China Builds Great Wall of Chocolate
In preparation for the World Chocolate Wonderland, the first chocolate theme park in China due to open later this month, a team of Chinese confectioners have created a 10 meter-long replica of the Great Wall entirely out of chocolate.
■チェック
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・(the) Great Wall 万里の長城
・in preparation for ~ ~に備えて、~に向けて
・due to ~する予定である
・confectioner 菓子職人
・replica レプリカ、複製
■対訳
「中国、チョコレートで万里の長城を作製」
今月中にオープンする予定の中国初のチョコレート・テーマパーク『ワールド・チョコレート・ワンダーランド』 に向けて、中国の菓子職人チームが、チョコレートだけを用いて全長10メートルの万里の長城のレプリカを作製した。
■訳出のポイント
preparation は 「用意する」 「準備する」 という意味の動詞 prepare の名詞形。
そこで in preparation for ~ で 「~の用意で」 「~に備えて」「~に向けて」 という言い方です。
due to の後ろに動詞が続くときには、「~することになっている」「~する予定である」と いう言い方になります。
この場合、動詞の次に時期を表す表現がともなうことが基本なので、注意しましょう。
due to graduate next year 「来年卒業する予定である」、due to start in a few minutes 「数分後に始まるはずである」という具合です。
later this month は直訳すると 「今月の後(の方)で」。
当日より数日後から月末の間に起こることを記述するときに使われる言い方です。
日本語でいうと「今月中に」といった感じになります。
同様に later this week という言い方もよく使われるので、確認しておきましょう。
こちらも、(今日や明日ではないが)「今週中に」 というニュアンスです。
entirely は 「完全に」 「全く」 「もっぱら」 という副詞。
out of ~ は原材料を表す言い方です。
make、build、create などの動詞と共に用い、 「~を材料として」「~から(作られる)」 という意味になります。
そこで、(have created) entirely out of chocolate で「完全にチョコレート(のみ)を材料として作製した」 ということです。
このチョコ製万里の長城は、全長10メートル。
80トンのチョコを使用し、ブロックのつなぎ目にはホワイトチョコが使われています。
今月29日に北京でオープンする『ワールド・チョコレート・ワンダーランド』 では、万里の長城のほか、始皇帝の遺跡にある兵馬俑(へいばよう)や紫禁城などチョコで作られた数々の中国の観光名所のミニチュアが見られるということです。
■編集後記
万里の長城は長さ8851キロメートルの世界最長の人工的な建築物です。
秦の始皇帝の時代に建造が開始されたとされているが、明(みん)の時代(14~16世紀)にその多くが造られたとされています。
wikipediaによれば 「かつてはその長大さから 『宇宙から肉眼で見える唯一の建造物』 と言われ、中国の教科書にも掲載されていたが、実際には幅が細い上、周囲の色と区別が付きにくいため、視認するのはきわめて困難である。」とのことです。
(裏)朝6時で外気温15度。。。
なんやそれ!