U.N. Envoy Meets Aung San Suu Kyi
United Nations envoy Ibrahim Gambari met on Sunday with Myanmar’s pro-democracy leader Aung San Suu Kyi, who has been under house arrest, and several top officials from the military government in an effort to end a crackdown on anti-junta protests.
■チェック
!
・envoy 特使
・detained 拘束・拘留される
・pro-democracy leader 民主化運動指導者
・house arrest 自宅軟禁
■対訳
「国連特使がスー・チー氏と面会」
ミャンマーの反軍政運動弾圧を終わらせることを目指して、国連のイブラム・ガンバリ特使は日曜日、自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏および軍事政権幹部数人と会談した。
■訳出のポイント
pro-democracy の pro- は「〜に賛成の」「〜支持の」という意味の接頭辞です。
たとえば、pro-Bush というと「ブッシュ大統領を支持する」、pro-communist だと「共産主義者を支持する」→「親共産主義者の」となります。
そこで pro-democracy は直訳すると「民主主義に賛成の」→「民主化を推進する」という意味になり、pro-democracy leader で「民主化運動指導者」です。
この pro- の反対の意味を持つ接頭辞が、最後の anti-junta「反軍事政権の」で使われている anti- です。「反〜」「非〜」の意味になります。
これらふたつの接頭辞は是非セットで覚えておいてください。
house arrest は直訳すると「自宅逮捕」。日本語の「自宅軟禁」に当たる表現。
under house arrest で「自宅に軟禁されて」「軟禁下で」という言い方になります。
in an effort to 〜 は、文字通り訳すと「〜するための努力の中で」。
「〜しようと努力して」「〜する目的で」「〜することを目指して」というニュアンスで使われる便利な表現です。
■編集後記
ミャンマーに対し、各国が制裁措置を発表。それに対し、ミャンマーの外相が国連で演説し、海外諸国による制裁措置が「火に油を注ぐようなものだ、」と突っぱね、デモ弾圧を正当化しています。
(裏)ガンバリ特使、ガンバリを期待。。。