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毎日1分!英字新聞 石田

野口選手、マラソンで金メダル獲得

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Noguchi Wins Marathon Gold

Mizuki Noguchi started pulling away around the 27km mark and held on in sweltering heat to capture the women’s gold medal at the Athens Olympics,bringing Japan its 13th gold of the Games.

■チェック

!

・pull away 引き離す
・hold on 持ちこたえる 
・sweltering うだるように暑い 

■対訳

「野口選手、マラソンで金メダル獲得」

野口みずき選手は27キロ地点あたりで他選手を振り切り始め、うだるような暑さの中を持ちこたえ、アテネ五輪の女子マラソンで金メダルを獲得し、日本に本大会で13個目の金をもたらした。

■訳出のポイント

pull は「引く」という動詞で、away は「離れて」という意味なので、pull away は文字通り、「引き離す」とか「もぎ取る」というような、もともと”くっついているものを力でもって引き離す”という意味の表現です。
ここから、
1.(車が)発車して離れていく 
2.(レースなどで他選手を)引き離す、振り切る 
という文脈でよく使われるようになりました。

ちなみに1の反対の表現は pull over「(車を)路肩に寄せる、停止させる」。
この両表現は、米国で自動車免許の路上試験を受ける際には、必ず試験官から聞かされる表現です。

今日の記事ではもちろん、2.の意味ですね。原文にはありませんが、日本語としてわかりやすいので、”他選手を”を加えて意訳しました。

また、hold on もよく使われる口語表現です。
「しっかりつかまる」「固定する」というのがもともとの意味ですが、通常では、ここから派生した「その場を持ちこたえる」→「踏ん張る」「食い下がる」という意味でみかけることが多いですね。

また、全く異なる「電話を切らないで待つ」という意味もあるので、
注意しましょう。
例:
“May I speak with Ken?”  「ケンさんいらっしゃいますか?」
“Hold on a second.”    「少々お待ちください。」

■編集後記

今回のオリンピック、日本のメダル数も凄まじいですが、マスコミの報道も狂ってますね。
長嶋JAPANって、長嶋さんの思い入れは分かるけど、ミスターは療養中ですよ!
またアニマル浜口の絶叫ぶりを各社がこぞって報道しているが、あれって、娘さんにとってプレッシャーにならないのでしょうか?

ほら授業参観のとき、静まりかえった教室で母親が後ろから「がんばってー」なんて絶叫されたらたまったもんじゃないですよ。

女子バレーについても、アテネ前の騒ぎすぎをみてて、なんだかな〜、という冷めた感じです。

そんな中、このオリンピックで一番感動的だったのは女子レスリング伊調姉妹のうち、惜しくも銀メダルだったお姉さんのインタビューですね。
「銀メダル、どうでしょうか」という記者の質問にまじめな顔で「銀なんかもらったって正直うれしくありません」これを聞いたとき体が震えるほど感動しました。
よく言った!伊調!偉いぞ!それぞヤマトナデシコだ!そりゃそうだよ。
銀メダルや銅メダルもらったって、少しもうれしくないはず。
金が目の前に見えてたんだからね。

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