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毎日1分!英字新聞 石田

シティグループの CEO が辞任

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Citigroup CEO Quits

Chairman and chief executive officer of Citigroup Charles Prince resigned on Sunday, as the bank may write down an additional $11 billion due to subprime mortgage losses.

■チェック

・quit ( = resign)  辞任する
・chairman  会長
・chef executive officer (CEO)  最高経営責任者
・write down  評価損を計上する
・mortgage  住宅ローン

■対訳

「シティグループの CEO が辞任」

シティグループでは、サブプライム住宅ローン損失にからむ110億ドルの評価損を追加計上する見込みを受けて、会長兼最高経営責任者のチャールズ・プリンス氏が日曜に辞任した。

■訳出のポイント

タイトル中の動詞 quit は、英字新聞ではおなじみの動詞 resign(昨日も登場しました)と同じ「辞任する」という意味で使われています。

ここでは、これら二つの動詞の違いを少し整理しておきましょう。

まず resign の方は、 quit よりも正式で堅い感じのする単語で、仕事や地位を自発的に離れることを意味します。

日本語にすると 「辞任する」 「辞職する」 というニュアンスになります。

それに対して quit は仕事や活動など幅広い行動について、最後まで終えず 「やめる」 「中止する」 という意味になります。

とくに米国では、悪習や(どちらかというと迷惑な)行為などを「やめる」 という意味でもこの quit が頻繁に使われます。

He recently quit smoking. 「彼は最近タバコをやめた」 という具合です。

subprime は 「最高の」 「最上の」 という意味の形容詞 prime の前に「下位の」という意味の接頭辞 sub- がついたもの。

そこで、 subprime mortgage の subprime は、「(信用度が)最高ではない」 = 「信用度が低い」 ことを遠まわしに言ったもので、優良顧客ではない信用力の低い顧客を対象とする住宅ローンを意味します。

シティグループは、7−9月期にこのサブプライム住宅ローンがらみで損失65億ドルを計上しましたが、さらに追加損失が110億ドルに達しそうだということです。

■編集後記

ホロヴィッツが弾くスカルラッティのソナタ、僕の愛聴盤のひとつです。
スカルラッティはイタリア、バロックの作曲家。バッハと同時代です。
でもバッハにはない、優しさというかやわらかさがあります。これはホロヴィッツが醸し出している音なのか。曇り空に、紅葉した街路樹、冷たい風が部屋に入ってくる午後、静かに聴いていると、ちょっと遠くへトリップしちゃいますね。。

(裏)今日、髪を切りました!あー、すっきり(笑)

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