Philips’ New Camera Lens Works Like Human Eye
Philips Electronics said on Thursday it had invented a tiny digital camera lens to fit inside a mobile phone that could focus on objects and create sharp pictures in ways that are similar to the human eye.
■チェック
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・invent 〜を発明する、考案する
・tiny 極めて小さな
・object 被写体
■対訳
「フィリップ社の新型カメラレンズ、ヒトの目と同じように作動」
フィリップ・エレクトロニクス社は木曜日、携帯電話機の中に取り付ける極小カメラレンズを開発した、と発表した。
このレンズは、ヒトの目と同じような方法で、被写体にピントを合わせ、鮮明な映像を実現する、という。
■訳出のポイント
日本語でいう「新製品を開発する」の「開発する」にあたる表現は、英語ではいくつかの異なる動詞を用いることができます。
その代表的なものが、今日の記事中の invent、それに、create、 developの3つです。
これらの違いを簡単にまとめて見ましょう。
invent は、日本語では「発明する」と訳されることが多いのですが、「想像力あるいは独創力を用いて、何かを初めて作り出す」という意味を持ちます。
「全く新しいものを独創的に作り出す」→「発明する」といったところでしょうか。
create は、一般的には「創造する」という日本語が当てられることが多いですね。
おおもとの意味は bring something into exsitense「何かを実存に至らせる」です。
つまりアイデアなり、概念なりを”実際に物理的に存在する”状態に持っていくことを create といいます。
ですから、invent のように「全く新しいもの」である必要はないわけです。
develop は「開発する」の訳としては最も頻繁に使われる単語です。
また「発展する」という日本語訳もよく当てられます。
この「発展する」という語感からもわかるように、develop には”段階””過程”を経て、何かを開発する、というニュアンスがあります。
ある製品が土台にあって、そこから新製品を開発する、という場合など、まさにdevelop ですね。
このように、類似の使い方で登場する単語の違いを”感じる”には、英英辞典を引いてみるのが一番です。