2010年11月 一覧

喜劇俳優レスリー・ニールセンさんが死去

Comic Actor Leslie Nielsen Dies

Canadian comic actor Leslie Nielsen, best known for playing the bumbling cop in “The Naked Gun” franchise, died of complications from pneumonia in Florida on Sunday. He was 84.

■チェック!

・best known for  ~で最もよく知られている
・bumbling cop  ドジな警察官
・complications from pneumonia  肺炎による合併症

■対訳

「喜劇俳優レスリー・ニールセンさんが死去」

『裸の銃(ガン)を持つ男』 シリーズのドジな警察官役で最も知られているカナダ出身の喜劇俳優レスリー・ニールセンさんが日曜日、肺炎による合併症でフロリダで亡くなった。享年84。

■訳出のポイント

bumble は 「しくじる」 「だいなしにする」 という意味の動詞です。

ここから、bumbling は 「しくじってばかりの」 「へまばかりしている」「ドジな」 という形容詞となっています。

cop はもともと 「~をつかまえる」 という動詞で、ここから俗語で「つかまえる人」 → 「警官」 という意味で使われるようになりました。

そこで bumbling cop は 「しくじってばかりの警官」 「ドジな警官」ということです。

(be) best known for ~ は 「~で最もよく知られている」 という言い方。

今日の場合は best known for playing ~ なので、「~を演じることで最もよく知られている」 →「~の役で最も知られている」 となります。

die of ~ 「~が原因で死ぬ」 「~で死亡する」 も、訃報記事では必ずといってよいほど登場する頻出表現。

しっかり確認しておきましょう。

complication はもともとは 「理解・処理が困難な状態」 「複雑(化)」「面倒な問題」 という意味の名詞ですが、医学用語で 「合併症」 の意味でもよく使われます。

そこで、complications from pneumonia で 「肺炎からくる合併症」→「肺炎による合併症」 ということです。

レスリー・ニールセンさんはカナダ出身の俳優で、もともとは二枚目俳優として、SF映画の名作 Forbidden Planet 『禁断の惑星』(1956)などで渋い演技を披露していました。

その後1988年に出演した 『裸の銃(ガン)を持つ男』 のおバカで正義感に燃える LA市警のフランク・ドレビン警部役が大ヒットし、喜劇俳優としての才能を開花させました。

この映画はシリーズとなり日本でも大人気だったので、ご存知の方も多いはず。

また来日時には 『加トちゃんケンちゃんごきげんTV』 や『志村けんのだいじょうぶだぁ』 にも登場し、日本のお茶の間を笑いの渦に巻き込んだこともありました。
■編集後記

レスリー・ニールセンは喜劇役者かと思ったら、1980年まではシリアスな役柄の俳優だったんですね。。
有名なポセイドン・アドベンチャーの船長を演じていたとは、知りませんでした。。
何度も観た映画でしたが。。
今年は多くの役者さんが他界されました。
藤田まこと、デニス・ホッパー、谷啓、小林桂樹、 池部良。。。
ご冥福をお祈りします。
(裏)今日で11月も終わり。
明日から12月!忙しくなります。。


高まる緊張の中、米韓軍事演習開始

U.S. and South Korea Begin Military Drills, amid Heightened Tension

South Korea and the United States began their joint military drills Sunday amid mounting tension between two the Koreas after the North’s shelling of Yeonpyeong Island.

■チェック!

・(joint) military drills (合同)軍事演習
・heightened (mounting) tension  高まる緊張
・shelling  爆撃、砲撃

■対訳

「高まる緊張の中、米韓軍事演習開始」

北朝鮮による延坪島砲撃を受けて南北間の緊張が高まる中で、韓国と米国は日曜日、合同軍事演習を開始した。

■訳出のポイント

「演習」 「訓練」 というと、たいていの人は exercise という単語をすぐに思い浮かべるのではないでしょうか?

