毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

ヤフー・ジャパン、グーグル検索エンジン採用へ

Pocket

Yahoo Japan to Switch to Google’s Search Engine

Yahoo Japan, Japan’s number one Internet portal operator, said on Tuesday that it will adopt Google’s search engine and advertisement delivery system rather than Microsoft’s.

■チェック

・switch to ~へ切り替える、乗り換える
・adopt  採用する
・advertisement delivery system  広告配信システム

■対訳

「ヤフー・ジャパン、グーグル検索エンジン採用へ」

日本最大のインターネット・ポータル・オペレーターのヤフー・ジャパンは火曜日、マイクロソフトのものではなくグーグルの検索エンジンと広告配信システムを採用すると伝えた。

■訳出のポイント

switch はもともと電気機器の 「スイッチ」 「開閉(切替)装置」 という名詞。

ここから、「(電源を)入れる」 「オンオフする」「(スイッチを)切り替える」 という動詞としても使われるようになったものです。

もちろん、今では電源だけではなく 「~を切り替える」 「~を取りかえる」「~を交代する」 という一般的な動詞としてよく使われます。

adopt の語源は 「選んで採用する」 という意味のラテン語 adoptare 。

ここから、複数の選択肢から選んで 「採用する」 「導入する」 という意味の動詞 になっています。

ここでは、数ある検索エンジンの中から “グーグルを選んで採用する”ということです。

rather than ~ は 「~よりはむしろ」 「~よりかえって」 →「~ではなくて」 という表現。

ここで注意したいのは、rather than Microsoft’s の後ろにはsearch engine and advertisement delivery system が省略されていることです。

したがって、 「マイクロソフトのもの(=検索エンジンおよび広告配信システム)ではなく」 となります。

ヤフー・ジャパンはソフトバンクが筆頭株主で、米 Yahoo! は第二位株主。

米 Yahoo! は、すでにマイクロソフト社の検索エンジンおよび広告配信システム採用を決定していることから、ヤフー・ジャパン(=ソフトバンク)は独自の道を選択したことになります。

ヤフーは現在、米ヤフー開発の検索エンジンを基盤とし、日本語や日本の市場環境に合わせて改良した検索サービスを提供しています。

しかし、世界的に圧倒的なシェアを握るグーグルに比べると、技術開発力・インフラ規模・スピードなどの点でかなり劣るといわれています。

とくに、最近はミニブログ 「ツイッター」 のようにリアルタイム性の高い情報に対する検索ニーズが高まっていますが、グーグルに比べてヤフーの対応が遅れている点も指摘されています。

日本での検索シェアは現在ヤフーが5割、グーグルが4割弱。

今回のヤフーの判断によって、日本の検索市場の大半をグーグルの技術が占める可能性が出てきました。

■編集後記

僕が運営する会社(アカデミアジャパン株式会社)は、SEO(エスイーオー)といって検索エンジン上位表示をお客に提供するサービスをしています。
それまでヤフー対策とグーグル対策は異なった手法をとっていましたが、これでグーグル対策一本に集中できます。
しかし同時に多くのライバルがグーグル対策一本で集中しますので競争の激化になること必至です。

★石田のツイート→ http://twitter.com/academiaj 100%フォロー返します
(アフィリのみ、過去ツイート0はNGです)
(裏)大阪から東京へ戻りました。
明日からバリです!

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク