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毎日1分!英字新聞 石田

アリゾナの銃撃犯、『死からの挨拶状』差し出す

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Arizona gunman offers ‘greetings from dead’

A day after a University of Arizona nursing student shot three professors to death and killed himself, a newspaper received a list of grievances from the gunman that began, “Greetings from the dead.” He called the shooting spree “a reckoning.”

◇◆◇◆◇◆

■チェック


・greetings from からのあいさつ
・nursing 看護の 
・grievance 不満、苦情
・reckoning 清算 

■対訳

「アリゾナの銃撃犯、『死からの挨拶状』差し出す」

アリゾナ大学の看護学部学生が3人の教授を射殺し、自殺した翌日、ある新聞社が犯人から「死からの挨拶状」で始まる不満のリストを受け取った。
犯人は連続狙撃を「清算」と呼んだ。

■ひとこと 
新聞社とはアリゾナ州の地元紙、「Arizona Daily Star」で、自身の苦境、不満を伝える22ページにも及ぶリストが届いた。

“You have received this letter after a rather horrendous event,”
(あなたは、かなり恐ろしい出来事の後、この手紙を受け取った)

犯人が犯行に及ぶ前に書き、投函したものだ。
犯人は看護兵として湾岸戦争に出兵していた。
帰還後、州の元米兵向けの医療センターで准看護師として勤務していたが、正看護師の資格を得るため同大に入学した。
しかし、成績不良(単位不足)で中間試験を受けることができなかった。
事件はその中間試験の最中に起きた。

不満のリストには、教授への不満、大学への不満、自身の結婚の失敗、自分の健康上の問題、大学から自分が軽視されていること等々が挙げられている。

そういえば、先日のワシントンDC郊外の連続射殺事件の犯人も湾岸戦争帰還兵
(returned serviceman )だった。

ベトナム戦争帰還米兵の肉体的、精神的な苦悩は映画、小説等多様に表現されている。
そして、今、湾岸戦争から11年が経過した今、帰還兵の中に重く沈殿している澱(おり)のようなものが噴出しているかもしれない。

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