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毎日1分!英字新聞 石田

亀田大毅、WBAフライ級の王者に

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Daiki Kameda Captures WBA Flyweight Title

Challenger Daiki Kameda beat champion Denkaosan Kaovichit of Thailand by unanimous decision to claim the WBA flyweight title on Sunday, joining his older brother Koki, the current WBC flyweight crown holder, as the first Japanese sibling pair of world boxing champions.

■チェック

・flyweight  フライ級の
・unanimous decision  (満場一致の)判定勝ち
・sibling  兄弟、姉妹

■対訳

「亀田大毅、WBAフライ級の王者に」

日曜日に挑戦者亀田大毅選手がタイ人チャンピオンのデンカオセーン・カオウィチット選手を全員一致の判定勝ちで下し、世界ボクシング協会のフライ級王座を獲得した。
亀田選手は、現WBC(世界ボクシング評議会)フライ級チャンピオンである兄の興毅選手とともに、日本人としては初めて兄弟そろっての世界チャンピオンとなった。

■訳出のポイント

WBA は World Boxing Association の略で 「世界ボクシング協会」。

プロボクシングの世界王座認定団体のひとつで、WBC ( = World Boxing Council)「世界ボクシング評議会」、IBF ( = International Boxing Federation)「国際ボクシング連盟」 WBO ( = World Boxing Organization) 「世界ボクシング機構」 などの元でもある最も古い団体です。

capture は 「捕える」 「獲得する」 という意味の動詞で、capture the title で 「タイトルを獲得する」。

今日のタイトルでは captures WBA flyweight title なので、「WBAのフライ級タイトル(=王座)を獲得する」 ということです。

また、本文の方では capture ではなく claim が用いられています。

こちらは 「主張する」 「断言する」 どの意味の動詞として知られていますが、 「獲得する」 の意味もあるので、claim the title も「王座を獲得する」 「優勝する」 という言い方です。

decision は 「決定」 「解決」 「決心」 などの意味で知られる名詞ですが、ボクシングなど格闘技では 「判定勝ち」 の意味で使われます。

unanimous は 「満場一致で」 「全員一致の」 という形容詞なので、by unanimous decision で 「全員一致の判定勝ちで」。

プロボクシングの世界王座戦では3人の judge 「副審」の採点によって判定が行われるので、3人の審判の判定が一致したことを意味します。

sibling は男女の区別なく 「きょうだい」 という意味の正式な語。

ただし、性別に関係なく使えて便利なため、最近では日常的にも使われるようになっています。

文後半の、joining his older brother Koki, the current WBC flyweight crown holder, as the first Japanese sibling pair of world boxing champions を直訳すると、「初めてのボクシング世界チャンピオンの日本人兄弟ペアとして、現WBCフライ級チャンピオンである兄の興毅選手に加わった」。

つまり、「現WBCフライ級チャンピオンである兄の興毅選手とともに、日本人としては初めて兄弟そろっての世界チャンピオンとなった」ということです。

■編集後記

亀田大毅のタイトルマッチは視聴率19%くらいあったようですね。
僕も観戦しました。。
判定で勝ったのはたいしたもんですが、やはり何か物足りない。。
互いにダウンすらないし、KOで勝ってほしいと思いました。
なんかこじんまり、きれいにまとまっているようなぁというか。
もっとこう破壊的で、血で血を洗う、鬼気迫るファイトが観たかったです。

(裏)今日は肉の日、ふぐの日、服の日、でしょうか。。

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