China Warned Japan and U.S.
On Sunday, Chinese Foreign Minister Li Zhaoxing warned Japan and the United States not to interfere in internal matters, especially when it comes to Taiwan.
■チェック
!
・interfere 干渉する
・internal matter 国内事情、内政
・especially 特に
■対訳
「中国、日米に警告」
中国の李肇星外相は日曜日に、日本と米国に対して中国の内政、特に台湾に関して干渉しないよう、警告した。
■訳出のポイント
interfere は「邪魔をする」「妨げる」「干渉する」という意味の動詞。
interfere in 〜 「〜に干渉する」「〜に口出しする」 という形でよく使われます。
例: I’m not a child any more, so stop interfering in my life!
「もう子どもじゃないんだから、僕の生活に口出しするのは止めてくれよ。」
ここでは、interfere in internal matters で「内政に干渉する」という意味になっていますね。
最後の部分when it comes to Taiwan は直訳すると、「それが台湾に来ると」という意味になります。
この when it comes to 〜 は、そのままだと日本語訳にはしにくい表現ですが、「それが〜に関することとなると」「〜という点においては」という意味合いで使われます。
とくに、when it comes to a pinch 「ピンチ(窮地)の場合には」→「いざというときには」という表現など頻出です。
例:When it comes to a pinch, don’t forget to call me.
「いざというときには、私に電話することを忘れないでください。」→「いざというときには、必ず私に電話してください。」
ここでは、internal matters「内政」の中でも、とりわけ“台湾に関することについては”、という意味でwhen it comes to Taiwan となっています。
■編集後記
「スーパーエルマーCBSコース」がリニューアルです。
「ハイパー・スピード理論」で「動体聴力」が身に付きます。
冒頭で告知している試聴CDは早い者勝ちですので。。。
和英翻訳のポイントについてお話します。
僕は翻訳会社を経営していますから、多くの翻訳家が毎日登録してきます。
新規に翻訳家を使うときは必ずトライアルをします。20行くらいの英語を日本語に翻訳してもらいます。
ここで重要なのは日本語の正確性です。英語ができるからといっても、日本語ができるとは限りません。意外と自分は英語ができると思って、翻訳家に登録してきても、かなり日本語の文章力がない方が多いです。
だから、英語の原文と見比べるまでもなく、「日本語のみ読んで」つっかえたり、理解に苦しむ文章を書く人は、その時点で落選です。
クライアントが日本語としてスラスラ読めなくては翻訳とはいえないわけです。だから直訳はダメなんです。
裁判用の文章以外は直訳を極力避けます。
直訳は英文を読んだ時点で翻訳者の頭に映し出される映像です。
その映像を、正確な日本語に置き換えること、これが翻訳者の仕事であり、一番難しいことなんです。
英語→日本語 というダイレクトな関係ではなく、
英語 →(ブラックボックス)→ 日本語
という図式が成り立ちこの(ブラックボックス)こそ、翻訳作業(Translation)となるわけです。
When it comes to golfing, nobody knows more than Tom.
A. それがゴルフに来るときは、トムより知っている人はいない。
B. ゴルフのことになると、トムは誰よりも詳しい。
厳密に言えば、Aの理解が頭で出来ていればOKなんですが、それを文章として書いてクライアントに提出すればもう2度と仕事は来ないでしょう。
Bがクライアント提出用です。つまり、(ブラックボックス)で行う作業は、AからBへの変換作業であると言えます。
(裏)
一昨日、草津温泉に1泊2日で行ってまいりました。ちょっとした起業家の集まりに呼ばれましたので。。
そこで時間を忘れて話し込んでたら、朝になりまして、久しぶりに完全に徹夜となりました。そのまま、朝風呂に入って、朝食を食べて車を運転して東京まで帰ってきました。すっげータフな男!!(笑)
かなり疲れましたが、眠くならず、夜の8時頃まで起きていて、その後、朝7時まで爆睡しました(笑)