しかし、集団で行うような 「演習」 「教練」、とりわけ軍事訓練には drill の方が一般的に使われます(もちろん exercise を用いても間違いではありません)。

したがって、joint military drills で 「合同軍事演習」 ということです。

heighten は 名詞 height 「高さ」 から派生した動詞で 「高くする」 「強める」。

そこで、その過去分詞が形容詞化した heightened は 「高められた」「強まった」 となり、heightened tension で 「高められた緊張」「高まっている緊張」 ということです。

本文で使われている mounting の方は 「高まる」 「増大する」 という動詞 mount の現在分詞が形容詞になったもので、mounting tension で「高まっている緊張」 と同じ意味になります。

そして、amid は 「~の真っただ中に」 「~の最中で」 という前置詞なので、タイトルの amid heightened tension と本文の amid mounting tension ともに 「高まる緊張の中」 → 「緊張が高まる中で」 ということです。

また、tension の後に between A and B と続くと 「AとBの間の緊張」という言い方になるので、こちらもあわせて確認しておきましょう。

4日間の日程で開始された今回の米韓合同軍事演習は、北朝鮮による韓国の延坪島砲撃に対する事実上の対抗措置といえます。

一方で北朝鮮側は 「領海を侵犯する挑発策動には打撃を加える」 と警告するなど反発の姿勢を示しています。

また、北朝鮮は地対空ミサイルを南側に前方展開し、黄海沿岸で地対艦ミサイルを発射台に設置しているとの報道もあり、朝鮮半島の緊張はますます高まりそうです。
■編集後記

昨日、1970年の赤軍の学生によるよど号ハイジャック事件の真相に迫る番組をやってました。
学生たちは金日成の伝記を手に、北朝鮮こそが理想郷として、平壌に飛行機を向かわせました。
実際、1970年代までは他の共産主義国から支援をうけていた北朝鮮のほうが韓国よりも国力としてまさっていました。
しかしその後ソ連からの重油供給停止などを経て90年代には経済は破綻状態になった。。
よど号事件のハイジャック犯たちは事件後は北朝鮮にとどまり、洗脳を受けた。
彼らは日本人拉致事件の関与を噂されたが真実は未だ闇の中です。

週末クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演の「チェンジリング」を観ました。
突如姿を消した息子が5ヶ月ぶりに戻ってきたが、それは自分の息子ではなかった。。
すごい映画でした。
文句なしで★5つです。
http://amzn.to/hTLGra
(裏)昨夜、自宅でタラバ蟹を食べました。
〆の雑炊が最高。。


韓国、緊急経済会議を招集

South Korea Calls Emergency Finance Meeting

South Korea’s President Lee Myung-bak called an emergency meeting on Thursday to discuss the economic impact of an artillery attack by the North while the U.S. urged China to use its influence over Pyongyang to defuse the crisis.

■チェック!

・emergency (finance) meeting  緊急(経済)会議
・use one’s influence  影響力を行使する
・defuse the crisis  危機を打開する

■対訳

「韓国、緊急経済会議を招集」

韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は火曜日、北朝鮮の砲撃による経済的影響を協議する緊急会議を招集した。
一方で米国は、中国に対して、危機を打開するために、北朝鮮への影響力を行使するよう要請した。

■訳出のポイント

「叫ぶ」 「呼ぶ」 あるいは 「電話をかける」 など様々な意味で使われる基本動詞の call ですが、今日の場合は 「(会議など)を招集する」の意味で登場しています。

an artillery attack by the North の the North はもちろんNorth Korea を言い換えたもの。

日本語でも 「北朝鮮」 のことを 「北」 というように、英語でも文脈から南北朝鮮を対比させて言及しているのが明らかな場合は、the North あるいは the South とするわけです。

urge 人 to ~ で 「人に~するよう要請する・呼びかける」 という言い方。

英字新聞では頻出の重要表現なので、再確認しておきましょう。

ここでは、人にあたるのが China で ~ にあたるのが use its influence over Pyongyang です。

そして、Pyongyang 「平壌」 は North Korea を言い換えたものなので「北朝鮮に対する影響力」。
influence は 「影響」 「影響力」 という名詞。

influence over ~ で 「~に対する影響力」 です。

そこで、use one’s influence over ~ で 「~に対する影響力を行使する」という言い方になります。

fuse は爆発物などの 「導火線」 「信管」 「起爆装置」 を意味する名詞。

したがって、もともとdefuse は “fuse を取り除く”、つまり「爆弾などの信管を外す」 という意味の動詞です。

そして、ここから、危険・緊張などを 「取り除く」 「静める」「和らげる」 という意味にも使われるようになっています。

そこで、defuse the crisis で 「危機を取り除く」「危機を打開する」 ということです。

■編集後記

北朝鮮の砲撃事件で民間人の死者2名を含んで犠牲者は4人、17人が負傷しました。
中国外務省は北朝鮮を朝鮮半島の平和を阻害する行為として非難しています。
ただ金正日は今年2回訪中しており、経済や外交で、中国に依存はしているものの、北朝鮮のリーダーが世代交代したら軍部が力を持ち、中国の牽制力がどこまで効くのかと不安視する声もあります。
(裏)携帯電話のカメラのレンズを交換したら画質が蘇った!


ホクロが多い人は老化しにくい?

People with Moles Are Less Prone to Aging

People with plenty of moles may maintain not only younger skin but also stronger bones and tauter muscles, researchers at Kings College London found.

■チェック!

・mole  ホクロ
・less prone to  ~しにくい
・aging  加齢、老化
・taut  ピンと張った

■対訳

「ホクロが多い人は老化しにくい?」

ホクロが多い人は、若々しい肌を保つだけでなく、骨も強く筋肉も引き締まっているという。
ロンドン大学キングズカレッジの研究者らが明らかにした。

■訳出のポイント

prone は 「~しがちな」 「~しやすい」 「~する傾向がある」 という形容詞。

通常 (be) prone to ~ 「~する傾向がある」 「~しがちである」という形で使われます。

今日の場合は、この表現の応用で、(be) less prone to ~ 「より少なく~する傾向がある」 → 「~する傾向が低い」 「~しにくい」として登場しています。

すなわち、are less prone to aging で 「老化する傾向が低い」「老化しにくい」 ということです。

taut はもともとは網や船の帆などが 「ピンと張った」 という意味の形容詞。

ここから、筋肉などについても 「ピンと張った」 → 「引き締まっている」の意味で使われます。

not only ~ but also … という形も復習しておきましょう。

「~だけではなく…も」 という表現です。

ここでは may maintain not only younger skin but also stronger bones and tauter muscles なので、直訳すると 「より若い肌だけでなく、より強い骨やより引き締まった筋肉を保つ可能性がある」。

これを対訳では、「若々しい肌を保つだけでなく、骨も強く筋肉も引き締まっている(という)」 と意訳しています。

研究者らは、ホクロと老化の関連性を調べるために、1200組以上の双生児のDNAを調査しています。

特に telomere 「末端小粒(テロメア)」 と呼ばれる、細胞の染色体の両端にあるDNAの束に注目しているのですが、これは加齢とともに細胞分裂を繰り返して短くなり、やがて最短となった時にその細胞は死ぬことから、生物の寿命や健康を決定する物質と考えられています。

人には平均すると30から40個のホクロがありますが、多い人になると600個以上の人もいるそうです。

この調査の結果では、100個以上のホクロがある人は、ホクロが25個以下しかない人に比べて、この末端小粒が長いことが判明しています。

つまり、ホクロが多い人は細胞が死ぬまでの分裂回数が多いことになり、その分、加齢のスピードも遅くなると考えられるわけです。

実際に、100個以上の人たちは25個以下の人たちに比べて、シワやシミなど皮膚の老化が少ないだけでなく、骨の密度も高く、骨粗しょう症を発症する確率は半分以下だったといいます。

■編集後記

最近、レーザー技術の進展でホクロを簡単に皮膚科で除去できるようです。
ホクロと健康には意外な関係があったのですね。

さて朝鮮半島、韓国側では民間人の犠牲者が2名出た模様。韓国では北朝鮮に武力制裁を含めた断固たる措置をとらない政府に対し、弱腰だという批判が高まっています。
このあたりは尖閣諸島問題での日本と似ていますが、ここにきて日本の出方にも注目が集まっています。

(裏)さあ、今日からカシオワールド!
石川あと2戦、がんばれ!


北朝鮮、韓国を砲撃

N Korea Shells South

North Korea fired dozens of artillery shells at the South Korean island of Yeonpyeong near the tense western sea border on Tuesday, killing at least two soldiers and setting houses ablaze.

