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毎日1分!英字新聞 石田

トニー・ブレア前英首相:JPモルガンの顧問に就任

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Tony Blair Joins JPMorgan as Senior Adviser

Tony Blair who stood down as British prime minister last June, joined U.S. investment bank JPMorgan Chase as a senior advisor on Thursday.

■チェック

・senior adviser 上級顧問
・stand down 辞任する
・investment bank 投資銀行

■対訳

「トニー・ブレア前英首相:JPモルガンの顧問に就任」

昨年6月に辞任したトニー・ブレア前英首相が木曜日、米国の投資銀行JPモルガン・チェースの上級顧問に就任した。

■訳出のポイント

adviser は 「忠告する」 「助言する」 という意味の動詞 advise に人を表す接尾辞 -er がついたもので、「助言者」 → 「相談相手」 の意味です。

企業や組織の 「相談役」 「顧問」 という意味としても覚えておきましょう。

また、スペルは advisor とされる場合もあり、どちらでもOKです。

join は 「加わる」 「参加する」 という意味の動詞なので、タイトルを直訳すると、「トニー・ブレア氏が上級顧問としてJPモルガンに加わる」となります。

これは、「JPモルガンの上級顧問に就任する」 の意味になります。

このように、会社などに新たに 「加わる」 すなわち、日本語の「〜(会社名)に入社する」 という意味で join 〜 はよく使われるので注意しておきましょう。

そして、その応用として、 join A as B で 「B (役職)として A (組織)に加わる」 → 「A の B に就任する」 という決まったパターンになります。

stand down は 「身を引く」 → 「辞任する」 という意味の句動詞で、主に英国で使われる言い方ですが、米国では step down の方がより一般的です。

また、これらは resign という動詞で言い換えられることもあわせて復習しておきましょう。

さて、ブレア氏の前任であるメージャー元英首相も、退任後同じく米国の投資企業に加わっているということで、英首相 → 米投資企業顧問というのがひとつのパターンになりつつあるのでしょうか?

■編集後記

日本でいう天下りは世界中どこでもあるんですね。

Wikipediaによれば、JPモルガン・チェースはアメリカ合衆国ニューヨークに本社を置く金融企業。総資産1.4兆ドルで、米国ではシティグループ、バンク・オブ・アメリカに次ぐ第3位。2000年にチェース・マンハッタンとJPモルガン(JPM)との経営統合で誕生した。対外的には対等合併とされ、社名もJPMが先だが、実質的には資産規模の大きかったチェースによるJPM買収であった。

(裏)明日、ニューオータニ東京で石田塾のセミナーがあります(笑)

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