Ryo Ishikawa Wins Mizuno to Qualify for British Open
Japan golf’s golden boy, 17-year-old Ryo Ishikawa captured his third Japan Tour title and a ticket to the British Open next month when he won the Mizuno Open on Sunday.
■チェック
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・qualify for 〜に必要な資格を得る → 出場権を獲得する
・golden boy 将来有望な青年、人気者
・capture 獲得する
■対訳
「石川遼がミズノオープン優勝、全英オープン出場権獲得」
日本ゴルフ界の人気者、17歳の石川遼が日曜日、ミズノオープンで優勝。
これで石川は日本ツアー3勝目となり、同時に来月行われる全英オープンの切符を手に入れた。
■訳出のポイント
動詞 qualify は「資格を得る」という動詞。
そこで、qualify for 〜 で「〜の資格を得る」「〜にふさわしい」という言い方になります。
今日のタイトルでは qualify for British Open なので「全英オープン(参加)の資格を得る」→「全英オープンの出場権を獲得する」ということです。
また、これは本文では (captured) a ticket to the British Open 「全英オープンへの切符を獲得した」という表現で言い換えられています。
golden はもともと gold「金」から派生した形容詞で、「金色の」「(金色に) 光輝く」。
ここから「金のように貴重な」 → 「素晴らしい」 のように肯定的な意味合いで使われる単語になっています。
また、人に関して用いるときには 「人気のある」 「将来有望な」 という意味になります。
そして、主に米国の口語表現ですが、golden boy というと「将来有望な青年」 「人気者」 の意味に使われています。
もちろん、女性については、golden girl ということができます。
今日の文の基本的な構造は、動詞 captured が his third Japan Tour title と a ticket to … というふたつの目的語を並列で取っている形です。
よって、これをそのまま訳すと 「日本ツアー3勝目を挙げ、来月行われる全英オープンの切符を手に入れた」 となります。
しかし、この文章を読むと 「ツアー3勝目を挙げたので、全英オープンの出場権を獲得できた」 といった意味合いにも解釈できてしまいます。
そこで、ふたつの目的語が因果関係にあるわけではなく、並列であることを明確にするために、対訳では原文にはない 「同時に」 という言葉を入れて、少し意訳しています。
■編集後記
石川遼の快挙を今日の英字新聞で取り上げました。
あの16番のミラクルチップインイーグルは本当すごかったですね。
なんかゴルフ漫画、「上がってなんぼ!!」とか「あした天気になあれ」に出てきそうなシーンでした。
下り傾斜で、どう考えてもグリーンオーバーしそうな、勢いのついたボールが、まともにピンフラッグの芯に当たって、ガシャンと真下のカップに吸い込まれました。全英オープンでも、石川のスーパードライバーが見たいです!
英検、次回は10月です!不合格だった方へはこちらがお勧めです!
http://www.i-osmosis.jp/itest/eiken_essay_details.html
(裏)今日で6月も終わりです。
1年ハーフターンしました。
後半加速しましょう!