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毎日1分!英字新聞 石田

観光客が米国に殺到

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Tourists Rush to USA

The weak dollar may be hurting Americans living and traveling overseas, but it is luring waves of foreign tourists to the USA. Some are attracted by the bargains, and some are finally making long-wanted visits because it’s so affordable.

■チェック

!

・hurting (米俗)惨めな、こたえる
・lure [動詞]誘惑する
・long-wanted 長い間欲しかった
・affordable 手ごろな価格の

■対訳

「観光客が米国に殺到」

ドル安は、米国人が生活したり海外旅行をする上では困りものかもしれないが、一方では海外からの観光客の波を米国へと引き寄せている。中にはバーゲンに引かれてくる観光客もいれば、米国旅行が非常に手ごろな価格になっ
たため、長年望んでいた訪米をついに実現するという人々もいる。

■訳出のポイント

weak dollar は「弱いドル」→「ドル安」ですね。
weak dollar and strong yenだと「ドル安・円高」という表現にあたります。

affordableは、“ぴったりとくる日本語訳がない”英単語の代表です。
cheap(安い)や economical(経済的な)の意味に近いのですが、「実際の価値に比べて値段が相対的に安い」ということを指すのではなく、「一般の人が買える価格の範囲内にある」ことを言います。
従って、どんなに「割安」でも、商品の性質にかんがみて絶対価格の高いものは affordable とは言えないのです。

ここでは、ドル安によって海外(特に欧州)からの観光客にとって“一般の人にも手の届く範囲の料金”で、米国を訪れ買い物や観光を楽しむことができるようになった、という意味で使われています。

Some 〜, and some… と〈some + 名詞〉を主語とした文が繰り返されている場合、文字通り「いくつかの○○は〜、いくつかの○○は」と訳してしまうと、“拙い日本語”になってしまいます。
「中には〜する○○もあれば、…する○○もある」とした方が、断然スマートですね。

ここでは、someの後ろに来るはずの tourists(厳密にはforeign tourists)が省略されています。このように、後ろについてくる名詞が明白な場合(特に人の場合)は、省略されることが一般的です。
辞書を見てみると、someには名詞として「一部(の人々)」という意味が載っています。これは、この省略方が非常に一般的に使われるため、名詞そのものとして機能するようになった、という解釈といえるでしょう。

■編集後記

久しぶりに遅い配信となってしましいました。
原則として土日は、2日のうち、1回だけ配信します。

昨日はお友達の畑岡さんと田渕さんに「隠れ講師」として呼ばれ、神田。
独立起業(そしてセミリタイヤ)を目指す人たちにいろいろとアドバイスしてきました。

畑岡さん http://www.mag2.com/m/0000134905.htm
田渕さん http://www.mag2.com/m/0000131786.htm
         

(裏

■編集後記


今日はお休み(^^v)

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