■チェック!

・shell  ~を砲撃する
・fire artillery shells  (大砲の)砲弾を発射する
・tense  緊迫した
・set ~ ablaze  ~を炎上させる

■対訳

「北朝鮮、韓国を砲撃」

北朝鮮は火曜日、緊迫する西部海域境界線付近にある韓国の延坪島に数十発におよぶ砲撃を行い、少なくとも兵士2人が死亡し家屋が炎上した。

■訳出のポイント

shell はもともと 「貝殻」 という意味の名詞。

ここから、外側が固いものを指すのに使われ、軍事用語では 「破裂弾」「榴弾」 など着弾した時に爆発して破壊する砲弾を意味します。

また、動詞で 「~を砲撃する」 となります。

そこで、タイトルの N (= North) Korea Shells South (Korea) は「北朝鮮が韓国を砲撃する」 ということです。

また、 fire a shell で 「砲弾を発射する」 → 「砲撃する」という言い方。

そして、artillery は 「大砲」 「ミサイル発射装置」 なので、 fire artillery shells で 「大砲の砲弾を発射する」。

ablaze は 「燃えている」 「輝いている」 という形容詞。

set ~ ablaze で 「~を燃えさせる」 「~を炎上させる」という言い方になります。

したがって、set houses ablaze で 「家屋を炎上させる」。

つまり、文末のkilling at least two soldiers and setting houses ablaze の部分は・・・

「(北朝鮮は砲撃が)少なくとも2人の兵士を殺害し、家屋を炎上させた」

「(北朝鮮の砲撃によって)少なくとも兵士2人が死亡し、家屋が炎上した」ということです。

韓国西方沖の延坪島と周辺海域を北朝鮮の人民軍が砲撃したというニュースです。

延坪島を含む “西海5島” 付近は、南北朝鮮間の軍事衝突が繰り返される”海の火薬庫” として知られる海域。

今年3月に、世界中を震撼させた北朝鮮の魚雷による韓国哨戒艦沈没事件が起きたのもこの海域内です。

■編集後記

僕は高層マンションに住んでいるので朝鮮半島で戦闘があると間違って東京にミサイルが飛んでこないか、と西の方角を見るという変な癖がついています。
いわんや国際協定を無視した野蛮な行動をとる国と陸続きで国境を接している韓国の人はどんな気持ちなのでしょう。
独裁国家というのは内政をコントロールするために常に外敵を必要とします。
外部の脅威が権力に存在証明を与えます。
北朝鮮が民主化され様々なエリアにおいて近代化されたらと願うばかりです。
(裏)青物横丁(品川)の家系ラーメン「まこと家」を数年ぶりに食す、旨い!


肥満は嗅覚に関連

Obesity Linked with Sense of Smell

A research by the scientists at the University of Portsmouth in the UK, found that overweight people have a greater sense of smell for food.

■チェック!

・obesity (= overweight)  肥満
・sense of smell  嗅覚
・UK (= United Kingdom)  英国

■対訳

「肥満は嗅覚に関連」

英国ポーツマス大学の科学者らによる研究で、肥満の人々は食物に対する嗅覚がより敏感であることが明らかになった。

■訳出のポイント

obesity は形容詞 obese から派生した名詞。

そして、obese の語源は 「がつがつ食べた」 という意味のラテン語obesus です。

ここから、主に医学用語として(病的に)「肥満の」 「太りすぎの」という意味になっています。

したがって、obesity は 「肥満」。

また、overweight は over 「限度を超えた」 +  weight 「重量・重さ」という成り立ちで、一般的に 「太りすぎ」 「肥満」 という意味で使われます。

