“Avatar” Receives Double Glories at Golden Globes
Blockbuster sci-fi epic “Avatar” claimed best film drama and top director for James Cameron at the 67th Golden Globe Awards on Sunday.
■チェック
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・glory 栄光、名誉
・blockbuster 大ヒット
・sci-fi epic SF大作
■対訳
「米ゴールデン・グローブ賞、『アバター』 が2冠」
日曜日の第67回ゴールデン・グループ賞授与式で、大ヒットSF大作の『アバター』 がドラマ部門作品賞と監督賞(ジェームズ・キャメロン)を受賞した。
■訳出のポイント
glory は 「栄光」 「栄誉」 「名声」 という意味の名詞。
double glories は 「二重の栄誉」 ということです。
そこで、タイトルを直訳すると 「ゴールデン・グローブで『アバター』が二重の栄誉を獲得」 となります。
つまり、”ふたつの賞を受賞した” → “2冠” ということです。
blockbuster は block(障害物・大きな塊)+ buster(破壊するもの)という成り立ちの名詞で、もともとは 「障害物を破壊するもの」 →「大きな威力を持った大型爆弾」 を意味します。
そして、ここから 「大きなインパクトを持つもの」 →「大評判(大ヒット)作品」 「ベストセラー」 といった意味で、とくに映画・本・商品などについて使われるようになっています。
sci-fi は science fiction 「サイエンスフィクション(の)」 の略で、日本語でいう 「SF」 にあたる言葉。
blockbuster sci-fi epic で 「大ヒットSF大作」 ということです。
動詞 claim は、通常 「主張する」 「断言する」 「請求する」 などの意味で登場しますが、賞・賞品などを 「獲得する」 場合にも使われるので注意しましょう。
claimed best film drama で 「ドラマ部門作品賞を獲得した」ことになります。
さらに、(claimed) best director for James Cameron なので「(同時に)ジェームズ・キャメロンのために監督賞を獲得した」と続いています。
対訳では、わかりやすい日本語にするために 「ドラマ部門作品賞と監督賞(ジェームズ・キャメロン)を受賞した」 としています。
アカデミー賞の前哨戦ともみなされるゴールデン・グローブ賞を制した “Avatar”。
興行収益の方も着実に伸びていて、世界で16億ドルを超えたということです。
■編集後記
僕はまだ見てないのですが、「アバター」を観た人は全員絶賛してますね。
でもジェームズ・キャメロンはすごいですね。97年の「タイタニック」以来の監督作品らしいですが、「タイタニック」では監督賞をはじめ11部門でオスカーを受賞しています。
劇場予告ではあまり見たくないなと思ってましたが、これは行かなくちゃいけませんね!
※先日のメルマガで阪神淡路大震災から20周年と書きましたが、「15」周年の間違いです。申し訳ございませんでした。
(裏)明日、明後日は東京の最高気温17度?
どうなっちゃってんの?