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毎日1分!英字新聞 石田

ダライ・ラマ、ロシア南部に到着

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Dalai Lama Arrived in Southern Russia

The Dalai Lama arrived on his first visit to Russia after Moscow abruptly reversed its refusal to grant the Tibetan spiritual leader entry. Russia has rejected visa request for him three times in the past because it was wary of upsetting China.

■チェック

!

・abruptly 突然に
・refusal 拒否 ・grant [動詞]許可する 
・wary 警戒している  
・upset [動詞]〜の気を悪くさせる 

■対訳

「ダライ・ラマ、ロシア南部に到着」

ロシア政府がチベットの宗教指導者の入国許可を拒否する姿勢を突然に覆し、ダライ・ラマは初めてのロシアの地を踏んだ。同政府は中国の意向を考慮して過去3度に渡り、ダライ・ラマのビザ申請を拒否していた。

■訳出のポイント

英字新聞ではおなじみだとは思いますが、Moscow は Washington が米国政府、Tokyo が「日本政府」を指して用いられるのと同様「ロシア政府」の意味になります。

refusal は、動詞 refuse「拒否する」の名詞形です。
このパターンで、名詞ができる例として、propose 「提案する」→ proposal「提案」「企画」dismiss 「解散する」→ dismissal「解散」approve 「許可する」→ approval「許可」などが挙げられます。

wary はまず発音に注意しましょう。
[we'(э)ri]=ウェアリー です。「ウァリー」と発音しがちですが、英語の a はしばしば日本語の「エ」または「エイ」に近い音になります。
意味としては、「警戒している」「慎重な」「用心深い」という形容詞です。
一般的には、be wary of 〜という形で「〜を警戒する」「〜に注意する」「〜に慎重」という表現になります。

ここでは、 it was wary of upsetting China となっていますので、直訳すると「それ(ロシア政府)は中国の気に障ることに警戒した」という意味になります。つまり、ダライ・ラマにロシア訪問を許可することで、中国のご機嫌を損ねることを警戒していた、ということです。
対訳では、「中国の意向を考慮して」と意訳しています。

■編集後記

チベットの人々は自らを独立国と主張していますが、中国は、チベット=中国の一部という見解で、軍事力で制圧し、度々、戦闘を繰り返してきました。
そのチベット=独立国の精神的指導者がダライ・ラマだったのですね。

中国とチベットの問題については、より詳しくはこちら。
http://www.tibet.to/mondai/mondai2.htm

もともと中国と同様、社会主義を標榜していて友好関係にあるロシアは、中国のチベット政策を容認し、ダライ・ラマの入国を拒否していました。

(裏

■編集後記


昨日は多くのお見舞いメールありがとうございました。60通ほど頂きました!
この場(ってどこだ!)を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
昨日の夜には痛みもとれ、今はすっきりです。
また海水魚水槽の謎について、ショップに確認したところ、ライブロックの中にすみつく「イソメ」が原因だとのこと。イソメって、つりの餌にもなっているんですが、少し種類が違って、有毒のトゲを持っているイソメが
ライブロックの中にすみついているのです。これが時に顔を出して、そこに僕の腕と遭遇したわけですね。

ただ、リンパ腺の腫れとイソメとの関係はまだ不明です。

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