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毎日1分!英字新聞 石田

ヴァージンのブランソン氏:地球温暖化賞金2500万ドルを提供

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Virgin’s Branson Offers $25 M Global Warming Prize

Richard Branson will give away a $25 million prize to the first person who comes up with a way of collecting more than 1 billion tons of greenhouse gases per year from the atmosphere to beat global warming, the British business tycoon announced.

■チェック

・come up with  思いつく、考え出す
・greenhouse gas  温室効果ガス
・atmosphere  大気
・tycoon  (実業界などの) 大物実力者

■対訳

「ヴァージンのブランソン氏:地球温暖化賞金2500万ドルを提供」

英国の大物実業家リチャード・ブランソン氏が、地球温暖化を克服するために、大気中の温室効果ガスを年間10億トン以上回収する方法を最初に考え出した人に賞金2500万ドル (約30億円) を授与する、と発表した。

■訳出のポイント

今日は、主に米国で日常的に使われる句動詞がふたつ登場しています。

まずは、 give away。

色々な意味がありますが、ここでは 「与える」 「寄付する」 「贈る」という意味。

主に無償・無料で何かを提供するときに使われる表現です。

次に、 come up with 〜  は、アイデアなどを 「思いつく」、解決策や回答などを 「見つける」 という意味で頻出の表現です。

Where on earth did you come up with that idea?
「一体全体どこからそんなアイデアが出てきたの?」 という具合に使います。

tycoon については何度か触れていますが、復習しておきましょう。

もともと、日本語で将軍を指す 「大君」 を語源とする言葉で、外国人が徳川将軍を指して使いました。

現在では、主に実業界の 「大物」 「実力者」 という意味で使われます。

英ヴァージン・グループを率いるブランソン氏は、学習障害(learning deficit あるいは learning disability) のひとつであるdevelopmental dyslexia (発達性失読症) だったといわれ、英国の公立学校を16歳で中退しています。

その後、17歳で創刊した雑誌 Student から始まり、音楽業界、航空業界など、多種多岐に渡るビジネスで成功を収めたのは周知のとおり。

飛行機による世界一周飛行や熱気球での太平洋・大西洋横断などを行う冒険家としても知られ、大物実業家 business tycoon として世界に名を馳せた現在でも、ユニークかつアグレッシブであり続ける、まさに 「起業家」 entrepreneur というのにふさわしい人物ですね。

■編集後記

リチャード・ブランソン氏の行動って凄いですね。もう企業の宣伝を超えていますよ。いや、やはり宣伝か。。これプレスリリースしたらもう世界中のメディアが伝えていますよね。ある意味この広告効果を貨幣価値に換算したら30億くらいになるんじゃないか、と。ある意味、巧妙な宣伝手法ですね。

でも一方で、温室効果ガス削減の研究をしている人たちはこのニュースをみて、マジ、力はいったと思います。

宮崎県のそのまんま東さんも、テレビでの露出で、宮崎県のPRとしては何十億という宣伝効果があるとか、週末のテレビで誰かが試算してましたよね。

長野県の田中康夫元知事のときよりも明らかに露出は多いですね。
でもそのくらいのエンターテイメント性っていうのはどの知事さんにも必要なことだと思います。

池袋ウエストゲートパークのDVDを全部みました(爆)
やはりテレビで昔観たときの印象のほうが強かったような気がしました。

(裏)週末、温泉へ。いやー、本をたくさん読みました(爆)

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