Princess Diana’s Black Gown Fetches £192,000
A black dress, worn by the late Princess Diana, when she made her first public appearance after she had engaged to Prince Charles, has sold for £192,000 at auction in London.
■チェック
!
・gown (女性用の床までの長さの正装用)ドレス
・fetch ~で売れる
・make one’s first public appearance 初めて公の場に姿を現す
■対訳
「ダイアナ妃の黒いドレス、19万2000ポンドで落札」
故ダイアナ妃がチャールズ皇太子との婚約後、初めて公の場に姿を現したときに着ていた黒いドレスが、ロンドンで行われたオークションで19万2000ポンド(約2500万円)で落札された。
■訳出のポイント
gown というとパジャマの上に着る 「室内着」 というイメージがあるかもしれません。
もちろん、この意味もあるのですが、英語の gown は裾が床につく長さの正装用のドレスのことでもあります。
ですから、「ウエディングドレス」 なども、 wedding dress ともいいますが、どちらかといういと wedding gown が一般的に使われます。
ちなみに dress は日本語の 「ワンピース」 にあたる英語です。
実は「ワンピース」は和製英語。英語では使わないので注意しましょう。
dress というのは、カジュアルなものでも正式なものでも、長さが床につかないもので、”ワンピース”(上下が分かれていない)になっている女性用の洋服を指します。
appearance は 動詞 appear 「現れる」 「姿を現す」 の名詞形で「姿を現すこと」。
make one’s appearance で 「姿を現す」 という句動詞になり、この基本形に様々な形容詞を加えることで応用することができます。
今日の場合は public appearance 「公の場に姿を現すこと」 とfirst appearance 「初めて姿を現すこと」 というふたつが同時に使われ、make one’s first public appearance 「初めて公式の場に姿を現す」という表現になっているわけです。
日本語では 「婚約指輪」 のことを 「エンゲージリング」 というので、engage が 「婚約」 という名詞のように思われるかもしれません。
実際は、engage は 「婚約する」 という動詞で、「婚約」 はengagement なので気をつけてください。
したがって、「婚約指輪」 も engagement ring です。
さて、動詞 engage は通常 engage to ~ 「~と婚約する」 という形で使われます。
そこで after she had engaged to Prince Charles で「チャールズ皇太子と婚約した後で」 ということです。
今回ダイアナ妃のドレスを落札したのはチリのファッション博物館。
博物館のオーナー男性は、ほかにもダイアナ妃のドレスをコレクションしており、「自分の死後は、すべてのドレスをダイアナ妃が生前に住んでいたロンドンのケンジントン宮殿に寄付する」と話しているそうです。
■編集後記
予想落札価格は5万ポンドだったといわれる今回のオークション、ダイアナさんがなくなったのは1997年。
それから13年たっても根強い人気があります。
さてこの黒いドレスを着て公の場に姿を表したのは1981年、ダイアナさんは19歳でした。
生きていれば今、48歳。
彼女の死については陰謀説も飛び交い真実は未だ闇の中です。。
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(裏)昨日は最高の天気の中のゴルフ。
しかし体調は最悪。。(汗)