毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

中国、世界第2の経済国か?

Pocket

China Likely to Become World’s Second Largest Economy

China announced on Thursday that its economy expanded by 8.7 % in 2009, likely leapfrogging Japan to become the world’s second largest economy behind the U.S.

■チェック

・expand  拡大する→成長する
・likely たぶん
・leapfrog  ~を追い抜く

■対訳

「中国、世界第2の経済国か?」

木曜日に中国は、2009年の経済成長率が8.7%と発表した。これで、中国は日本を追いて越し米国に次ぐ世界第2の経済国になる見込みだ。

■訳出のポイント

economy は 「経済」 ですが、the largest economy 「最大の経済国」 のように、「経済国」 の意味でも使われます。

そこで、(the) world’s second largest economy で 「世界第2の経済国」です。

expand は 「拡大する」 「膨張する」 など、規模や容量が大きくなることを表す動詞です。

英字新聞では経済が 「拡大する」 → 「成長する」 という意味でしばしば登場する単語となっています。

expand by _% で 「_% 拡大(成長)する」 という言い方です。

leapfrog はもともと子どもの遊びの 「馬跳び」 を指す名詞。

ここから(馬跳びのように)「飛び越す」 「追い抜く」 という動詞として使われます。

経済成長率は通常GDP(国内総生産)が基準となります。

今回の中国の発表では、2009年の第4四半期の前年同期比10.7%増と6四半期ぶりの2ケタを記録し、2009年通年の成長率を8.7%まで引き上げました。

日本の第4四半期GDPは2月15日に発表されますが、2009年度は前年にまして両国のGDPは肉迫する様相です。

おもしろいのは、海外のメディアでは、「中国が日本を追い越すことがほぼ確定した」 というニュアンスで報道されているのに対して、日本では、「GDPはドル換算で比較されるため、円高の恩恵で日本は2009年通年ではかろうじて2位を保つだろう」という予想が主流だということです。

いずれにせよ、”中国経済が世界第2位になりつつある” ことは確実で、それが数字として示されるのは時間の問題ということでしょう。

■編集後記

中国製というと、ややネガティブなイメージで取られますが、もはや経済大国となっているわけですから、自動車もパソコンも液晶テレビも、made in chinaでなくてはだめだよ、なんていう日がそう遠くない将来、来るのかもしれませんね。

(裏)昨日NY株は大暴落。
円高が進んでいます。
久々に90円割れ。

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク