Japan: Election Setback for DPJ
Japan’s ruling Democratic Party lost its majority in the upper house in elections on Sunday after voters rejected its proposed consumption tax rise.
■チェック
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・setback 敗北
・upper house 参議院
・voter 有権者
・proposed consumption tax rise 消費税値上げ案
■対訳
「日本、民主党が選挙で敗北」
日本の与党である民主党が、日曜日の参議院選挙で過半数を失った。
民主党の消費税値上げ案を有権者が拒否した形である。
■訳出のポイント
setback はもともと進歩などの 「つまずき」 「妨げ」 「後退」 といった意味の名詞。
ここから、「挫折」 「失敗」 「敗北」 という意味にも使われます。
そこで、タイトルの election setback とは 「選挙における敗北」ということです。
英字新聞では頻出なので復習になりますが、ruling party は 「与党」。
したがって ruling Democratic Party で 「与党(である)民主党」ということです。
voter は 「投票する」という動詞 vote に 「~する人」 という接尾辞-er がついたもので、「投票する人」 → 「有権者」。
consumption tax は 「消費税」 で、rise は 「上げること」 → 「増加」「値上げ」です。
よって consumption tax rise は 「消費税値上げ」。
また、その前についている proposed は 「提案する」 「提言する」という動詞 propose の過去分詞が形容詞化したもので、「提案されている」。
ただし、日本語訳としては、proposed aid 「提案されている支援」→ 「支援案」、proposed budget 「提案されている予算」 → 「予算案」のように、proposed ~ で 「~案」 となる場合が多い単語です。
今日の場合もその例にもれず、proposed consumption tax rise は「消費税値上げ案」 と訳すのが適切でしょう。
■編集後記
自民党時代の小泉さんを最後に本当にリーダーシップをとれる首相がいなくなりました。
期待の民主党も普天間基地移設問題で首相が窮地に立たされ自ら辞任し、その後、多少期待した菅首相も全くリーダーシップを発揮できず参院選大敗。
日本の政治は結局官僚が動かしているんだよなと改めて思います。
どの政党が政権を取ろうと、誰が首相になろうと、何も変わらないのではという非常に切ない気持ちになります。
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