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毎日1分!英字新聞 石田

モルディブのサンゴ礁が再生

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Maldives Nurses Its Coral Reefs Back to Life

Scientists in the Maldives watched spellbound under the full moon as reproducing corals ejected pink-orange eggs and bundles of sperm — proof the islands’ endangered reefs are on the road to regeneration.

■チェック

!

・spellbound 魔法にかかった、うっとりとした
・reproduce 生殖する  
・sperm 精子
・endangered 絶滅寸前の
・regeneration 再生、復活 

■対訳

「モルディブのサンゴ礁が再生」

サンゴがピンクがかったオレンジ色の卵と精子の束を噴出して生殖活動を行う中、モルディブの科学者たちは満月の魔法にかかったようにうっとりと、絶滅に瀕する島のサンゴ礁が再生に向かっているという証拠を目あたりにした。

■訳出のポイント

come back to life という表現があります。
これは、直訳すると「命(生活)に戻ってくる」ですが、
主に、生命の危機に瀕していた人(あるいは動物、物)が「生き返る」「復活する」という意味に使われます。
また、意識を失っていた人が「息を吹き返す」場合や、静かにしていた人が「活動的になる」という場合にも使われます。

さて、これが bring 人 back to life という形になると、
「(人を)生き返らせる」「蘇生させる」となります。
今日のタイトル中はこの表現の応用で、bring の代わりに nurse 「看病する」「大切に育てる」という動詞が使われています。
つまり、モルディブ(の科学者たち)が一生懸命「看病して」サンゴ礁を「よみがえらせている」というニュアンスがこめられています。

最後の部分、on the road to regeneration では、
on the road to 〜 という表現に注意。
「〜への道をたどっている」「〜へ向かっている」という意味です。
on the road to fame 「名声への道を歩んでいる」
on the road to recovery 「回復に向かっている」など、多様に使えます。

また、文全体の構造がわかりにくいかもしれませんが、
主語→ Scientists in the Maldives
動詞→ watched
目的語→ proof 以下
が基本的構造です。
つまり、「モルディブの科学者たちは証拠を見た」わけで、どんな状態で見た
のかが(spellbound under the full moon as reproducing corals ejected pink-orange eggs and bundles of sperm)で説明されています。
また、proof 以下の部分は、どんな証拠かを説明するものです。
proof 直後にあるはずの that が省略された形ですね。
pfoor that S + V で「SがVする証拠」となります。

■編集後記

海水魚ファンの私の家にもサンゴがいます。
ウミキノコ、オオバナサンゴ、ハナガササンゴです。
タンクの中でゆらゆら揺れる珊瑚を見ていると仕事のストレスも吹っ飛びます。

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