Obama Sets Executive Pay Limits for Bailout Companies
U.S. President Barack Obama announced on Wednesday a $500,000 annual
cap on pay for top executives at companies that need to receive a
bailout using taxpayers’ money.
■チェック
！
・cap 上限
・top executives 最高経営層
・taxpayers’ money 公的資金
■対訳
「オバマ大統領、救済企業の経営幹部報酬に制限設定」
バラック・オバマ米大統領は水曜日、公的資金による救済を必要とする最高経営層の報酬について、年収５０万ドル（約４５００万円）の上限を発表した。
■訳出のポイント
executive は会社など組織の 「幹部」 「重役」 の意味でよく知られている単語。
すっかり日本でもおなじみになった CEO 「最高経営責任者」 も Chief Executive Officer の略です。
この executive ですが 「実行する」 「執行する」 という意味の動詞execute の仲間で、「（経営に関する意思決定を）執行する（権限を持った）人」 ということです。
本文中の top executive だと頂点にいる 「幹部」 「重役」ということですから、その複数形 top executives は「最高経営層」 ということです。
cap はご存知のように野球帽などの 「（縁なし）帽子」 です。
ここから、帽子状のもの、例えばビンやペンなどの 「ふた」「キャップ」、キノコの 「かさ」 などを指す名詞となっています。
そして、さらには、帽子＝頭に乗せるもの、ということから、「頂上」 「頂点」 という意味にも使われるようになっています。
とくに、予算や歳出、あるいは値段などの 「上限」 「最高限度」という場合にしばしば使われます。
cap on 〜 で 「〜 の上限」 となり、今日の cap on pay for top executives は 「最高経営層に対する支払い（＝報酬）の上限」ということです。
ここでの cap は基本的にタイトルで使われている limit と同じになります。
taxpayer は文字通り “tax 「税金」 を pay 「支払う」 人” で、「納税者」です。
そこで、taxpayers’ money とは 「納税者のお金」 ＝ 「税金」 ＝「公的資金」 という言い方になります。
「公的資金」 は英語では public found(s) ですが、米国ではこの taxpayers’ money あるいは taxpayers’ dollars という表現もよく使われます。
とくに、今日の記事のように “市民の血税から成る公的資金” であることを強調するニュアンスで使われる言葉でもあります。
■編集後記
公的資金を頂戴しながら、破格のボーナスをもらっていた米国企業のトップ連中にオバマの制裁。まあ、当然といや当然です。
日本の雇われ社長と違って米国のフォーチュン１００社のＣＥＯともなれば年収１０億オーバーなんてザラですからね。。
たとえばＧＭのＣＥＯの２００７年の年収は２０億円でした。
そりゃ自家用ジェットで移動もしますよね！
一方トヨタの社長の年棒は６０００万円と言われています。
首脳会談の英語もそのほとんどは中学生英語という驚愕の事実！
>> http://tinyurl.com/3h8p5f ←９０日間で同時通訳ができる？？？
★★毎日1分!英字新聞プレミアム http://tinyurl.com/6ze8xl ←お奨め！
（裏）ちょい飲みすぎて深夜帰宅。。朝からだがだるいです。