Heavy Fighting in Afghan City After Minister Dies
More than 100 people died in factional fighting in the western Afghan city of Herat on Sunday after the killing of a cabinet minister who was the son of the powerful provincial governor, officials said.
■チェック
!
・factional fighting 派閥争い
・cabinet minister 閣僚
・provincial governor 州知事
■対訳
「閣僚死亡後、アフガンの都市で猛烈な戦闘」
権力を持つ州知事の息子である閣僚が殺害された後の日曜日、アフガニスタン西部の都市ヘラートでは、激しい派閥間の戦闘で100人以上が死亡した、と当局が伝えた。
■訳出のポイント
factional は faction 「派閥」「党派」の形容詞形。
どちらも政治関係の記事では頻出なので、覚えておきましょう。
特に今日の記事にも出ている factional fighting 「派閥争い」や、
factional politics 「派閥政治」は、日本の政治を語るには欠かせない表現ですね。
また、faction in power というと、「力(権限)のある派閥」→「主流派」になります。
province は「州」「地方」という意味です。
国の行政区分の名称として用いる国もあり、その代表はカナダです。
例;Province of Quebec 「(カナダの)ケベック州」
つまり、アメリカの「州」state や、日本の「県」prefecture と同じように使います。
governor は、govern (=「支配する」「統治する」)に-or(〜する人)という形ですから、もともとは「支配する人」「統治者」という意味です。
現在では、地方自治体、とくに州や県レベルの「知事」として使われることが多い単語です。
■編集後記
昨夜、「ソラリス(特別編)」(ジョージクルーニー主演)と「アバウト・シュミット」(ジャックニコルソン)の2本を続けてDVDで見ました。
「ソラリス」はタルコフスキーの「惑星のソラリス」のリメイク。
うーん、今ひとつ!でも死んだ博士のコピーのせりふ「君はなぜ答えを求めるのだ?答えを求めてはいけない、あるのは選択だけだ」というせりふにショック!
深いね〜。
「セックスと嘘とビデオテープ」を撮ったスティーブン・ソダーバーグだけにかなり期待していましたが。
やはりソラリスは部屋の中で雨が降ってないといかんねー。
「アバウトシュミット」は黒澤明の「生きる」をモデルに作ったと言われ、アメリカのネブラスカ州オマハが舞台です。
う〜ん、ジャックニコルソンの退廃的な部分がすごく印象的です。またさりげない街角の風景も非常に美しい!ニコルソンファンは必見の一本です!
ジャックニコルソンで1本を挙げろ、と言われたら、やはり「シャイニング」でしょうが、「カッコーの巣の上で」も同じくらいGOODです。
DVD欲しい!という人のためにアマゾンのリンクを貼っておきます。
ソラリス特別編(DVD) ★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009XLKS/1stteachers-22
タルコフスキーの「惑星のソラリス」(DVD) ★★★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006RTTR/1stteachers-22
セックスと嘘とビデオテープ ★★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006J9V0/1stteachers-22
アバウトシュミット ★★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008WJ2G/1stteachers-22
シャイニング ★★★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000C9VCW/1stteachers-22
カッコーの巣の上で ★★★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001DQW9O/1stteachers-22
生きる(黒澤明)★★★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000086F7R/1stteachers-22