Apple’s Steve Jobs “Had Liver Transplant”
Apple’s Chief Executive Steve Jobs, who has been on medical leave since January, underwent a liver transplant operation about two months ago, The Wall Street Journal reported on Saturday.
■チェック
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・liver transplant 肝臓移植
・medical leave 医療休暇→病気による休職
・undergo 〜を経験する
■対訳
「アップルのスティーブ・ジョブズ氏が『肝臓移植』」
ウォールストリートジャーナル紙は土曜日、1月以来病気療養のために休職しているアップル社のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者が約2ヶ月前に肝臓移植手術を受けていたと報じた。
■訳出のポイント
transplant は、trans- (別の場所へ) + plant(植える) という成り立ちの単語です。
そこで、もともとは花や木などを 「移し替える」 → 「移植する」という意味の動詞。
ここから、医学の外科で 「(臓器や皮膚などを)移植する」 意味で使われています。
また、名詞形は transplantation ですが、transplant そのままでも「移植」 という意味の名詞になり、むしろこちらの方がよく用いられます。
そこで、liver transplant は 「肝臓移植」。
「肝臓移植を受ける」 に当たる英語としては、receive (あるいは have) a liver transplantation ですが 、今日の本文のように undergo を用いて undergo a liver transplant(operation)ということもできます。
undergo は receive や have に比べると正式で堅い語感の動詞で、基本的には 「不愉快なこと、苦しいことを経験する」「(そういったことに)耐える」 という意味です。
ここから、「(不快感や苦痛を伴うような)検査・治療などを受ける」場合にしばしば用いられるわけです。
My father underwent a major operation last month. 「父は先月大手術を受けた」 という具合です。
leave については、1月のジョブズ氏休職を伝える記事ですでに解説しましたが、もう一度復習しておきましょう。
ここでの leave はお馴染みの動詞 leave 「出発する」 とは異なる名詞で「休暇」 という意味でしたね。
したがって medical leave は 「医療に関する休暇」→「病気療養のための休職」と いうことです。
昨年体重が激減して健康不安が浮上、その後詳細を明らかにせず今年1年から約半年の病気療養に入っていたアップルのジョブズ CEO が、実は2ヶ月前に肝臓移植を受けていたというニュースです。
アップルの経営はカリスマ創業者ジョブズ氏の手腕に依存するところが大きく、氏の健康問題に対する関心は業界内でも高く、アップルの株価にさえも影響を与えるほどとなっています。
■編集後記
http://www.youtube.com/watch?v=bWEs0UKB0LU
↑
中田英寿さんのCNNのインタビュー。
彼のささやくような英語、英単語も平易なものをくみあわせて流暢に話していますよね!
http://tokyo-sim.com/sb_eij/#form ←やはりこれから英語力は必須です。
アップルといえば、最近になってジョギングをするようになってからiPod 使いまくってます。
ところで全米オープンゴルフは雨にたたられ、なんか中継もごちゃごちゃですね。
どれが録画でどこまでがライブか分からないときがあります(笑)
矢野東選手、第2R目終わって4位タイは立派ですが、第3Rでちょっと落としちゃいましたね。
最終日(明日)に期待です!!
(裏)映画「東京ソナタ」を見ました。
なかなか良かったです。