sense は 「感覚」 という名詞で、sense of smell で 「匂いの感覚」 →「嗅覚」 ということです。

そこで、have a greater sense of smell の部分は、「より素晴らしい嗅覚をもつ」 → 「嗅覚がより敏感である」ということになります。

この研究では、男女64人を対象に、ハーブの入った料理を提供し、どんなハーブが使用されているかを嗅ぎ分けてもらう調査を行いました。

そして、だんだんハーブの量を減少させていき、どこまで匂いを識別できるのかを実験したものです。

その結果、肥満度指数 (BMI = Body Mass Index ) が高い人ほど、匂いに敏感であることが明らかになりました。

また、同様の実験がアルコールでも行われ、結果も同じだったそうです。

さらに、別の研究では、空腹時と満腹時では嗅覚の感度に差があるという報告をされています。

今後も研究が進めば、嗅覚をコントロールするという新しいダイエット方法が登場する可能性もあります。

■編集後記

楽天に続いてユニクロのファーストリテイリング社も2012年までに社内英語公用語化を発表しました。
いろいろ批判も出ているようですが、英語を話せるようになってプラスはあってもマイナスはないです。
ある楽天の社員さんが書いているブログを読むと、三木谷さんにしても柳井さんにしても、英語を特別視せず、もっと普段から使いましょう、ということのようです。
弊社のスタッフは全員日本人ですが今日から、1日何度か英語で話しかけるようにしよう!
普段からの心がけですね。

(裏)石川、今週爆発期待。
池田はゾーンに入ると強いねー。


成功!日本の探査機、地球へ持ち帰った微粒子は小惑星由来のもの

Success! Japan’s Probe Brings back Asteroid Particles to Earth

Japan Aerospace Exploration Agency confirmed on Tuesday that particles found inside the Hayabusa unmanned space probe that returned to Earth in June after a seven-year voyage are from the asteroid Itokawa.

■チェック!

・unmanned space probe  無人宇宙探査機
・asteroid particles  小惑星(由来)の微粒子
・Japan Aerospace Exploration Agency  宇宙航空研究開発機構
・voyage  旅

■対訳

「成功!日本の探査機、地球へ持ち帰った微粒子は小惑星由来のもの」

宇宙航空研究開発機構が火曜日、7年に渡る宇宙旅行を終えて6月に地球に帰還した無人宇宙探査機 『はやぶさ』 内部で見つかった微粒子は小惑星イトカワのものである、と正式に発表した。

■訳出のポイント

bring back は 「~を持ち帰る」 という句動詞。

bring back ~ to … の形で 「~を・・・へ持ち帰る」 となります。

そこで、今日のタイトルの Japan’s Probe Brings back Asteroid Particles to Earth は 「日本の探査機が小惑星の微粒子を持ち帰る」 →「日本の探査機、持ち帰った微粒子は小惑星由来のもの」 ということです。

confirm は 「確かめる」 「確認する」 「裏付ける」 といった意味でよく知られている動詞ですが、英字新聞では 「(確認した上で)正式に発表する」の意味でもしばしば登場するので、注意しておきましょう。

that returned to Earth in June after a seven-year voyage の部分は、すぐ前の the Hayabusa unmanned space probe を説明しています。

つまり 「7年間の旅の後で6月に地球へ戻った(はやぶさ)」→「7年に渡る宇宙旅行を終えて6月に地球に帰還した(はやぶさ)」ということです。

2003年5月に打ち上げられ、今年6月に地球へ帰還した探査機 『はやぶさ』。

そのカプセル内部で見つかった微粒子が、地球由来ではなく小惑星イトカワのものであることが確認され、JAXA から正式に発表されたニュースです。

小惑星の物質を地球へ持ち帰るのは世界初の快挙。

地球や火星などの惑星はイトカワのような小惑星が合体して形成されますが、その過程で高温のため溶けて混ざり合うため、初期の様子を伝える情報が失われています。

太陽系に存在する小惑星はこうした熱変性を受けていないので、地球を含む太陽系の成立時の情報を保存している可能性が高いと長年注目されてきました。

小惑星で直接採取した試料の分析を通じ、太陽系成立の謎の解明に迫ることができると期待されるからです。
■編集後記

小惑星イトカワは日本のロケット開発の父・糸川英夫博士の名にちなんで命名されていますが、発見したのは日本の学者ではなく、マサチューセッツ工科大学・リンカーン研究所の地球接近小惑星研究プロジェクト(LINEAR)。
wikipediaによれば、「2010年から2178年までの間に5回、地球に大接近する。
最接近時の距離は約370万kmから約700万kmである。
将来的には、1億年のうちに太陽か、水星、金星、地球、火星のうちいずれかに衝突して消滅するだろうと考えられている。」
(裏)今朝六本木で殺傷事件がありました。
今晩そのすぐ近くで飲み会(汗)


ウイリアム王子、来年結婚

Prince William to Marry Next Year

Britain’s Prince William will marry his long-term girlfriend Kate Middleton next year, the couple announced on Tuesday.

