非常に気になります。
まだ行方不明となっている方が9名もいらっしゃいます。
死者をあわせるとかなり大きな直下型地震と同じくらいの被害をもたらしています。
天災ほど怖いものはありません。
人間はちっぽけな存在です。

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(裏)関東梅雨明けたか?
すっげーいい天気です。
今日で44。。(汗)


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