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毎日1分!英字新聞 石田

スタンフォード大学で賛否両論の幹細胞の研究

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Controversial stem-cell work at Stanford

Stanford University said Tuesday it plans to develop new stem cells through a highly experimental scientific method that some consider cloning.
It will be the first U.S. university to publicly embark on this controversial work.

◇◆◇◆◇◆

■チェック


・stem-cell 幹細胞
・cloning クローンの作成
・embark on 〜に乗り出す、出発する、〜を始める、〜に着手する

■対訳

「スタンフォード大学で賛否両論の幹細胞の研究」

スタンフォード大学は火曜日、ヒトクローンの作成ともみなされる高度に実験的で科学的な手法を用いて、新しい幹細胞を開発する計画を立てたと伝えた。
同大学は、議論の的となているこの研究に公然と着手した米国で最初の大学となった。

■ひとこと
シリコンバレーを形成する核となったのがスタンフォード大学だ。

ヒトクローン胚の研究はクリントン民主党政権の下、活発に進められてきました。
しかし、米国の保守派層に基盤を置く共和党政権になって、倫理的な問題から研究に遅れが出るのでは、と予想され、実際バイオ研究に関する政府予算も縮小の方針を決められていました。

ヒトクローン胚の作成については昨年11月、マサチューセッツ州のバイオベンチャーが作成に成功したことが大々的に伝えられた。

結局、今回のスタンフォード大もそうであるが、ヒトクローン胚作成の目的はなにもクローン人間をつくることではない。
遺伝学的に拒絶反応のない幹細胞をつくり、様々な病気を治療するためなのです。

つまり、クローン治療。

クローン治療は、患者自身の細胞から取り出した遺伝物質を利用して治療用の細胞を作り出し、患者に移植して病気を治そうという試みだ。

クローン人間をつくろうという人々もいるが、そういう人たちと彼ら研究チームの目的は全く異なるのだ。

確かに倫理的な問題はまだ解決されていない。クローン技術とその安全性の基盤つくりにはまだ時間がかかるかもしれない。

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