■チェック!

・marry ~と結婚する
・long-term  長期の→長年の

■対訳

「ウイリアム王子、来年結婚」

英国のウイリアム王子が、長年の恋人ケイト・ミドルトンさんと来年結婚する。
2人が火曜日に発表した。

■訳出のポイント

marry はご存知のように 「結婚する」 という動詞。

気をつけたいのは、単独で 「~と結婚する」 という意味になること。

すなわち、marry with などのように前置詞は必要としないわけです。

long-term は 「長期の」 「長期間にわたる」 という形容詞。

girlfriend は直訳すると 「女友達」 ですが、男性側からすると、交際している 「女性の恋人」 「彼女」 の意味になります。

同様に、boyfriend は女性からみた 「男性の恋人」 「彼氏」 ということです。

そこで、long-term girlfriend は 「長期にわたる恋人」 → 「長年の恋人」となります。

ウイリアム王子とケイトさんは大学の同級生で、知り合ったのは2001年ということですから、まさに 「長年の恋人」 ですね。

来年は a modern fairy tale 「現代のおとぎ話」 と騒がれたチャールズ皇太子とダイアナ妃の世紀の royal wedding からはや30年。

その来年の春か夏に、2人は結婚式を予定しているということです。
■編集後記

2人は、「大学内で開かれたファッションショーにモデルとして出演したケイトにウィリアムが一目惚れし、ルームメイトだったこともあり、親しく交際が始まった。
在学中に他の友人も交えた共同生活で絆を深めた」(wikipedia) だそうです。
ケイトさんの両親は通信販売会社で成功して大富豪になったそうです。

(裏)ダンロップフェニックス、石川苦戦の模様。。


デリーでビル崩壊、少なくとも65人が死亡

At Least 65 Dead in Building Collapse in Delhi

A four-story-building collapsed in east Delhi, India, late Monday, killing at least 65 people and injuring 130.

■チェック!

・collapse  崩壊(する)
・_ story building  _階建てのビル

■対訳

「デリーでビル崩壊、少なくとも65人が死亡」

月曜夜、インドのデリー東部で4階建てのビルが崩壊し、少なくとも65人が死亡し130人が負傷した。

■訳出のポイント

collapse は col- (一緒に) + lapse (落ちる) という成り立ちの語で、建物、屋根、足場などが 「崩壊する」 「くずれる」という動詞です。

また、「崩壊」 「倒壊」 という意味の名詞としても、よく使われるので注意しましょう。

今日の場合は、タイトル中の building collapse が 「ビル崩壊」 で名詞として、本文では collapsed と動詞として登場しています。

story は 「話」 「物語」 という意味の名詞として、広く知られている基本単語。

しかし、ここでは建物の 「~階」 という意味で使われています。

story の語源は 「歴史物語」 という意味の中世ラテン語。

中世建築では各階の区別を示すための装飾として、窓にそれぞれ異なった歴史物語を描いたことから、story は 「物語」 という意味のほかに、建物の 「階」 を表すようになった、というわけです。

ここで気をつけたいのは、floor との違い。

こちらも、和英辞典を見ると 「床」 という意味以外に 「階」 という意味が出ているはずです。

実は floor と story の違いは非常にわかりやすく、floor は “建物の個々の階” を表し、story は 「_階建て」 という”建物全体の高さ” を示す語なのです。

つまり、「4階にある部屋」 はa room on the fourth floor であってa room on the fourth story とはいえません。

