Harrington Wins British Open
35 year-old Irishman Padraig Harrington beat Sergio Garcia from Spain by a single stroke in the British Open playoff to capture his first triumph in a major tournament on Sunday.
■チェック
!
・Irishman アイルランド人
・capture 獲得する
・triumph 勝利
■対訳
「ゴルフ全英オープン:ハリントンが優勝」
日曜日、35歳のアイルランド人パドレイグ・ハリントンが全英オープンのプレーオフでスペインのセルヒオ・ガルシアを一打差で制し、メジャー大会での初優勝を果たした。
■訳出のポイント
動詞の beat は、スポーツや競争などで敵や相手を 「負かす」という意味で頻出です。
ちょうど、日本語の 「打ち負かす」 「やっつける」 にあたる言い方になります。
また、win against 〜 「 〜 に勝つ」 で言い換えることも可能です。
capture は、動詞の場合 「捕らえる」 「獲得する 」ですが、勝利・優勝などを「ものにする」 「奪い取る」 という文脈でもしばしば登場する単語です。
triumph の語源はギリシア語の thriambos で 「酒神バッカスに捧げる歌」 の意味。
バッカスはローマ神話のワインの神で、ギリシア神話のディオニュソスに対応します。
ギリシアでは勝利や凱旋ときに酒神バッカスに感謝の歌を捧げたことから、 「勝利」 という意味になったといわれています。
意味的には、おなじみの victory とほぼ同じですが、より堅く、強い表現となります。
勝利は勝利でも 「決定的な勝利」 「大勝利」 「(重要な)勝利」 というニュアンスを伴うわけです。
■編集後記
試合後のインタビューでガルシアがうつむきながら応えていました。
「今日負けたからって、死ぬわけじゃないんだ。」
ガルシアはまだ27歳。まだまだです。
あのフィルミケルソンだって、メジャーに最も近い男と言われながら勝てず、34歳にして始めて2004年マスターズで勝ったんです。2003年には絶不調で、ついにメジャーリーグ3Aの入団テストまで受けたんですよ。
しかし2004年以降の彼の活躍はみなが知っている通り!
全英オープンに優勝した途端に勝てなくなっちゃった人がいます。
分かります?
デビッド・デュバルです。彼は2001年のロイヤルリザム・アンドセントアンズにおける全英オープンで優勝したが、翌年の2002年からはさっぱり勝てなくなっちゃいました。
不思議なもんですね。。
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(裏)なんで今日、すごいいい天気なんだ!!(爆)