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毎日1分!英字新聞 石田

携帯電話を宇宙に?

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Mobile Phone to Blast into Space?

A team of British engineers is planning to blast a mobile phone into space to test the capability and durability of today’s smartphones in the most challenging environment.

■チェック

・blast into space  宇宙へ飛ばす
・capability  機能、性能
・durability  耐久性
・challenging environment 厳しい環境

■対訳

「携帯電話を宇宙に?」

英国のエンジニア・チームが、携帯電話を宇宙へ飛ばすことを計画している。
今日のスマートフォンの最も厳しい環境における性能と耐久性を検証するのが目的だ。

■訳出のポイント

動詞 blast は 「爆破する」 の意。

ここから、ロケットなどを爆音とともに 「打ち上げる」 「飛び立たせる」という意味でもしばしば使われる語です。

そこで、blast into space で 「宇宙へ打ち上げる」 「宇宙へ飛ばす」ということです。

test はいわずと知れた日本語の 「テスト」 の語源で、「検査」 「試験」という名詞としておなじみです。

しかし今日は、動詞として 「テストする」 「検査する」 「検証する」の意味で登場しています。

動詞 challenge は 「挑む」 「挑戦する」 「挑発する」。

そこで、この challenge の現在分詞が形容詞化した challenging は「挑発的な」 「挑戦的な」 の意になります。

肯定的なニュアンスの場合は、日本語の 「やりがいのある」 「魅力的な」に近い意味として使われ、逆に否定的なニュアンスの場合は、「困難な」「きつい」 「厳しい」 といった意味合いになります。

そこで、今日の the most challenging envirnment はもちろん space 「宇宙」 のことであり、携帯電話にとっては 「最も厳しい環境」 ということです。

宇宙へ飛ばすことが計画されている携帯電話は、Google の OS Android を搭載したスマートフォンですが、どのモデルかなどの詳細は発表されていません。

これまでにも、気球を使って高度における携帯電話の機能を検証した実験はありましたが、宇宙へ飛ばすのは初めてということです。

この計画では、地表数百キロ上空の軌道にのせた携帯電話を用いて30センチ角の衛星を制御し、地球の写真を撮るという実験が予定されているそうです。

■編集後記

宇宙に携帯電話を飛ばしても、うーん、おそらく同じ環境で自分が使うことはないと考えるとどうでもよいことのように思えますが、あと100年もすれば宇宙ステーション間で携帯電話をかけあうような時が来るのでしょうか。
あるいは宇宙に滞在している家族と地球間で。。

(裏)霧島山の噴火の映像、すごいです。
まさに地球は生きてる!

実感。

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