毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

ブッシュ米大統領:中国の警告をよそにダライ・ラマと会談

Pocket

Bush Meets Dalai Lama Despite China’s Warning

U.S. President George W. Bush had an informal meeting with Dalai Lama XIV, exiled Tibetan Buddhism leader, at the White House on Tuesday despite China’s warning of possible damage in the relations between Beijing and Washington.

■チェック

・informal meeting  非公式会談
・Tibetan Buddhism  チベット仏教
・exiled  亡命中の

 

■対訳

「ブッシュ米大統領:中国の警告をよそにダライ・ラマと会談」

米中関係に打撃を与える可能性があるとの中国からの警告をよそに、米国のジョージ・W・ブッシュ大統領は火曜日、亡命中のチベット仏教指導者ダライ・ラマ14世とホワイトハウスで非公式に会談した。
 

■訳出のポイント

Dalai Lama はチベット語でチベット仏教の最高指導者を指します。

よって、 Dalai Lama は個人名ではなく、その地位にいる人物を示す後なので、「ダライ・ラマが来日した」 のようにいう場合、英語ではThe Dalai Lama visited to Japan. のように the をつけなければなりません。

現在ダライ・ラマというと、ダライ・ラマ十四世を指し、英語ではDalai Lama XIV のようにローマ数字の 「14」 を後ろにつけて表します。

これは 「14番目の」 という意味の序数を表すものなので、読む場合は、the をつけて the fourteenth になることも注意しておきましょう。

possible damage は直訳すると 「起こり得るダメージ」 となりますが、このような形容詞の possible は日本語にする場合は形容詞という品詞にこだわらず 「ダメージの可能性」 のように訳すとうまくいきます。

最後の Beijing and Washington はともに中国と米国の首都で、それぞれの国家、あるいは政府を指して用いられることは、もうおなじみだと思います。

relations between Beijing and Washington を 「米中関係」 と簡潔に言ってしまえるのは、日本語の便利なところですね。

■編集後記

ダライ・ラマというのはチベットの最高指導者の称号のことで、今は14代目です。1代目はいつかというとwikipediaによればゲンドゥン・ドゥプ、1391年 – 1474年とのこと。なぜ、米国がダライ・ラマに会うと中国が怒るのか
というと1949年、中華人民共和国ができると中国はチベットが本来中国の領土であるとして侵略。圧倒的な軍事力を背景にすぐにチベットを占領。
ダライ・ラマは北インドに亡命。それから中国によるチベットの支配が続いているわけです。詳しくは http://tinyurl.com/yrxabx

(裏)最近朝、ちょこっとゴルフの練習に行き始めています。気持ちいいです。

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク