Russian Contestant Dies in Finnish Sauna Championships
The annual Sauna World Championships in Finland has ended in tragedy when a Russian finalist died after collapsing with burns.
■チェック
!
・contestant 出場者、競技参加者
・end in tragedy 悲劇に終わる
・collapse 倒れる、卒倒する
・burn ヤケド
■対訳
「フィンランドのサウナ選手権、、ロシア人参加者が死亡」
フィンランドで毎年行われるサウナ世界選手権で、ロシア人参加者が決勝でヤケドを負って倒れた後に死亡するという悲劇が起った。
■訳出のポイント
動詞の後ろに付けて、「~する人」 という名詞を作る接尾辞としては -er がもっともよく知られています。
teach 「教える」 → teacher 「教える人」 = 「先生」 「教師」、という具合です。
今日は、同様の接尾辞で -ant が登場しているので、一緒に確認しておきましょう。
つまり、タイトル中の contestant は contest 「~と争う」「競争する」 「コンクールに出場する」 + -ant で「~と競争する人」 「コンクール(競技会)に出場する人」 →「(競技会)出場者」 「参加者」ということです。
annual は 「毎年の」 「毎年恒例の」 という形容詞。
ここでは、the annual Sauna World Championships in Finland で「フィンランドで毎年行われるサウナ世界選手権で」 と訳しています。
tragedy は 「悲劇」 で、end in ~ が 「~の結果になる」「~に終わる」 という句動詞なので、end in tragedy で「悲劇の結果になる」 「悲劇に終わる」 という言い方になります。
burn は 「燃える」 「燃やす」 「焼く」 といった動詞としてよく知られていますが、「ヤケドさせる」 という意味にもなります。
したがって、日本語の 「ヤケドをする」 は burn oneself といい、I burned myself. 「(私は)ヤケドをしてしまった」 のように使います。
ここから、burn は名詞としても 「焼くこと」 という意味のほかに、「ヤケド」 あるいは 「日焼け」 などを指して使われるので、注意しておきましょう。
フィンランドのサウナ世界選手権は1999年から開始され、12回目の今年は世界各国から135人が参加しました。
室温摂氏110度のサウナにどれだけ長時間耐えられるかを競う大会だそうです。
しかし、今大会では決勝開始から約6分後に、ロシア人男性とフィンランド人男性が倒れ、病院に運ばれ、その後ロシア人男性は死亡したというニュース。
主催者側は安全上の規則を順守していたといっていますが、現在警察が調査をしているところです。
先日は猛暑によってモスクワでスモッグ被害が出ているという話題が登場しましたが、フィンランドでも記録的な暑さが続き、大会当日の気温は32度だったそうです。
病院に搬送されたもう1人のフィンランド男性は、同大会で過去5回の優勝経験を持っており、決勝の前に「今年のサウナは異常に熱い」 と話していた、との報道もあります。
■編集後記
人間の限界に挑戦する争いごとって危険ですね。
確かフィンランドはサウナ風呂発祥の地です。
フィンランドに行くと各家庭にサウナがあるって聞いたことありますが本当でしょうか。。
★石田のツイート→ http://twitter.com/academiaj 100%フォロー返します
(アフィリのみ、過去ツイート0はNGです)
(裏)サウナの後の水風呂は最高。
水風呂苦手な人を横目に優越感も。