Jamaica’s Bolt Scores Third Gold
Usain Bolt, who won the 100m and 200m titles with new marks, missed out on a third world record but still made a third gold medal at the World Championships in Berlin as the Jamaican team won the 4x100m relay.
■チェック
!
・new mark 新記録
・miss out on (チャンスなどを)逃す
■対訳
「ジャマイカのボルトが3冠」
男子100mと200mで新記録をマークして優勝したウサイン・ボルトは、3つ目の世界記録は逃したものの、400mリレーでジャマイカが優勝を果たし、ベルリン世界陸上選手権における3つ目の金メダルを獲得した。
■訳出のポイント
「新記録」 というと new record が一般的ですが、 new mark も同じ意味で使われます。
そこで、 won the 100m and 200m titles with new marks は「新記録をともなって100mと200mで優勝した」 →「新記録をマークして100mと200mで優勝した」 ということです。
動詞 miss には機会などを 「逃す」 「見逃す」 といった意味があります。
ここから、miss out on ~ でチャンス・楽しいことなどについて「~(のチャンス)を逃す」 「~を経験しそこなう」 という表現になっています。
but still は直訳すると 「しかし、なお~」 → 「それにしてもなお」。
つまり、この表現をはさんで、前後に肯定的な要素と否定的な要素が配置されます。
日本語にすると 「~したものの・・・」 といったニュアンスになる接続表現です。
日本語では 「400メートルリレー」 といいますが、英語では 400m relay ではなく、4x100m relay と記されるので注意しましょう。
4x100m relay は 「4人が100メートルずつ走るリレー」 ということなので、理にかなった言い方といえます。
■編集後記
ジャマイカは米国留学時代一度行ったことがあります。
そのときはゴルフばかりやってましたが、ボールがスライスして海へ。
すると反対側の林から黒い影がさーっとフェアウエイを横切って、海へダイブ。
数秒後、海に落ちたボールをひろった現地の子供が海面へ顔を出します。
そのボールを1ドルとかで買うわけです(笑)
ジャマイカという言葉を聞くといつもそのシーンを思い出します。
一説には、現地のヤマイモや薬草類をいつも食べてるから速いのだ、とか言われてます。
また陸上はジャマイカの「国技」のようなものらしいです。
(裏)昨日の甲子園決勝戦、感動した!!
日本文理ナインがんばった!!