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毎日1分!英字新聞 石田

中国のGDP:2006年は10.7%増

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China’s GDP Grows 10.7 % In 2006

China’s economy grew 10.7 percent in 2006, the fastest pace in 11 years, boosted by exports which generated a record trade surplus of $177.5 billion last year.

■チェック

・GDP (= gross domestic product) 国内総生産
・boost 応援する
・trade surplus 貿易黒字

■対訳

「中国のGDP:2006年は10.7%増」

2006年、中国経済は過去11年で最高の10.7%の成長を遂げた。
これは、昨年過去最大の1775億ドル(約21兆円)の貿易黒字を生んだ輸出に支えられたもの。

■訳出のポイント

カンマに挟まれた the fastest pace in 11 years の部分は、直訳すると「11年間でもっとも速い速度」となり、2006年の中国の経済成長率が10.7%と過去11年で最高だったことを 「成長速度」 としてとらえて
いるわけです。

boost は英字新聞ではおなじみの動詞ですね。

もともと 「持ち上げる」 「押し上げる」 という意味ですが、ニュースではむしろ、今日のように 「後押しする」 「応援(後援)する」 に近いニュアンスで使われることが多い単語です。

GDP = gross domestic product は 「国内総生産」 で、一定の期間内に国内で生産された財やサービスなど生産財の合計。

これに対して、 GNP = gross national product 「国民総生産」 は、GDP に海外からの純所得受け取り(net factor income from abroad) を加えたものです。

海外からの純所得とは、海外に在住しているその国の居住者が生み出した付加価値 value added のことで、海外で出稼ぎして国許へ送金している状況などを考えるとわかりやすいかもしれません。

最近では、GNP よりも GDP の方が国内の経済活動の指標として重要視される傾向があるようです。

■編集後記

一昨日の日経の夕刊で中国のネット人口が1億1千万人を超えていると報じていました。いやー、ほぼ日本の人口に匹敵する人数がネットをしているというのはスゴイ世界です。楽天が中国進出を狙うのもうなずけますね!

今日は福岡。なんでもGLAYのコンサートが27日にあり、福岡のホテルはどこも満室状態。その27日にセミナーやります。全国セミナーの最終日。

(裏)最近火事が多いですね。空気が乾燥しています。火の元に注意!

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