Iraq report strafes Wall St.
War fears pummeled Wall Street Monday, pushing the Dow Jones industrials below the 8,000 level for the first time in three months and sending the overall market lower for the seventh time in eight sessions.
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■チェック
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・strafe [stre’if] 猛爆撃する、地上掃射する
・pummel [pΛ’ml] 攻撃する、猛撃する = strafe
・session (取引の)立会い
■対訳
「イラクレポート、ウォールストリートを猛撃」
戦争への不安が月曜日ウォールストリートを直撃、3ヶ月ぶりにダウジョーンズ工業平均株価を8000ドル以下の水準まで押し下げ、市場は8回の立会いの内、7度目の全面安となった。
■ひとこと
session とは取引所の立会いのことを言います。
取引所で、final session of the year というと大納会です。
国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)そして国際原子力機関(IAEA)は、イラクの大量破壊兵器に関する査察について、国連安全保障理事会へ正式報告を行い、予想されていた通り、イラクの査察への協力は不十分と報告しました。
また戦争が短期終結しても、その後の戦後処理問題が難航しそうな気配もあり、株式は全面的に買い控え。
その一方で高値をつけているのが金です。
金は不安定な次代に強いといわれます。
貨幣や株価というのはそれ自体絶対的な価値はありません。
「信用」が相対的な価値をつけるわけです。
したがって一度落ち込むととどまるところを知りません。
しかしそこへいくと金は強いです。
これは相場で値決めされてはいるものの、ある程度下限があります。
ニューヨーク商品取引所の金先物相場は1オンス=400ドル近くまで高騰し、6年ぶりに記録を更新しているとのことです。