Three Missing after U.S. Osprey Crashes off Australian Coast
Three people are missing after an MV-22 Osprey, belonging to the US Marines based in Okinawa, Japan, crashed off the Australian coast during a joint military excise with Australian Forces on Saturday.
■チェック
・crash 墜落する
・belong to the US Marines 米海兵隊に所属している
・based in ~を拠点(本拠)としている
・joint military excise with Australian Forces
豪州軍との合同軍事演習
■対訳
「米軍オスプレイが豪州沖で墜落、3人不明」
土曜日に、日本の在沖縄米海兵隊所属の MV-22 スプレイが、オーストラリア軍との合同軍事演習中に豪州沿岸沖で墜落し、3人が行方不明になっている。
■訳出のポイント
off ~ は 「~ 沖の」 「~沖で」 の意。
off (the) Australian coast で
「オーストラリア沿岸沖で」 「オーストラリア沖で」
ということです。
belong to ~ は 「~に属する」 「~に所属する」 という言い方。
コンマにはさまれた
belonging to the US Marines based in Okinawa, Japan
の部分は、
直前の an MV-22 Osprey を説明する文節になっています。
つまり
「日本の沖縄を拠点とする米海兵隊に所属する(MV-22 オスプレイ)」
→
「日本の在沖縄米海兵隊所属の(MV-22 オスプレイ)」
というわけです。
force はもともと、物理的な 「力」 「強さ」 を意味する名詞。
ここから、「軍事力」 「兵力」 「武力」 の意でもしばしば使われる単語で、この場合は、the forces のように表されるのが通例です。
今日の本文では、
Australian Forces で
「オーストラリア軍」 「豪州軍」
ということです。
5日午後、オーストラリア東部沖で在沖縄米海兵隊所属の新型輸送機オスプレイの事故があり、海兵隊3人が行方不明になっているというニュース。
米海兵隊の発表では、
mishap 「不幸な出来事・事故」 「災難」
という言葉がさかんに使われている一方で、英文メディアでは、
crash 「墜落」
という言葉が用いられている点が興味深いです。
米軍のオスプレイをめぐっては、今回と同じ海兵隊仕様の MV-22 が2016年12月に沖縄県名護市沖に不時着し大破する国内初の重大事故が発生。
オスプレイは米軍の新型主力輸送機で、プロペラを上向きと前向きに変換ができ、ヘリコプターのような垂直離着陸と、飛行機のような水平高速飛行の両方が可能となっています。
開発期から墜落事故が続いたため、widow-maker との異名も・・・
widow は 「未亡人」 なので、
widow-maker は直訳すると 「未亡人を作るもの」。
つまり、
「男性(=人)を急な死に至らせる危険なもの」
の意味ですね。
■編集後記
松山英樹が準メジャーに位置づけられているWGCブリジストンインビテーショナルに優勝しました。これについては明日詳しくお届けします。
ただ優勝会見、できれば英語で返して欲しかったですね。
彼は仲のいいプレイヤー(リッキー・ファウラーなど)とは時々英語で話しているのを見かけますのでコミュニケーションはできるはずです。
今日、通訳がついてましたが通訳はかなり大胆にまとめて松山に伝えてました。
あれは裏を返すと、松山は相手の言っていることをある程度理解できていることを知っているからだと思いました。
まあ、あと3年くらいアメリカにいれば完全に話せるようになっていると思います。
青木功はアメリカのシニアツアーにいるとき、完全なジャパニーズイングリッシュでインタビューに応じていました。
というか青木の場合、特殊な才能があり、どんな人間でも英語で話しかけていくという。
当然文法なんてめちゃくちゃです。
以前青木とグレッグ・ノーマンが会話をしているのを解説者の戸張捷が見ていた。
青木は日本語で、ノーマンは英語で話していて完全にコミュニケーションが成立しているのを見て驚いたといいます(笑)
でも言葉ってそんなもんじゃないですか?
伝えたいことがある。それが相手に伝われば良いのですよね。
あまり難しく考えず、もっと軽い気持ちで英語学習を進めてみれば良いと思います。
(裏)夏本番ですが九州、四国地方の台風の被害が気になりますね。