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毎日1分!英字新聞 石田

NYの 『イエローキャブ』 :2012年までにハイブリッド車へ

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NY’ s Yellow Cabs to Go Hybrid by 2012

New York City Mayor Michael Bloomberg on Tuesday proposed a five-year plan in which the Big Apple’s famous yellow cabs will be replaced by hybrid vehicles to reduce greenhouse gas emissions.

■チェック

・cab  タクシー
・replace  〜に切り替える
・the Big Apple  ニューヨーク市の愛称
・hybrid vehicle  ハイブリッド車
・greenhouse gas  温暖化ガス (温室効果ガス)

■対訳

「NYの 『イエローキャブ』 :2012年までにハイブリッド車へ」

ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は火曜日、温暖化ガス排出を削減するために、同市の名物である 『イエローキャブ(黄色いタクシー)』 をハイブリッド車へと切り替える5年計画を提案した。

■訳出のポイント

cab という単語はもともと cabriolet の略です。

cabriolet は 「二輪馬車」 「辻馬車」 を意味する言葉で、昔の交通機関です。

ここから、「辻馬車」 に代わる現代の交通機関である「タクシー」のことをcab と呼ぶようになりました。

そして、NY市では正規登録されているタクシーは車体を黄色くする規則があるため、yellow cab という愛称が生まれました。

ちなみに、英国ロンドンでは、正式なタクシーには黒塗りのオースチン (Austin)が使われる伝統があり、black cab と呼ばれます。

greenhouse gas は、二酸化炭素、一酸化炭素、フロン、メタンなど温室効果の原因となる気体の総称。

日本語では 「温室効果ガス」 あるいは 「温暖化ガス」 と呼ばれます。

vehicle は、通常陸上の 「乗物」 「輸送機関」 を表す単語。

car, bus, bicycle など車輪を持つ乗り物一般が含まれます。

日本語の 「車両」 に近いニュアンスがありますが、文脈によって訳し分けることが適切でしょう。

今日の場合は、タクシーの話題なので、 vehicle が 「自動車」 の意味で使われていることは明らかですね。

hybrid vehicle = hybrid car で 「ハイブリッド自動車」 → 「ハイブリッド車」ということになります。

■編集後記

ニューヨークのタクシーといえば、ちょっと怪しい英語を話すヒスパニックのおじさんとか思い出します。覚えている限りタクシーの車体の状態は決して良いものとはいえませんでした。

アメリカには日本のような車検制度はないです。だから、走っている車も本当にポンコツが多い!!窓ガラスの代わりにビニールを貼っている車なんてよく見かけますし、インターステート(州間高速)にも、マフラーとか平気で落ちています。

日本車がアメリカで売れるのは、壊れないからです。信頼性が抜群にいいわけですね、アコード、レクサスがヒットするにはそういうふうな背景もあるようです。

(裏)カメリアでリベンジ成功!もうちょっとで師匠を。。(笑)

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