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毎日1分!英字新聞 石田

学力調査:フィンランドがトップ

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Finland Remains Top in Student Assessment

Finnish students showed the best science knowledge, while South Korea took the top place in reading and Taiwanese students were the best at math in 2006, according to the Programme for International Student Assessment (PISA) conducted by the OECD every three years.

■チェック

・PISA 国際学力到達度調査
・knowledge  知識
・conduct  実施する
・OECD  経済協力開発機構

■対訳

「学力調査:フィンランドがトップ」

3年ごとに経済協力開発機構が実施する国際学力到達度調査によると、2006年度は、科学的知識で最も優れているのはフィンランドの生徒で、読解力では韓国、数学では台湾がトップだった。

■訳出のポイント

take the top place は 「トップの地位(1位)につく」 という表現です。

place の代わりに spot あるいは slot を使うこともあります。

take the top place in 〜 で 「 〜 で (において) トップである」 という言い方になります。

(be) best at 〜 は 「最も得意である」 → 「一番得意である」です。

ただし、ここでは 「数学が最も得意である」 という意味ではなく、「韓国(の学生)が数学が最も得意である」 → 「数学が最も得意なのは韓国である」 ことを指しています。

ようするに、 show the best 〜 knowledge 、 take the top place in 〜、be best at 〜 はすべて 「 〜 においてトップ(1位)である」ということを言い換えているわけです。

Programme for International Student Assessment(PISA) はOECD =Organization for Economic Co-operation and Development「経済協力開発機構」が、2000年から3年ごとに行っている学力調査で、日本語では 「学習到達度調査」 と呼ばれています。

調査の対象となるのは義務教育終了に近い段階の学生 students near the end of compulsory education (15歳)で、「読解力」 reading 「数学」 mathematics 「科学」 scienceの3分野において“社会へ十分に参加するために必要な知識と技能 the knowledge and skills that are essential for full participation in society ”をどの程度習得しているかを調査するものです。(PISAのホームページより)

2006年度の調査は、世界57カ国で15歳の男女40万人を対象に実施されました。

今回の調査では、Science Competencies for Tomorrow’s World 「明日の世界のための科学的能力」 と名づけられた科学知識・応用力の調査に重点が置かれました。

結果はフィンランドがトップで、読解力では韓国、数学では台湾がそれぞれ1位でした。

全3領域でトップ5に入ったのはフィンランドと韓国。

韓国は2000年の第一回調査以来、最も進歩が目覚しい国となっています。

気になる日本の順位ですが、科学は先回の2位から6位、数学が6位から10位へ、そして読解力も14位から15位へと全分野で後退してしまいました。

■編集後記

TOEICのスコアが恐ろしいほど伸びているそうです。この体験レッスンCDを聴くだけで効果を体感できると思います!
http://tokyo-sim.com/eij2/#fmb

フィンランドというのは携帯電話世界シェア40%、最大手のNOKIAがあります。調べてみると第2位は韓国だそうです。つまり携帯電話の世界シェアのランキングと子どもの学力のランキングになにか相関関係があるのではないかと、ふと思ってみました。。

うーん、905シリーズ、欲しいですね(笑)

(裏)四国の高松から東京に帰ってきた翌日の飛行機で沖縄へ。。。
あんこう鍋最高でした。

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