Six Exoplanets around Far-flung Star Discovered
NASA astronomers discovered six planets orbiting a sun — a similar planetary system to ours — 2,000 light-years away.
■チェック
!
・exoplanet 太陽系外惑星
・far-flung 遠方の
・astronomer 天文学者
・orbit 周りを回る、周回する
・planetary system 惑星系
・light-years 光年
■対訳
「遥か彼方の恒星を回る惑星6個を発見」
NASA の天文学者らが、2千光年離れた彼方に太陽のを周回する6個の惑星を発見した。
我々の太陽系に似た惑星系だ。
■訳出のポイント
star というと一般的に 「星」 ですが、天文学用語としては 「恒星」 になります。
そして、恒星の周りを回る 「惑星」 は planet です。
また sun は我々太陽系の 「太陽」 という意味で使われる場合は固有名詞であり、the sun あるいは the Sun と記されます。
しかし、今日の記事のように、惑星系の中心的な星という意味の一般名詞としての 「太陽」 の意味にもなります。
ですから、ここでは a sun と不定冠詞とともに用いられているわけです。
astoronomer は 「天文学者」。
astro- は 「星」 「天体」 という意味の接頭辞なので、astro- で始まる言葉はたいてい 「星」 や 「宇宙」 に関連しています。
astronaut 「宇宙飛行士」 はその代表といえます。
a similar planetary system to ours の ours は our (soloar) system と考えましょう。
つまり 「我々の(太陽)系に似た惑星系」 ということです。
NASA の研究チームが、地球から約2千光年離れた、太陽のような恒星に6個の惑星があるのをケプラー宇宙望遠鏡で発見したというニュースです。
太陽系外の恒星で見つかる惑星 exoplanet は1~3個の場合が多く、6個も見つかったのは今回が初めてだそうです。
今後の詳細な観測によって、惑星の形成過程の解明が進むことが期待されます。
■編集後記
先週、タイのバンコクに滞在してたのですが、タイは観光客相手以外ほとんど日本語が通じない世界です。
タクシーの運転手でさえ、英語をさっぱり読めない、話せない、という人がたくさん。
バンコクの繁華街を歩くと昼間から外国人観光客がたくさん。もう日本の比ではないです。
僕はほぼタクシーで移動していましたが、 乗車前に speak English? と必ず聞きます。
そしてNoと返ってきたらそのタクシーはパスです。
2011年度より小学校5、6年生で週1コマ英語学習が必修となります。
大手企業では英語公用語化がどんどん進んでいます。
シャープの研究開発部門では海外とのビジネスチャンスが多く英語公用語化を決定しています。
世界28カ国で事業展開しているグローバル企業である日本電産は課長代理以上の管理職への昇進に関し、2015年から外国語を1カ国語習得することが義務化したことを明らかにしています。
さらに2020年には部長級への昇進に2カ国語の習得を義務付けているという。
今後その将来が全く不透明な日本経済、英語力を高めることは他のなによりも優先されなくてはなりません。
(裏)昨日、皇居を2周、ウォーキング。
最初は反時計周り、次は時計回りで。