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毎日1分!英字新聞 石田

トランプ米大統領、サウジアラビアに到着

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Trump Arrives in Saudi Arabia

US President Donald Trump set foot in Riyadh, Saudi Arabia, on Saturday, kicking off his first foreign trip since taking office.

■チェック

・set foot  降り立つ
・kick off  開始する
・foreign trip  外遊
・take office  就任する

■対訳

 

「トランプ米大統領、サウジアラビアに到着」

ドナルド・トランプ米大統領は土曜日、就任以来初となる外遊の最初の訪問地、サウジアラビアのリヤドに降り立った。

■訳出のポイント

set foot は直訳すると 「足を置く」。

「降り立つ」 「足を踏み入れる」

という意の句動詞となっています。

set foot in ~ で

「~に降り立つ」 「~の地を踏む」

ということです。

ここでは、

set foot in Riyadh, Saudi Arabia,

なので

「サウジアラビアのリアドに降り立った」

というわけです。

ちなみに、Riyadh 「リヤド」 は、我々日本人はあまり聞かない都市名かもしれませんが、サウジアラビアの首都です。

句動詞の kick off は、しっかり再確認しておきたい英字新聞頻出の重要表現。

もともとは、サッカーやアメフトの 「キックオフする」 = 「試合開始する」の意ですが、ここから、「始める」 「開始する」 という意味で広く使われるようになっています。

foreign trip は 「外国旅行」 ですね。

ただし、日本語でいうと政治家の 「外遊」 に当たる表現としてもしばしば使われます。

office は 「事務所」 「職場」 などの意味でよく知られる基本的な名詞。

同時に 「地位」 「公職」 を指して使われるので、確認しておきましょう。

とくに、

「大統領や首相などの公職」 → 「政権」

の意味でしばしば登場するので注意してください。

そこで take office は

「政権をとる」 「政権を握る」 → (大統領などに)「就任する」

という表現になっています。

さて、これらを踏まえると、本文後半の

kicking off his first foreign trip since taking office

の部分は

「就任して以来初めての外遊を開始した」 で、

本文全体としては

「ドナルド・トランプ米大統領は土曜日にサウジアラビアのリヤドに降り立ち、就任以来初めての外遊を開始した」

ですね。

対訳では、
「ドナルド・トランプ米大統領は土曜日、就任以来初となる外遊の最初の訪問地、サウジアラビアのリヤドに降り立った」

としています。

トランプ米大統領が就任後初の外遊でサウジアラビアを訪問。

同時に米政府は20日、イランの脅威に対抗するためサウジへの巨額の武器売却を発表しています。

内容としては、米国がサウジに1100億ドル(約12兆円)の防衛用武器を売却したり軍事サービスを提供したりするというもの。

トランプ大統領はこの8日間に渡る初外遊で、サウジアラビアのほか、エルサレムとバチカン市国を訪問。

欧州の指導者らとの会談も行う予定です。

■編集後記

トランプ大統領が営業に来たら一瞬で丸め込まれそうですね(笑)

でもトップ企業の経営者というのは本当に英語が得意な人が多いです。

事実、英語力があると一気にビジネスは加速します。
ありえないことが現実になります。

例えば、藤田田さん。マクドナルドやトイザらスを日本に持ち込んだ人。
藤田さんは高い英語力と誰とでも仲良くなれるその人柄で、他の大企業を出しぬいて、マクドナルドのフランチャイズ権を獲得しました。

銀座に第一号店を出しましたが、ハンバーガーショップの月間売上世界一を記録して出店費用の3000万円を1ヶ月で取り返しました。

元ソニー会長の盛田昭夫氏。トランジスタラジオやウォークマンを世界に売り込んだ人物。
決して流暢な英語ではなかったそうですが、熱意と説得力があったといいます。
「プレゼンの名手」と称えられたスティーブ・ジョブズも、盛田昭夫とそのスピーチスタイルに、大きな影響を受けたと言われています。

そしてソフトバンク、孫正義。中学レベルの英語でも、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズといった世界のトップと互角に会話し、Yesと言わせてしまう。
しかし、その英語力は中学生レベルのものらしいです。

とまあ、あげればキリが無くなりますが、英語ほどビジネスにおいてレバレッジが効くものはありません。

この重要性に気づいたユニクロや楽天は早くから社内英語公用語化制度をとりいれました。

ユニクロの世界進出のスピードは恐ろしいくらいです。

まだまだ皆さん、遅くはありません。
中学英語でいいのです。

中学英語でも世界の一流ビジネスマンを説得できるわけです。

英語が出来るとビジネスが一気に加速します!!

(裏)真夏ですね・・・・

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