Ricoh to Set Ecological Billboard in NY’s Times Square
Japan’s Ricoh Co. will built a natural energy-powered billboard, equipped with four wind power generators and 45 solar cell panels, in New York City’s Times Square, the world’s largest copy machine manufacturer said on Wednesday.
■チェック
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・billboard 広告板、看板
・equipped with 〜 を装備した
・wind power generator 風力発電機
・solar cell panel 太陽電池パネル
■対訳
「リコー、NYタイムズスクエアにエコ看板設置へ」
コピー機製造世界最大手日本のリコー社が、NY市のタイムズスクエアに自然エネルギーを電力源とした広告看板を設置する、と水曜日に伝えた。
看板には、風力発電機4基と太陽電池パネル45枚が装備される。
■訳出のポイント
もともと、bill には 「チラシ」 「広告」 「ビラ」 という意味があり、bill (広告)+board(板、掲示板)= billboard 「広告板」 というわけです。
通常、野外に置かれる 「広告板」 「看板」 を指して使われます。
billboard というと、週間ヒットーチャート Hot 100などでよく知られる米国の週刊音楽誌 Billboard 「ビルボード」 を連想する人が多いかもしれません。
100年以上の歴史を持つこの雑誌(創刊当時の誌名は Billboard Advertising )も、もともとは、サーカスや移動遊園地などエンターテイメントの広告、情報を掲載していたということです。
power は 「力」 「動力」 という名詞であると同時に、「 〜 に動力(電力)を供給する」 という意味の動詞でもあります。
そこで、natural energy-powered で 「自然エネルギーで(によって)電力を供給された」 という意味です。
動詞 equip は 「備え付ける」 「装備する」 「配備する」。
この過去分詞が形容詞化した equipped は 「装備された」 「(設備などが)整った」 という意味で使われます。
また、今日のように (be) equipped with 〜 という形で 「 〜 を備えつけている」「 〜 を装備している」 という言い方になり、英字新聞でも頻出の表現です。
「コピー機」 にあたる英語として一般的なのは、copy machine ですが、copierも同様によく使われます。
manufacturer は動詞 manufacture 「製造する」 に、「 〜 する人」 という接尾辞 -er(語尾が e で終わる単語の場合は r のみをつける)がついたもので、「製造業者(社)」 です。
そこで、the world’s largest copy machine manufacturer で「世界最大のコピー機製造業社」 →「コピー機製造世界最大手(会社)」の意味になります。
■編集後記
そういえば去年、教授こと、坂本龍一もエコを意識してツアーをやってましたね。
CO2排出を減らすため、太陽光発電をメインとしたツアー。
蝋燭一本でピアノを弾く場面はかなり感動したことを覚えています。
めちゃくちゃ暗いでした(笑)
今、コンビニの深夜営業自粛について議論されています。
自粛反対論者の意見は犯罪防止機能と営業をやめてもそれによって減らされるCO2の量は微々たるものである、というところでしょうか。
僕は深夜にコンビニを利用することはあまりないですが、釣りにいくとき、朝4時頃コンビニで食料調達しますので、この時間閉められるとやはりちょっと不便になりますね(笑)
(裏)最近ピアノの練習に励んでいます。