Software Developed to Help Deaf “See” Sound
The University of London in currently testing software that translates sound waves into real time visual representations to help the hearing-impaired “see” sound.
■チェック
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・deaf (= hearing-impaired) 聴覚障害者
・sound wave 音波
・real time 即時の
・visual representation 視覚表示
■対訳
「聴覚障害者が音を 『見る』 ためのソフトを開発」
目下ロンドン大学では、音波を即時に視覚表示へ変換するソフトウェアのテストが行われている。
聴覚障害者らが音を 『見る』 のに役立てるのが目的だ。
■訳出のポイント
deaf は 「耳が聞こえない」 という意味の形容詞ですが、the deaf で「ろうあ者」 「聴覚障害者」 を指す名詞になります。(複数扱い)
ただし、今日はタイトル内で使われているので the が省略されています。
ひとつ注意点を記しておきましょう。
この the deaf は差別用語だと主張する人々もいて、近年では the hearing-impaired の方を一般的に用いる傾向があります。
impair は 「損なう」 「害する」 という意味の動詞で、その過去分詞 impairedは 「損なった」 「障害のある」 という形容詞になっています。
そこで、 hearing-impaired は 「聴力を損なった」 → 「聴力障害の」 ということです。
前述の deaf 含めて、もともとは the deaf people および the hearing-impaired people で 「視覚障害の人々」 ですが、people を省略しthe deaf、the hearing impaired で 「視覚障害者」 の意味として使われるようになっています。
したがって、the deaf も the hearing impaired も people と同様、複数形扱いされる名詞というわけです。
help 人+V で 「人が V するのを手伝う(支援する)」 という言い方。
この形は無生物主語で使われることが多く、日本語に訳しづらいので文脈を考えて訳す工夫をしたいものです。
今日の本文の最後の部分も、(the software) help(s) the hearing-impaired “see” sound 「(ソフトウェアは)聴覚障害者らが音を 『見る』 のを手伝う」 →「聴覚障害者らが音を 『見る』 ために役立てる」 としています。
Lumisonic と呼ばれるこのソフトは、コンピュータによる合成音あるいはマイクを通じて拾った音を放射状に広がる光の輪としてモニターに表示するもの。
音の volume 「大きさ」 pitch 「高さ」 texture 「質」 などの違いによって、光の強さや円の太さ、放射状のパターンが変化することから、音を即時に“視覚表示” に変えて “見る” ことが可能になる、ということです。
■編集後記
女子マラソン、残念でした。。
ところで最近車を運転していて思うんですが、暑いのにけっこう窓を開けて運転している人が多いですね。
これは、エアコンが壊れたり車についてないのではなく、ガソリン代の節約だそうです。
クーラーをつけないで走行するといくらかは燃費がよくなるそうなんです。
もうちょっと涼しくなったら試してみたいです。
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(裏)お盆休みも終わりです!今日からガンガン仕事モード!