Madonna Gives Ritchie £50m in Divorce Settlement
Madonna has paid her ex-husband, British film director Guy Ritchie, at least 50 million pounds ($76 million) as part of the divorce settlement to end their 8-year marriage, the pop star’s spokeswoman said on Monday.
■チェック
!
・divorce settlement 離婚調停
・spokeswoman 広報担当者(女性)
■対訳
「マドンナ、離婚調停で5000万ポンドをリッチー監督に分与」
人気歌手マドンナが、8年間の結婚生活に終止符を打つための離婚調停の一部として、前夫である英国のガイ・リッチー映画監督に少なくとも5000万ポンド(約7600万ドル=約69億円)の財産分与を行った。
マドンナの広告担当が月曜日に伝えた。
■訳出のポイント
settle はもともと 「落ち着く」 「定住する」 という意味の動詞。
ここから、問題・揉め事などを 「落ち着かせる」 → 「解決する」 「和解する」「決着をつける」という意味でも使われるようになりました。
settlement はこの動詞から派生した名詞なので、もともとの意味から 「定住」「入植(地)」 という意味もありますし、「解決」 「和解」 「調停」 などの意味にもなります。
ここでは、divorce settlement で 「離婚調停」 ということです。
ex- は 「元 〜」 「前 〜」 という意味の接頭辞で、ex-president 「前大統領」などの形で英字新聞でも頻出です。
形容詞 former も 「前の」 「かつての」 「元の」 という意味で、基本的には ex- と同じように使うことができるので、併せて再確認しておきましょう。
“end =「終わり」という名詞” という図式が一般的だと思いますが、実は英字新聞ではむしろ動詞としての登場頻度の方が高いかもしれません。
動詞の end は 「終わる」 あるいは 「終わらせる」 という意味で、ここではend one’s _-year-marriage 「_年間の結婚生活を終わらせる」 →「_年間の結婚生活に終止符(ピリオド)を打つ」 という形で用いられています。
spokeswoman は speak 「話す」 の過去(分詞)である spoke と woman 「女性」が合わさった名詞で、原意は 「話すことを職業とする女性」 です。
この男性形が spokesman で、日本語でも 「スポークマン」 ともいいますが、団体や個人の 「代弁者」 「代表者」 あるいは 「広告担当者」 を指して用いられます。
また、最近では性別に関係ない無性語として spokesperson という言葉が好まれる傾向もある、ということも知っておくとよいかもしれません。
今回のマドンナ&リッチーの離婚調停金額は、英国の離婚史上(?)最高額だそうです。
これまでの最高は、元ビートルズのポール・マッカートニーが元妻でモデルのヘザー・ミルズに支払った2430万ポンドということです。
また、米国での最高額はプロバスケ選手のマイケル・ジョーダンが元妻に支払った1億6800万ドル(約1億1000万ポンド)です。
それにしてもすごいのは、高額離婚調停のランキングでは上記2カップルを含め、歌手のニール・ダイアモンド(1億5000万ドル)、映画監督スティーブン・スピルバーグ(1億ドル)、俳優ハリソン・フォード(8500万ドル)とすべて前夫が元妻に支払った金額ばかりが並ぶところ、今回の2人の場合は、元妻マドンナが前夫リッチー監督に “財産分与” したという事実です。
■編集後記
日本の有名人ではどうかというと。。
1位 千昌夫&ジョン・シェパード 50億円
2位 藤田晋&奥菜恵 30億円
3位 沢田研二&伊藤エミ 18億1800万円
4位 小室哲哉&ASAMI 10億円
5位 実業家S氏&マリアン 5億円
その他の有名人では、
布施明&オリビア・ハッセー 3億円
松平健&大地真央 3億円
佐々木主浩&香織夫人 2億円
だそうです。まあ、小室さんのものは支払われてないようですけど。。
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(裏)今日は雨。よしよし。明日は晴れ、GOOD(笑)