“Wearable” Airbag to Prevent Injury
A Japanese company on Wednesday unveiled a wearable airbag designed to prevent elderly people from injuring themselves when they fall.
■チェック
!
・wearable 着用の
・prevent 防ぐ
・injury けが
・unveil 発表する
■対訳
「 『着る』 エアバッグ、けが防止に」
日本の企業が水曜日、高齢者が転倒した際にけがを予防するために設計された着用するエアバッグを発表した。
■訳出のポイント
動詞 wear というと 「着る」 というイメージがあるかもしれませんが、実は日本語に当てると 「着る」 よりは 「身に着ける」 に近い感覚です。
というのは、服などを 「着る」 場合に限らず、ズボンや靴を 「履く」、帽子を 「かぶる」、ネックレス・指輪・イヤリングなどの装身具を「つける」 「する」 など、すべてこの動詞を用いるからです。
ある意味とても便利な動詞なんですね。
そして、自動車や飛行機などのシートベルトを 「しめる」 「着用する」ときにも、やはりこの wear を使います。
今回のエアバッグはウェストポーチのような形状で“着用する”そうなので、動詞 wear 「着用する」 の後ろに接尾辞 -able (〜 できる、〜 に適した) がついた wearable 「着用に適した」 という形容詞で表現されているわけです。
unveil は、 veil 「覆いをかぶせる」 の前に反対の行為を示す接頭辞 un- がついたもので、 「覆いをはずす」 → 「(新製品などを)披露する」「発表する」 場合によく使われる動詞。
英字新聞でも頻出ですが、ここでも再確認しておきましょう。
injury は 「けが」 「負傷」 という意味の名詞ですが、その元になっているのは injure という動詞です。
ただ、この injure は 「けがをする」 ではなく 「傷つける」 「けがをさせる」という動詞なので、少し注意が必要です。
つまり、日本語では 「私はけがをした」 ですが、英語では I injured myself 「私は私自身にけがをさせた」 → 「私はけがをした」という具合になるからです。
prevent は 「防ぐ」 「予防する」 という動詞。
タイトルのように、 prevent injury 「けがを防ぐ」 と直後に名詞を取って「〜 を防ぐ」 という言い方もできますし、本文の prevent elderly people from injuring themselves ように prevent 人 from 〜 ing 「人が 〜 するのを防ぐ」 という形で使うこともできます。
東京の安全機器メーカー Prop 「プロップ」 が開発した“着る”エアバッグは、重さ約1.1キロでウェストポーチのように着用。
センサーが転倒を感知すると0.1秒でエアバッグが膨らんで頭部・腰部を保護します。
高齢者や身体障害者向けに14万8000円で販売されるそうです。
■編集後記
僕が使っているThinkPad(ノートパソコン)も1メートルくらい落とすと、重力差を感じて、ハードディスクへのアクセスを止めてデータを守るという話を聞いたことがあります。
最近家族で映画館行ってもいまいちヒット作がなく、不平と信用失墜が。アイアンマンに期待です!^^
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(裏)土曜日は子供の運動会。ビデオカメラの準備しておかなくちゃです。