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毎日1分!英字新聞 石田

イラク、スカッドミサイルをクウェートへ向けて発射

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Iraq Fires Scud Missile at Kuwait

Iraq fired at least one Scud missile at Kuwait on Thursday, U.S. and Kuwaiti officials said, prompting U.S. troops to don chemical protective suits and setting emergency air raid sirens blaring in Kuwait City.

◇◆◇◆◇◆

■チェック


・don を着用する
・air raid 空襲 空爆
・blare 鳴り響く

■対訳

「イラク、スカッドミサイルをクウェートへ向けて発射」

イラクは木曜日、少なくとも1発のスカッドミサイルをクウェートへ発射したと米国およびクウェート当局者らは伝えた。これを受けて米国の兵士らは化学防護服を着用、クウェート市内には、空襲警報が鳴響いた。

■ひとこと
クウェートは米部隊が駐留しています。これをイラクは狙っています。
イラクの初めての反撃とも言われる今回のスカッドミサイルについて、米英連合軍のスポークスマンは次のように言っています。

“One (Scud) was knocked by a Patriot system. Where the debris landed I’m not sure. The debris is being investigated at this moment. What we can say is there are no casualties,”

1発は、パトリオットシステムで撃墜された。
破片がどこに落下したかは分からない。
破片については、現在調査中である。
われわれが言えることは、死傷者(casualities)は出てないということだ。

スカッドミサイルとは短距離(300〜500km)の弾道ミサイルで、旧ソ連で50年代から60年代にかけて開発されました。
生物、化学兵器はもちろん、核弾頭の搭載も可能です。
ソ連時代に第三国へ輸出され、多くの摸製が作られました。
車両に搭載可能で機動性に富みます。

■編集後記

対イラク戦争が終結し、イラクが独裁から「解放」(liberate)されれば、必ず相対的に北朝鮮が突出してきます。
これまで毎日のようにメディアを埋め尽くしていた北朝鮮トピックスが完全に陰に隠れた形となりました。
フセイン政権が世界から消滅したとき、世界に脅威を与える独裁政権は北朝鮮のみとなります。

小泉首相が国会で民主党をはじめとする野党に攻められています。
アメリカに単に追従しているだけではないのか?と。
しかし小泉首相を擁護し、反戦論者に逆に反論する人たちもいます。(メールをいただいております。)

まあ確かに自衛以外の武力を放棄している日本に対し、おかまいなく核の脅威を与え続ける北朝鮮、国際ルールなど通用しない国の存在を考えると、反戦・平和主義者への反論も分からなくはありません。
確かに怖いし、ミサイルが飛んできたとき、「さあ、どうするんだ?」と言われても、どうすることもできません。

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