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毎日1分!英字新聞 石田

中国、世界最大のエネルギー消費国に

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China Becomes World’s Top Energy Consumer

China has overtaken the United States to become the world’s biggest energy user for the first time, consuming 2.252 billion tons of oil equivalent of energy last year, about 4 percent more than the U.S.

■チェック

・energy consumer  エネルギー消費国
・overtake  追い越す
・oil equivalent  原油換算

■対訳

「中国、世界最大のエネルギー消費国に」

中国の昨年のエネルギー消費量が原油換算で22億5200万トンと米国を約4%上回り、初めて世界最大のエネルギー消費国となった。

■訳出のポイント

consumer は動詞 consume 「消費する」 に 「~する人」 の意の接尾辞 -er がついたものなので、通常は 「消費する人」 → 「消費者」。

ただし、今日の場合は個人ではなく国単位の話題なので consumer は「消費する国」 → 「消費国」 の意味になっています。

そこで、タイトルの world’s top energy consumer は「世界一のエネルギー消費国」。

これは、本文では world’s biggest energy user と言い換えられていますが、こちらも 「世界最大のエネルギー使用国」 =「世界最大のエネルギー消費国」 ということです。

equivalent は、equi- 「~と等しい」+ -valent 「価値がある」という成り立ちの名詞(および形容詞)で、「~に相当する価値がある」「~と同等である」 という意味です。

oil equivalent は直訳すると 「石油(原油)と同等の価値があるもの」。

つまり、「原油に換算したときに相当するもの」 という意味です。

したがって、2.252 billion tons of oil equivalent of energy は「原油換算で22億5200万トンのエネルギー」。

原油や石炭・原子力などすべてのエネルギー源を原油換算した消費量は、1900年初頭から約100年間、米国が世界のトップでした。

それが、国際エネルギー機関 (International Energy Agency = IEA) の報告によると、昨年の消費量では、中国が米国を追い抜き、初めて世界最大のエネルギー消費国になったというニュースです。

中国の消費量は、10年前には米国の約半分だったのが、その後毎年2ケタ増を重ねてきました。

また、世界的な景気後退で米消費量が急激に落ち込んだことで、これまでは 「5年ほど先」 とみられてきた米中逆転が一気に早まった形です。

いずれにせよ、中国の経済と製造業の急速拡大を象徴する数字といえるでしょう。

■編集後記

中国人というのはもともと商売人の気質に溢れているのですね。
世界中、どこへいっても(大きな都市なら)チャイナタウンはありますし、その市場はけっこう活気があります。
トロントのチャイナタウンに行った事ありますがここは中国かと思いました。
その中国は日本が高度成長をした60年代、文化大革命の真っ最中で、西欧的な知識や技術が抹殺されてきたわけです。
今はまさにその長いドローダウンからの反作用のごとく成長をしています。
世界の金融市場も上海株式市場の動向によって大きく影響を受けています。

★石田のツイート→ http://twitter.com/academiaj 100%フォロー返します
(アフィリのみ、過去ツイート0はNGです)
(裏)今日も暑いですねぇぇ~といっても会社から1歩も外には出ませんが。

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