Runway at World’s First Spaceport Opens
Commercial space travel has moved a step closer to realization when the runway at the world’s first spaceport was unveiled in the southern New Mexico desert in the U.S. on Friday.
■チェック
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・runway 滑走路
・spaceport 宇宙旅行基地
・commercial space travel 民間宇宙旅行
・move a step close to realization of 実現にもう一歩近づく
■対訳
「世界初、宇宙旅行基地の滑走路を公開」
金曜日、米国ニューメキシコ州南部の砂漠にある世界初の宇宙旅行基地で滑走路が公開され、民間宇宙旅行の実現がまた一歩近づいた。
■訳出のポイント
spaceport は文字通り 「宇宙港」 で、もともとは 「宇宙船基地」「宇宙基地」 の意味で使われています。
今日の記事の the world’s first spaceport は米ニューメキシコ州で建設が進められているSpaceport America 「スペースポート・アメリカ」のことで、Virgin Galactic による民間宇宙旅行の基地となりものです。
こういった経緯から、spaceport もここでは 「宇宙旅行基地」としています。
move a step close ~ で 「~にもう一歩近づく」「~に向けてまた一方前進する」 という言い方です。
ここでは、realization 「実現」 を用いて、move a step closer to realization で 「実現にもう一歩近づく」 という言い方になっています。
英字新聞超頻出の重要動詞 unveil が今日も登場しています。
un- 「はずす」 + veil 「覆い」 「ベール」 という成り立ちで、「ベールをはずす」 → 「明らかにする」 「公表(公開)する」 という意味。
しっかりと再確認しておきましょう。
ヴァージン・ギャラクティック社の宇宙船 「スペースシップツー」 が人間を乗せての単独飛行実験に成功したのが、つい10日前のことでした。
今回は世界初の民間宇宙旅行基地 Spaceport America で滑走路が完成し、初公開された、というニュースです。
ヴァージン・ギャラクティック社によると、あと18ヶ月でcommercial spaceship 「商用宇宙船」 による宇宙飛行サービスが開始されるとのこと。
いよいよ宇宙旅行時代の到来となるのでしょうか?
同社の有人宇宙船 「スペースシップツー」 の搭乗チケットの販売価格は20万ドル(約1600万円)とかなり高額ですが、宇宙旅行の第一弾には、すでに約360人が搭乗予約をしているそうです。
日本人としては、元ライブドア社長の平松庚三さん、IT企業勤務の稲波紀明さんが、ヴァージン・アトランティック社による最初の宇宙旅行者としてその日を待っています。
■編集後記
宇宙旅行をするといえば20億円くらいかかるので、20万ドルといえばその100分の1です。
ヴァージンアトランティック社は航空会社です。
創業者であるリチャードブロンソンは20歳でヴァージンレコード、34歳でヴァージンアトランティック社を立ち上げてます。
2004年、54歳のときヴァージンギャラクティックを立ち上げ、宇宙産業に乗り出しています。
1991年、熱気球で太平洋横断をしています。
(裏)池田2連覇おめでとう。
これで日本男子ツアーますます面白くなってきました!