金星の太陽面通過に世界の天文ファンが沸く

Venus Transit of Sun Delights World Stargazers

Venus dazzled astronomers and stargazers around the globe Tuesday as it made it first transit across the Sun in more than 100 years. Until 1:19 a.m. EDT, no living person had viewed the rare phenomenon first seen by British astronomer Jeremiah Horrocks in 1639.

■チェック!
・transit 通過
・delight [動詞]〜を楽しませる
・dazzle 〜の目をくらませる、を驚嘆させる、を魅了する
・astronomer 天文学者

■対訳
「金星の太陽面通過に世界の天文ファンが沸く」

火曜日、100年以上ぶりに金星が太陽の前を通過し、世界各地の天文学者や天文ファンを魅了した。
東部夏時間の午前1時19分になるまで、1639年に英国の天文学者ジェレミア・ホロックスが初めて目撃したこの世にもまれな現象を目にしたことがある人間は世界に一人も生存していなかった。

■訳出のポイント
stargazer は直訳すると「星を見つめる人」。
astronomer と同じように「天文学者」という意味にも使われますが、
astronomerに比べて、軽い意味で使われます。ここでは、「天文ファン」と訳しました。

後半部分の no living person had viewed 以下は、
「…を目にしたことがある生存者は一人もいなかった」という意味です。
これを読みやすい日本語にするために、
「…を目にしたことがある人間は世界に一人も生存していなかった」としました。
この文では、この東部夏時間の午前1時19分を境に、この現象を目にしたことのある生存者が、ゼロから一気に増えたことを強調する意図が見えますね。

■編集後記
金星が月に隠される金星食は、数年〜十数年に1回ありますが、金星が太陽面を通過する金星食は122年ぶりだそうで、前回の金星食を見た人間は現存していない、ということらしいです。
いや、そう考えると現存の世界最年長の人は何歳なのだろうか?と思い、調べてみるとギネスブックに認定されている人は現在113歳のオランダの女性。
なるほど、確かに122歳を越える人は現在存在していない(ギネスブックによれば)。

ところでギネスブックとは何か?誰が発行しているのか?
これも調べてみると、イギリスのビール会社ギネス社が発行しているとのこと。
あの苦い黒ビールを製造している会社です。
昔ジャマイカに行ったとき、ゴルフ場のキャディが
「このビールは男を強くするんだぞ」と迷信のようなことを言っていたことを思い出しました。

調べたところによると、当時ギネス社の社長が友達と狩りに行った時、獲物のうちどの鳥が世界で一番早く飛べるか(要はそれを打ち落とした自分の腕を競う)、記録しようということになり、そういういろいろな分野で世界一の本をまとめたら売れるのではないか、という話になりました。
それがギネスブック誕生の瞬間です。
そして1951年に創刊されたそうです。

この話には教訓があります。

まず、どのような偉業もそのきっかけ、最初の一歩はとても小さいものである、ということ。
大きな1歩もはじめは小さな一歩から。
まずは自分の興味があることをひとつ、なんでもよいから始めてみよう!

次に、ギネスブックに記載されているひとつひとつのコンテンツ(記録)はとても貴重なものですが、それらの記録をさらに上の視野からEDITするという仕事もこれまた貴重なものであるということ。

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