War could cost U.S. nearly $2 trillion
In the worst case, a war with Iraq could cost the United States almost as much as the government spent in the last budget year – nearly $2 trillion, according to new projections in a study released Thursday.
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■チェック
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・budget year 会計年度
・trillion 1兆
・projection 予測
■対訳
「米国、戦争のコストはおよそ2兆ドル」
木曜日に発表された研究の最新の予測によれば、最悪の場合、イラクとの戦争で米国が負担するコストは昨年度の政府支出にほぼ匹敵し、およそ2兆ドルである。
■ひとこと
2兆ドルといえば、約250兆円。
日本の国家予算が約80兆円だからその3倍!しかし、これは戦争が長期化し石油相場、米国経済が混乱するケースを想定した数字。
直接的な軍事費ではなく、戦争に起因するあらゆる経済的なコストを含んでいる。
もし、軍事作戦がうまくいって、戦争が短期終結し、イラクの戦後復興がうまくいった場合、最低で99 billion 990億ドルを想定しています。
あまりにも数字がかけ離れていますが、それにしても、たとえば1991年の湾岸戦争(Persian Gulf War)で米国が負担したコストは、61 billion、610億ドルに比べても、その規模の大きさが分かります。
戦争が短期終結した場合は、雇用の創出など、マクロ経済的には米国にとってプラスになる、と分析していますが、長期化した場合、そのマイナス効果ははかり知れません。
テロ事件への対応で550億ドルという緊急支出をした米国。景気は最悪だ。
これに戦争の経費が加われば、米国のリセッションはさらに悪化する可能性がある。
アラブNo2の石油埋蔵量を誇るイラクの油田。
もしフセインをイラクから追い出し、その利権を米国が獲得しても、ペイできるかどうかはすべて、戦争が短
期で終結するか、長期・泥沼化するかにかかっているようです。
■編集後記
細野晴臣と高橋幸宏の新ユニット「スケッチショー」のライブが9日渋谷であるので友達と見に行きます。
すでに1回目が3日に行われて、坂本龍一が飛び入り参加して「中国女」「CUE」などYMOを4曲もやったというので、9日にも出演の可能性大です!1曲ならまだしも4曲というのはライブ全20曲の20%です。
これは教授はすでにメンバーの一人と考えてよいでしょう。今からワクワクです。
そうです。私は中学〜高校生の頃、どっぷりYMOにはまっていたのでした。
自分でテクノバンドをつくってよく学園祭なんかで演奏してました。
YMOは日本のみならず海外のバンドにも深い影響を与えましたので、それがきっかけで洋楽を聞くようになり、「MUSIC LIFE」「Rock’in ON」などを購読(超なつかしー)
さらにはドイツを初めとするヨーロッパのアンダーグラウンド系、80年代にでてきたミニマル系。
ヨーロッパの電子音楽、ハウスの水脈がアメリカに輸入され、ブラックの文化と融合してラップ、ヒップホップと発展、それらがSHOWBIZとして商業資本にうまい形で回収されていくのを見つつ、SHOWBIZから限りなくこぼれ落ちてゆく音たちが、ボサノバ、ジャズなどと融合しつつアブストラクトな音楽をつくりあげていく。
私が好きなのは、この辺の音楽です。ここから、カナダのピアニスト、グレングールドによるバッハ「ゴールドベルク変奏曲」(初版)との衝撃的な出会いに発展します。(この話はまた今度。)
先日、近くのCD屋さんでDavid Bowieのベスト版を買いました。選曲最高です!
「Ashes to Ashes」(灰は灰に)。お涙モノです。
しかし、カラオケにいくとチャゲ&飛鳥の「SAY YES」を熱唱してしまうんですね、これが。。(笑)