逆に 「4階建てのビル」 は a four-story building といい a four-floor building とはいえないわけです。

late Monday は直訳すると 「遅い月曜日」 、すなわち 「月曜日夜」ということ。

late は late afternoon 「遅い午後」 → 「夕方」のように、大まかな時刻を表す際にしばしば使われる単語です。

今回の崩壊、当局では、古いビルの基礎が雨季の豪雨によってもろくなっていたのが原因との見方を表明しています。

地元の人によれば、ビルの地下には豪雨後の水がまだ残っていたにも関らず、ビル上階を建て増しする工事が進んでいたという、なんとも信じがたい状態だったようです。

また、現場はコンクリートの瓦礫の山となっており、その下に人が取り残されている恐れもあり、今後犠牲者数もさらに増えるのではないかと懸念されています。

■編集後記

上海で高層ビル火災で大勢の方が亡くなったと思ったらインドでもビル崩壊で多くの犠牲者が。。
これは対岸の火事ではなく、日本でもいつ起きるか分かりません。
というのは、日本のビルは高度成長期である60年代~70年代に建てられたものが多く、すでに建築後40年以上経っているものもあり、老朽化が進んでいるからです。
東京のグランドプリンスホテル赤坂(通称赤プリ)も東京を代表する高層建築のひとつでしたが老朽化がすすみ、来年3月には取り壊されます。
(裏)最近周囲で体調を崩している人多いです。
空気乾燥してます。
注意。


解放後のスー・チー氏、支持者らへ団結の呼びかけ

Freed Suu Kyi Calls Supporters for Unity

Myanmar’s Aung San Suu Kyi on Sunday urged her supporters to unite for the realization of democracy in their military-ruled country in her first public speech after being freed from seven years of house arrest a day earlier.

■チェック!

・call for (= urge)  呼びかける
・unity 団結
・realization of democracy  民主化実現
・military-ruled country  軍事政権国家
・house arrest  自宅軟禁

■対訳

「解放後のスー・チー氏、支持者らへ団結の呼びかけ」

ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏は、7年に渡る自宅軟禁解放から一夜明けた日曜日、解放後初の演説の中で、ミャンマー軍事政権で民主化を実現するべく、支持者らに団結を呼びかけた。

■訳出のポイント

タイトルのcall for および本文の urge はともに、人に~するように強く「呼びかける」 「促す」 「奨励する」 といったニュアンスで使われます。

call 人 for ~ 「人に~を呼びかける」 という形なので、タイトルの calls for supporters for unity で 「支持者らに団結を呼びかける」ということです。

また、本文の方は urged her supporters to unite と unity の動詞形unite を用いて、「(彼女の)支持者らに団結するように呼びかけた」となります。

rule は、日本語の 「ルール」 の語源で、「規則」 「規定」 という名詞でよく知られていますが、動詞だと 「統治する」 「支配する」 の意味になります。

そこで、military-ruled country は直訳すると 「軍隊に支配される国家」→ 「軍事政権国家」 ということです。

free は 「自由」 「解放する」 という動詞として登場しています。

そこで、文末の after being freed from seven years of house arrest a day earlierの部分は、「一日前に7年間の自宅軟禁から解放された後で」 →「7年間に渡る自宅軟禁解放から一夜明けて」ということになります。

約7年半ぶりに自宅軟禁から解放されたミャンマーの非暴力民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チー氏。

軍事政権によると、今回の解放には政治的活動の制限など条件は全くつかない “全面的な自由” を認めるもの、といいます。

今後、政治活動を再開するスー・チー氏に対して、本当にその自由が認められるのか、国際世界は固唾を飲んで見守ることになるでしょう。

また、氏は1991年にノーベル平和賞を受賞しましたが、軍事政権による自宅軟禁下にあって授賞式には出席できませんでした。

そこで、解放のニュースを受けてノーベル賞委員会からは、できるだけ早くオスロを訪れて受賞演説を行ってほしいとの意向を表明しています。

これに関して、軍事政権がスー・チー氏の出国および帰国許可を保証するかどうかにも注目が集まりそうです。

■編集後記

自宅軟禁は文字通り、自宅に閉じ込め、外部とのやりとりを一切遮断することですが、インターネットも許されなかったようです。
解放後のインタビューで若者にメッセージを伝えるためにツイッターを始めたいと言ってましたから。
ミャンマーには政治犯が2000人以上いると言われ、政治犯が多い国は自宅軟禁という制度があるようです。
中国や韓国にもありますね。
日本は昔はあったのでしょうか。。
(裏)朝、東京の外気温6度でした。。
もう冬、ですね。。
マフラーがほしいです。


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